Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

技術書典5に出展しました

はじめまして。Sansan事業部 プロダクト開発部の高橋洸です。

10/8 に行われた 技術書典5 で同僚の加畑くん、そして元同僚の菅井くんと本を出した話をします。なお業務とは無関係で、完全に趣味として参加しました。

技術書の内容については触れません。以下に沿って述べていきます。

  • 技術書典って?
  • お祭りのような当日の雰囲気
  • 当日までの取り組み
  • 技術書典を終えて

技術書典って?

一般的なITエンジニアや学生が、自分で書いた本などを展示してその場で売るイベントです。コミックマーケットをご存知の方は、それのIT技術書バージョンと思っていただけるとよいです。

展示される本の種類は様々。大手出版社が発行するものではないものが大半であるため、非常にニッチな内容であったり、著者の個人的な思想が色濃く出たものであったりするものが多いです。

そんなイベントにわざわざ本を買いにくる人いるの? と考える方もいると思います。しかし、前回の技術書典4では会場キャパシティを遥かに超える来場者が詰めかけ、なんと入場で2~3時間待ちだったとか。技術好きにとっては一大テーマパークも同然なのです。

お祭りのような当日の雰囲気

当日はまさにお祭りでした。出展者 (約470グループ!) は先に入って準備を行い開場を待ちます。

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見本誌。素敵な表紙は弊社デザイナーの吉田さんに作っていただきました。

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Google Cloud Next '18 Tokyo で、あのグレゴールさんにお会いしました

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CTO の 藤倉 です。

当社のデータ統括組織である DSOC にて Google Cloud Platform の利用を開始したことをきっかけに、先日開催された Google Cloud Next '18 Tokyo の基調講演に登壇させていただきました。また、会期中にはそれ以外にもとても貴重な経験ができたので、それらについてレポートしたいと思います。

基調講演

今回登壇させていただいた Google Cloud Next は本当に大きなイベントで、今年は会場もザ・プリンスパークタワー東京と東京プリンスホテルの二箇所を使い、二日間に渡って開催されました。来場者は二日間で 2 万 4 千人も集まったとのことです。基調講演は二つの会場を同時中継でつないで行われました。私には、当然これまでにそんな大舞台に上がる経験があるはずもなく、とても緊張しました。

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デブサミ関西2018にて、大阪開発拠点の活性化への取り組みの話をしてきました。

Sansan事業部の大西です。

私は現在、Sansan事業部のプロダクト開発部に所属しており、部の組織作りの役割を担っています。

9/28(金)に実施されたデブサミ関西で登壇してきましたので、その紹介になります。

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登壇に向けて

大阪の開発拠点ができて、1年9ヶ月経過したタイミングでの登壇でした。

僕自身は、今年の6月から部全体の組織作りの役割を担い、新しい役割が忙しすぎるので9月からは大阪のチームから完全に離れました。

そのため、登壇に向けては、僕自身が拠点立ち上げでやってきたことに対するひとつの区切りになるという思いがありました。

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【つながりに効く、ネットワーク研究小話】vol.4 「類は友を呼ぶ」の科学

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 Sansan DSOC研究員の 前嶋 です。「つながりに効く、ネットワーク研究小話」の第4回です。
 これまで解説してきた通り、ネットワーク理論の特徴は、私たちのつながりの構造的な側面を捉えるという点にあります。しかし、時として「どのような人がどのような人とつながっているか」というような質的・属性的な側面を考えることもあります。今回の記事では、その一例として「ホモフィリー(homophily)」という現象を紹介します。

ホモフィリーという概念

 ホモフィリーとは、「類似した人々の間の接触は、類似していない人々の間の接触よりも、高確率で発生するという原理」(McPherson et al. 2001: 416)のことです。”homo-”は、「類似した、同一の」という意味を表す接頭辞、”-phily”は「愛着、親近感」という意味を表す接尾辞です。もちろん、このような現象は直感的に明らかで、日本語にも「類は友を呼ぶ」ということわざがあるほどです。ネットワーク研究の世界でも、既に1950年代からこの現象の存在が定量的に示されており、今に至るまで多くの研究が行われています(Lazarsfeld and Merton 1954)。

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エンパワーメント・リスニング〜Engineering Manager研修

こんにちは。VPoEの宍倉です。

今年の6月に今までの開発体制を見直し、新たにCTOとVPoEというポジションをつくりました。
組織改革の理由は後述しますが、今回は同時に新設したポジション、Engineering Managerに関する取り組みを紹介します。

Sansanには大きく5つの部門にエンジニアが在籍しています。事業を推進するSansan事業部プロダクト開発部とEight事業部、名刺データの入力と分析・活用を担当するDSOC、社内の情報セキュリティを専門に担当するCSIRT、社内のネットワークなどインフラ面をサポートするITIDがあります。

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Engineering Managerは各部門でエンジニア組織の支援を行い、エンゲージメント・生産性向上の役割を担います。Engineering Managerは、部門の業務を遂行する上で必要なエンジニアの組織づくりや、メンバーとのコミュケーションを行います。

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コミュニケーションをデザインする

こんにちは。
ブランドコミュニケーション部デザイナーの吉浦です。

普段は主にイベントクリエイティブに携わり、Webサイトの構築からDM、ポスター、ブース装飾、配布するノベルティグッズデザインまで幅広く手がけています。

社内のノベルティ
社内のノベルティ
 

今回は自身が手がけるクリエイティブとコミュニケーションについて紹介したいと思います。

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【お知らせ】イベント「Sansan Builders Box」を開催します!

こんにちは。Sansan Builders Box 編集部の鈴木です。いつも Sansan Builders Box をお読みいただきありがとうございます。


このブログでは、Sansan のものづくりを支える技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信していますが、来たる11月10日に本ブログと同目的かつ同名の「Sansan Builders Box」というカンファレンスイベントを行うことになりました!

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Sansan Builders Box

jp.corp-sansan.com

  • 日程:2018年11月10日(土)
  • 開催時間:13:00〜19:00(12:30より受付開始)
  • 会場:表参道ヒルズ


このブログに寄稿しているメンバーをはじめ、多くのSansan社員が登場します。イベントサイトから参加のお申し込みができますので、ぜひご登録ください。

講演情報についても、後日こちらのブログでご紹介する予定ですので、お楽しみに!

みなさまのお申し込みをお待ちしております。

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