Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

「新規事業の開発メンバーが1人→n人に増えるのを支えた技術」:Sansan Builders Box 2019

新規事業開発室で関西支店勤務の加藤です。 「新規事業の開発メンバーが1人→n人に増えるのを支えた技術」というタイトルでSansan Builders Box 2019に登壇しました。

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昨年のSBB 2018開催時は入社した直後で、当時は(来年には登壇できるような実績を積みたいな)と密かに思っていました。 今年に入り8月にプロポーザルが募集されましたが、タイミング悪く6月に異動したばかりで、異動後の部門で話せるような実績はないような気がしていました。 しかし、上司の「2ヶ月でこれだけできてるんだから、あと3ヶ月あれば十分話せる量になるやろ!」という言葉に後押しされて申し込んだところ、無事採択されて登壇できることになりました。

というわけで、新規事業開発室で社内トライアル中のサービス開発に参画してからの取り組みを紹介しました。

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Sansan×エムスリー/ CTO・VPoE がエンジニアのキャリアを語る

人事部の高橋洸です。10/4(金)にエムスリーさんと合同イベントを開催しました。
sansan.connpass.com

イベント内容は、当社CTOの藤倉とエムスリーVPoEの山崎さんがエンジニアのキャリアを語るというもの。

開催のきっかけはお二人の対談記事 *1 でした。ここでのトークの盛り上がりは大変なもので、それぞれの会社のブログで対談後記 *2 *3 を載せるほど。

それでも、まだ語りきれない!この熱量を直接エンジニアのみなさんに伝えたい!ということでこのイベントを開催するに至りました。

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はじめてのサイレントセッションでの登壇:Sansan Builders Box 2019

サイレントセッションと入力しようと、「さい」まで打鍵すると「再断裂」がサジェストされる、そんな、アキレス腱の再断裂*1におびえながら日々を過ごしているDSOC R&Dグループの高橋寛治です。

えっとぶり*2に人前でしゃべるのですが、なんと Sansan Builders Box 2019 はサイレントセッション*3です。 サイレントセッションは私自身も初めての経験で、不思議な感じでした。

今回は、Sansan Builders Box 2019 の雰囲気を交えつつ、サイレントセッションでの登壇についての感想をご紹介いたします。

*1:手術療法で3%前後再断裂するらしい

*2:久しぶりの徳島の方言

*3:発表会場なのに静まりかえっている怪しい集会

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ローディング画面をお洒落にする SkeletonView の使い方とハマったポイントまとめ

こんにちは! iOS アプリエンジニアの髙橋佑一朗です!

今回は Sansan アプリ内で使用している Shimmer (シマー) を簡単に表示できるようになる SkeletonView というライブラリについてまとめていきたいと思います。 導入や使い方については公式の README が充実していますし、他にも以下のような記事があるので、ここでは、実際の作業でハマったところやどう対処したかについて書いていきます!

github.com

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【速報】カンファレンス「Sansan Builders Box 2019」を開催しました

こんにちは。Sansan Builders Box 編集部です。

10月23日(水)に、本ブログと同名のカンファレンスイベント「Sansan Builders Box」を開催しました。
jp.corp-sansan.com

本記事では当日撮影した写真やTwitterの投稿を交えてイベントの速報*1をお伝えします。

*1:初の開催となる2018年の開催報告はこちら buildersbox.corp-sansan.com

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DBMSをGoで実装してみた

こんにちは。プロダクト開発部の荒川 id:ad-sho-loko です。突然ですが、皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?

  • データベースの内部実装はどうなっているのか?
  • トランザクションとはどのようなアルゴリズムで実現されているのか?
  • NoSQLが遅いのはなぜか? 古典的なデータベースとは内部的にどのように違うの?

データベースを何かしらの形で利用しているのにも関わらず、意外と内部の仕組みを理解していない場合が多いかと思います。僕もそうです。*1

しかし、エンジニアたるもの、その仕組みを知ることは非常に重要です。僕もデータベースについて勉強しようといくつかの本やサイトを調べていたのですが、なかでもCMU(カーネギーメロン大学)のDatabase System Groupがアップロードしている講義が最も勉強になりました。

www.youtube.com

そして本ブログでは、上記の講義を参考にして、今回はシンプルなDBMSをGoで実装したのでご紹介します。リポジトリは以下です。

github.com

*1:これは現代のDBMSの高度な抽象化の成果ですね

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レガシーシステムとつきあう

Sansanプロダクト開発部・基盤チームの加畑です。

Sansanプロダクト開発部には、現在約120名のメンバーが所属しています。その中で、私が所属する基盤チームは6名のメンバーで構成されており、データアクセスや認証、メッセージング基盤、CI等開発環境やリリースプロセスなど、アプリケーションの基盤に関わるプロジェクトを主に受け持っています。

担当領域の性質上、システムのレガシー化に向き合う機会が多いです。私を含め複数のメンバーが、常に何かしらレガシー改善に関わるプロジェクトを進めている状況です。昨年の10月に、私が担当したいくつかのプロジェクトについて、レガシーシステムのおそうじという記事でご紹介しました。4月にはレガシー改善に関する勉強会を開催し、はてなさんやYahooさんとも交流することができました。楽しかったです。

前回記事と勉強会では、「レガシー改善のプロジェクトをうまく進めるにはどうすればいいか」という観点で、「計測」「分解」「合意」という言葉を使って整理してみました。そこで今回は、単発のプロジェクトの進め方から少し視野を広げ、「プロダクト及び組織が成長していく中で、レガシーシステムとどうつきあっていけばいいか」という観点で考えてみます。その上で、最近実施してきたレガシー改善の事例についてご紹介します。

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