DSOC研究員の吉村です。最近は朝ごはんを完全ルーティーン化していて、ヨーグルトにフルーツグラノーラを入れたのを毎日食べてます。これを続ける中でわかったことですが、ヨーグルトはプレーンじゃないとフルーツグラノーラに合いません。
さて、今回も構造に関する機械学習の話題について見ていきましょう。今回は格子構造についてです。格子構造自体はグラフ構造の特殊な場合として考えられますが、隣り合う点同士が相互に全て接続されているところが特徴的です。例えば、画像を構成している構造がまさに格子構造ですが、この場合には位置が近いピクセル同士は何らか関係があると考えられるので、そういった情報を用いてタスクを取り扱っていくことになります。他の例としては、機械学習というよりはむしろ離散最適化周りの文脈で、整数格子点上の劣モジュラ関数に関する話題などがあります。
そこで下記では、画像の構造に着目した扱い方と整数格子点上の劣モジュラ関数に関する説明をしていきます。
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