Node.jsによるReverse Proxy実装をGoでリプレイスした話
技術本部 Bill One Engineering Unit(以下、Bill One EU)の川原です。23卒としてSansan株式会社に入社し、インボイス管理サービス「Bill One」の開発をしています。今回はNode.jsによるReverse Proxy実装をGoでリプレイスした話をします。
続きを読むiOSエンジニアの堤です。先日3月28日に開催された弊社主催のLTイベントで、「WhisperKitがだいぶ良いので紹介する」というタイトルで発表しました。
スライドはこちら:
本記事は、同発表をベースとしつつ、(LTでは時間が足りないので)発表ではカットした内容を盛り込んで記事として再構成したものになります。
続きを読む技術本部 Mobile Applicationグループ所属の大塚です。
名刺アプリ「Eight」のAndroidアプリの開発と、営業DXサービス「Sansan」とEightの両プロダクトをまたぐプロダクト横断チームの一員として、モバイル領域の中長期的な技術的課題の解決や、PoCの開発を担当しています。
今回は、昨年9月にリリースしたEightのタッチ名刺交換機能の品質調査でBigQueryを利用する機会があったため、弊社の事例を参考に分析方法を共有します。
続きを読むこんにちは、Sansan Engineering Unit マスターデータグループの金子です。
私たちが開発しているシステムの中に、MongoDBを採用しているシステムがあります。私自身NoSQLを使用しているシステムの開発に携わるのは初めてなので、毎日いろいろな学びを得ています。 ある時、そのシステムで大量のデータをDBに書き込む処理を行うと、MongoDBのoplog関連のエラーが出てしまったことがありました。今回はその時の原因と対応について紹介し、MongoDBのoplogについて理解を深められた話をします。
続きを読むこんにちは、技術本部 Mobile Applicationグループで iOSアプリケーション開発しています。武田です。
2月29日にAppleから発表がありました。それは5月1日からPrivacy Manifestsに対応していないアプリはアップデートができなくなる、という内容です。これに向け、営業DXサービス「Sansan」のiOSアプリでもPrivacy Manifestsに対応中です。本記事ではその対応の詳細と対応中に詰まったことをご紹介します。
やることは大きく次の2つです。
1. アプリでPrivacy Manifests対応をする
2. サードパーティSDKをPrivacy Manifests対応バージョンに上げる*1
Privacy Manifests対応で何をするのか、その調査に関しては以前投稿した記事をご参照ください。
buildersbox.corp-sansan.com
それぞれ詳しく解説します。
*1: Appleの発表によると対象は 一般的に使用されているサードパーティSDKです。しかしアップデート不可になってしまうというリスクの大きさから、Developer Forums でのDTSエンジニアの回答を参考に、全てのサードパーティSDKに対応する方針を採りました。
技術本部 研究開発部 Architectグループの島です。見習い12年目です。
今回は、当社のデータ化技術の粋である「NineOCR」について、そのインフラ・デプロイの基盤を刷新したお話をします。NineOCRに関しては、以下の記事などをご参照ください。 buildersbox.corp-sansan.com
ということで「NineOCR」をテーマに以下の2回に分けて記事にする予定です。今回は前編、技術選定の過程です。
タイトルに「刷新」と華々しく書いていますが、プランが二転三転した末の着地だったりします。本記事である技術選定編の結論を先に言ってしまえば、結局インフラは変えないことになりました。きっとこの過程が何らか役立つこともあろうかと思い、ここに記します。
ただし終わってみれば、出来上がりには満足しています。良い意味で「枯れた」技術だけで構成でき、単純明快な構成で使い勝手も良く、Compute Engineで十分戦えることが示されました。
続きを読む© Sansan, Inc.