Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

「第一回SIL勉強会 自然言語処理編」を開催しました

こんにちは、DSOC R&Dグループ研究員の奥田です。一番好きな京都のお土産は阿闍梨餅です。

先日「第一回SIL勉強会 自然言語処理編」という勉強会を京都で主催しましたので、その様子をご紹介致します。

SIL勉強会とは

Sansanでは数年前から京都にオフィスを構えており、画像処理の研究員2名がフルリモートで働いております。昨年この京都オフィスを改装したことをきっかけに、京都での技術者を繋げてコミュニティを活性化していきたいという理念のもと、定期的に勉強会を開催していくことになりました。

勉強会のタイトルに付いているSILとは「Sansan Innovation Lab」の略で、京都の町家を改装して作られた弊社Sansanのオフィスのことです。会場としてそのオフィスの一角を使ったのですが、勉強会の会場が畳というのはなかなか珍しいのではないでしょうか?

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ちなみにオフィスの表はこんな感じです。オフィス感がゼロなため、当日参加された皆様はどこに入り口があるのか戸惑っていらっしゃるようでした……🙇‍♂️。

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今回はその第1回目ということで、自然言語処理というトピックで私を含む4名の方に登壇いただきました。

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【Techの道も一歩から】第17回「チームで社内データアクセスライブラリを作った話」

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こんにちは。 DSOC R&D グループの高橋寛治です。

光陰矢のごとしとはまさにこのことで、気づけば入社して2年が経とうとしています。 今でこそある程度わかってきましたが、入社当初はどこにどんなデータがあり、どのようにアクセスするのかよくわかっていませんでした。

知らないことを知るということは非常に難しく、「それさぁ。早く言ってよ〜」とどこかで聞いたことのあるようなフレーズをぼやくのは簡単なのです。 しかし、そういった事態を避けるために情報を共有しようとしますが、実際には非常に難しく感じます。 何を伝えるべきか選ぶのが難しかったり、伝えても覚えきれなかったりします。 おそらく自分自身も共有できていない情報がたくさんあります。

こういった問題を軽減しR&D グループでの研究開発活動を加速させるために、データアクセスライブラリを作って便利になった話をします。

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技術 Podcast はじめました

高橋洸です。

先日予告した 技術 Podcastを公開しました。

前回の反省を生かし、ハリのある発声を心がけて収録に臨みました。まだまだ滑舌に改善の余地はありますが、今後の成長にご期待ください...!

また、前回よりも話題を絞ってみました。いざ始めてみると色々話したいことがでてきて、とくに 8:15 頃からのタスク管理の話はさくっと終わらせるつもりだったのですが思いのほか盛り上がっています。

soundcloud.com

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取扱説明書の魅力 - 取説を「楽しむ」ために

こんにちは、ブランドコミュニケーション部・テクニカルライターの五味春香です。
新卒で取扱説明書の制作会社に入り、いろいろなメーカーの取扱説明書を作っていました。
現在はSansan株式会社で、クラウド名刺管理サービス「Sansan」のヘルプページの編集や校正に取り組んでいます。


さて、最近は直感的な操作ですぐに使える家電製品が多くなりましたが、皆さんはその取扱説明書って読んでいますか?
(これ以降、特記がない限り、ハードウエアとソフトウエアの両方を指して「製品」、紙の取扱説明書とウェブやアプリのヘルプページの両方を指して「取説」と呼びます)

私は取説が大好きで、ハードウエア・ソフトウエアに限らずどんな製品でもだいたい取説には目を通してしまいます。
でも読まずに捨ててしまう人や必要ないと感じている人も多いようで、日陰の存在になっているのを残念に思っています。
今日はあまり省みられることのない取説について、その魅力と楽しみ方をご紹介します。

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Go × WebAssemblyで電卓のWebアプリを作ってみた

はじめに

こんにちは。プロダクト開発部のWebエンジニアの荒川です。部内では最年少のエンジニアで、普段はSansanスマートフォン向けアプリのサーバサイドエンジニアをやっています。

今回は業務とは関係ない技術の話をします! 普段はC#を書いてますが、今回はGoを使って何かアプリを作りたいと思いました。 また以前からWebAssemblyの技術に興味を持っており、単純に面白そうなので試したいなと!

そこでGoとWebAssemblyを使って、シンプルなWebアプリ(電卓)を開発します。*1

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ソースコードはこちらからどうぞ。 github.com

*1:電卓にした意味は特にない

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▲The Prism of Creativity ▽ vol.2 開放性というバロメーター[心理学編]

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こんにちは、DSOC研究員の西田です!

最近、COMME des GARCONS の2019SSのバラ柄のカットソー&レギンスがお気に入りで、ヘビロテしています。でも、それがはたから見るとタトゥーに見えるらしく、社内の人からは「タトゥー入れたんですか?」とか「タトゥーに見えますね!」と声をかけられますが、タトゥーは入れたくない派です。


さて、前回のブログの通り、本ブログでは心理学、経済学、社会学・経営学、機械学習の4つの切り口から、クリエイティビティの研究について紹介します。今回は心理学編として、どういったパーソナリティがクリエイティビティの発揮につながるのかについて研究をご紹介したいと思います。

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技術 Podcast はじめます

高橋 洸です。近日 Sansan の非公式 *1 Podcast を公開します。

始めることにした背景などは Podcast 内でも話すつもりですが、主に以下の 2 つです。

  • 楽しそう
  • 技術的な広報ができそう

社内メンバー数名に声をかけたところ、面白そうじゃん!と盛り上がり、早速企画することになりました。

内容は、技術のこと、技術と関係ないことを好き勝手に話すというものです。 Sansan エンジニアはもちろん、いずれは非エンジニア職の方や非 Sansan 社員の方にも出演いただくかも......?

トークテーマとしては以下のようなものを検討中です。

  • 新規サービスのアーキテクチャの話
  • 社外イベントに登壇した話
  • PostgreSQL の実装の話
  • エンジニアのキャリアの話
  • 技術スキルを効率的に身につける話
  • 好きなラジオの話

また、非公式と言いながらもせっかくなのでロゴとか作りたいよねということで、社内のデザイナーさんにお願いしたところ、最小工数で最高品質のものを作っていただきました!ぜひ公開をお楽しみに。


......というわけで「Podcast はじめます」エントリでしたが、当初の予定だと「Podcast はじめました」エントリになる、はず、でした。

数週間前、我々は意気揚々と第1回を収録し、編集したものを聞いてみました。そしたら、なんとまあ衝撃的な滑舌の悪さとテンションの低さと内容のグダグダっぷり。

こいつは世に出していい代物じゃない。我々はそう判断しました。

そんな苦い経験を経て、真の第1回の収録を先日おこないました。果たしてその質は我々を満足させられるのか。第1回は本当に配信されるのか。乞うご期待。

*1:公式ブログで非公式の話をするのも不思議ですが......

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