Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

企業研究に特化したカンファレンスCCSE2019にDSOCが参加しました

こんにちは、DSOC R&Dグループ研究員の 奥田 です。東大本郷キャンパスに来ると、「ひろ武」という閉店してしまった中華料理屋さんを思い出します。

この記事では、7月13日に開催されたCCSE2019に参加/登壇してきた内容をお届けしたいと思います。今回はSansan株式会社としてスポンサーさせていただくと同時に、トークメインセッションで弊社取締役の常楽が登壇するほか、個別セッションでは西田、戸田、奥田の3名が登壇いたしました。また、スポンサーブースも展示させていただきました。

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R&D サービスを ECS/Fargate に移行した

DSOC R&D アーキテクトの鷹箸です。

今回は、R&D が提供している一部サービスを EC2 での運用から ECS/Fargate に移行した話をします。

R&D では研究開発したものを Sansan や Eight に WebAPI として提供しており、現状稼働している様々なサービスの基本的な構成は EC2 に WebAPI を立てて、手動で必要に応じたスケーリングを実施しています。

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【つながりに効く、ネットワーク研究小話】vol.10 闇のネットワーク、どこまで迫れるか?(後編)

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Sansan DSOC研究員の前嶋です。「つながりに効く、ネットワーク研究小話」の第10回です。

最近、すみだ水族館の年間パスポートを購入しました。気が向いたときにクラゲや金魚の写真を撮りに出かけています。たまにペンギンの赤ちゃんを見ることもできるので、とてもおすすめです。

闇のネットワークに対する防衛術

さて、前回は「闇のネットワーク(dark network)」の概要を説明しました。簡単におさらいしておきましょう。

「闇のネットワーク」とは、麻薬の売人のネットワークやテロリストのネットワークなど、「不透明」かつ「違法」な活動を行っているような組織のネットワークのことでした。そして、その重要な特徴とは、計画を実行に移すための「結束」と計画を外部に知られないための「隠密」のバランスを取る必要があるということでした。

今回は「闇のネットワーク」に対する介入方法について解説したいと思います。主に「キネティックアプローチ」と「ノン・キネティック・アプローチ」の2つに分類されます(Everton 2012)。それぞれ簡単に紹介します。

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新サービスで技術的なチャレンジもしていたら「Google Cloud Next '19 in Tokyo」で登壇することになりました

DSOC Development Group の木田です。最近は Ruby on Rails という慣れた世界から外に出て、改めてアーキテクチャや設計というものに向き合っています。自分はどこまで行っても無知で、学ぶことはなくならないのだろうなと実感しています。

さて、そんな中ではありますが、Google Cloud Next '19 in Tokyo にて、GCP サーバーレスと新規事業をテーマに登壇させていただくことになりました。今回機会をいただいたのは、新サービスにおいて GCP にチャレンジした、という背景のあることが大きかったと思います。*1

本記事ではその内容の一部を簡単にご紹介させていただきます。

*1:弊社ではインフラとして主に AWS を使っています。

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【Intern CV Report】CVPR2019における超解像

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こんにちは,DSOC R&Dグループ インターン生の内田です. 勉強会レポートで間が空いたので久しぶりの連載です.

今回も引き続き「超解像歴史探訪-2018年編-」やっ!!!

と思ったんですが,折角なので2018年はすっ飛ばして,先日開催されたCVPR2019にフォーカスしたいと思います.

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