Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Bill One開発文化のおかげでOSSにコントリビュートできた話

はじめに 技術本部 Bill One Engineering Unit (兼 情報セキュリティ部 CSIRT グループ) の茂木です。 現在は「さばかん」という名前のチームに所属しており、PdL[^1]という役割をしています。 今回は Bill One の開発文化の影響で sqlc という OSS にコント…

Floating UIのすすめ: 特徴と使い方を紹介

こんにちは。2023年にSansanに新卒として入社し、Eightでエンジニアをしている徳永です。人生初ブログとなるのでドキドキしながら書きました。ユーザーがボタンなど特定の要素をクリックまたはタップしたときに表示される、小さなウィンドウやボックスの UI …

GitHubにプッシュする前にシークレットスキャンを行う機構を自作した

こんにちは、技術本部 Eight Engineering Unit でエンジニアをやっている茂木(@shinnopo_)です。 今回は前回のブログで執筆した、ローカル環境で Lint をかける機構を利用して、pre-commit 時にシークレットスキャンを行うようにした話をしていきます。 前…

社内交流のために大規模OSTをやりました(2回目)

技術本部 Sansan Engineering Unit Data Hub グループの光川です。先日、技術本部総会という技術本部に所属するメンバーが一同に集まるイベントの2回目が開催されました。その中のコンテンツとしてOST(オープンスペーステクノロジー)を実施しました。前回…

re:invent 2023参加報告: Amazon Aurora Limitless Database

Sansan Engineering Unit Infrastructure グループの落合と申します。 こちらのSansan Tech Blogは初投稿となります。コロナ禍以降、カンファレンスはオンラインで見られるのが普通になり海外イベントに現地参加することはもうなくなるのだろうな、とばかり…

CCSE2023に参加しました

こんにちは。研究開発部の保坂です。昨年末は久しぶりに年賀状を書いたのですが、最近は年賀状アプリも発達しており、作り始めて30分程度で発送まで手配できたことに感動しました。そのような中、2023年12月22日(金)に、東京大学の伊藤謝恩ホールにて、株…

Platformのエンジニアが行くAWS re:Invent 2023 - EKSで実現するマルチテナントSaaS編

こんにちは、技術本部研究開発部 ML Platformチームの神林です。前回はEKSのBreakout Sessionの中で気になる一部分を掘り下げてみました。 buildersbox.corp-sansan.com AWS re:Invent 2023も無事に終わりました。開催中にもう何個か記事を書きたかったので…

『一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン』参加レポート

こんにちは、技術本部研究開発部Architectグループ ML Platform チームの宮地です。 23年度の新卒として入社し半年以上が経過しました。時の流れは早いものです。 普段の業務ではCircuitというkubernetesを利用したアプリケーション基盤を作っています。 spe…

インフラエンジニアがre:Invent 2023に参加して面白かったセッション4選

Sansan Engineering Unit Infrastucture グループの藤田です。先日開催された AWS re:invent 2023 に参加してきました。今回はその中で聴講したセッションの中から特に印象に残ったものを紹介します。

Eight Team kintone連携機能の開発

こんにちは。技術本部 Eight Engineering Unit でエンジニアをしている辻です。 少し前にはなりますが、Eight Teamの新しいオプション機能としてkintoneとの連携機能をリリースしました。 規模的にも結構大きめの開発だったので、具体的にどのように作ったか…

Elasticsearch ことはじめ

Contract One の開発チームで EM をやっている石畑です。Contract One は「契約データベースから、収益を最大化する」をタグラインに、契約業務や管理の効率化だけでなく、契約データをビジネスに活かすためにさまざまな機能開発を行っています。 その中で最…

Label Studio のカスタム UI を作ってみた

こんにちは、研究開発部 Automation グループで研究員をしている李です。この 1 年は、修論に追い込まれて研究室の後輩と GPU サーバーを奪い合ったり、そこそこ通りづらい国際会議に出たり、新卒入社して山登りに行ったり、Bill One の自動化率の改善をやっ…

【R&D DevOps通信】データ分析基盤の分析用メタデータ管理 -2. 実装-

こんにちは。研究開発部 Architectグループ データエンジニアの出相(デアイ)です。 本記事は Sansan Advent Calendar 2023 の23日目、および【R&D DevOps通信】の連載記事のひとつです。 データ分析基盤で分析をする際に必要となる分析用メタデータの管理・…

イベント週1開催をとにかくみんなで頑張った話

こんにちは、人事本部 HRコミュニケーション室の馬場 (@tokyo_887) です。本記事は技術広報 Advent Calendar 2023 22日目の記事です。 qiita.comSansanにジョインしてからこの12月で丸3年が経ち、現在はSansan Tech Blogや技術イベントの運営サポートに携わ…

Knative ServingをKustomizeでPatchStrategicMergeしたい!

こんにちは、技術本部研究開発部 Architect グループ ML Platform チームの宮地です。 本記事は Sansan Advent Calendar 2023 の22日目、および【R&D DevOps通信】の連載記事のひとつです。 adventar.org 普段の業務では Circuit という Kubernetes を利用し…

GPTを活用したセキュリティ情報収集の効率化

こんにちは、情報セキュリティ部 プロダクトセキュリティチームの田中です。今年の10月からセキュリティエンジニアとして中途入社し、現在は営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」をはじめとしたSansanが提供するプロダクト全般のセ…

GPT を活用した問い合わせ業務の効率向上に向けた取り組み

はじめに こんにちは、技術本部 情報セキュリティ部 CSIRTグループの川口です。 本記事は Sansan Advent Calendar 2023 20日目の記事です。 adventar.org さて、私の所属する情報セキュリティ部では社内のセキュリティに関する問い合わせ対応を行っています…

Helmを使用せずにKustomizeでAirbyteをKubernetes上に構築する

こんにちは、技術本部研究開発部ML Platformチームのジャン(a.k.a jc)です。 本記事は Sansan Advent Calendar 2023 の19日目、および【R&D DevOps通信】の連載記事のひとつです。 adventar.org 今年6月にData DirectionチームからML Platformチームに異動し…

Order Oneにおける週次の開発振り返りについて

はじめに 調べて気になった振り返り手法 象、死んだ魚、嘔吐 - Elephants, dead fish & vomit 学習マトリックス - Learning Matrix FDL - Fun/Done/Learn FDL+Pを実施してみて まとめ はじめに 初めまして。Strategic Products Engineering Unit の小島です…

GCP のログを Amazon S3 へ集約する仕組みを作った話

こんにちは!技術本部情報セキュリティ部 CSIRT グループ所属の吉山です。 普段は社員の方々からのセキュリティに関する報告・相談の対応や、ログの収集・検知を行う SIEM 基盤の開発・運用などに向き合っています。 今回は、SIEM 基盤へ GCP の各サービスが…

全社横断データ基盤へdbt導入を進めている話

こんにちは。研究開発部 Architectグループの中村です。 本記事は Sansan Advent Calendar 2023 の16日目の記事です。 今回は、私達のチームで開発&運用している全社横断データ分析基盤のデータレイヤの再設計、及びdbtの導入を進めているという事例について…

Vision-Language Modelによる画像品質評価のまとめ

はじめに 研究開発部の今井海人です。普段は画像復元や画像の品質評価といった分野に携わっています。今年はVision-Language Model(VLM)の発展が特筆すべきトレンドだったかと思います。特にGPT-4Vの登場により、画像品質評価におけるアプローチも大きく変…

入社して1年半の間に先輩が5人育休に入った話

自己紹介 こんにちは。名刺メーカーDevグループの伊藤惇です。 私は2022年4月にSansanに新卒として入社して、現在に至るまで名刺データの作成および印刷発注をするサービスの開発に携わっています。 名刺メーカーDevグループでは、偶然タイミングが重なった…

【GitHub Actions】reviewdog + reusable workflows によるCI/CD共通化

この記事は Sansan Advent Calendar 2023 の13日目の記事です。および【R&D DevOps通信】の連載記事のひとつです。 こんにちは、研究開発部 Architectグループの藤岡です。 今回は部で運用しているCI/CDに関する取り組みについてお話しします。共通化のノウ…

名寄せの定量評価と逐次検定について

こんにちは、技術本部 Nayoseグループでバックエンドエンジニアをしている上田です。普段はデータの名寄せサービスを開発しています。Sansanの名寄せというのは、こちらのページに記載のとおり、別々のデータとして存在する同じ会社や人物のデータをひとまと…

1年間の挑戦と成長:チームビルディングの舞台裏

この記事は Sansan Advent Calendar 2023 の11日目、および【R&D DevOps通信】の連載記事のひとつです。 こんにちは、研究開発部 Architectグループの辻田です。去年の12月頃にランニングを始めて早1年、年間の走行距離は2114kmとなりました。 フルマラソン…

StorybookでReactコンポーネント分割の粒度を見極めよう

はじめまして!技術本部 Bill One Engineering Unit の杉崎と申します。技術ブログ初投稿なのでとても緊張しますね! 普段はフロントエンド成分強めの開発をしており、フロントエンドギルド(チームを横断して特定技術領域の改善やスキルアップをしていく取り…

NineOCR の最近と今後

本記事は Sansan Advent Calendar 2023 第9日目の記事です。 adventar.org はじめに こんにちは、研究開発部の内田です。 みなさん師走はどうお過ごしでしょうか。 私は先日Jリーグを見に行きまして、その試合で見事、東京ヴェルディが昇格を決めました。 16…

全社横断データ基盤における部分的セルフサービス化への取り組み

研究開発部 Architect Groupの大澤秀一です。ブログ寄稿は約2年ぶりです。半年ぐらい前からランニングを始めて、先日フルマラソン完走してきました。おかげで足はボロボロです(笑)。 さて、私たちはBigQueryを中心とした、全社横断データ基盤(以下、デー…

Elasticsearch(OpenSearch)を活用した採用候補者検索の同義語辞書整備の取り組み

技術本部 Eight Engineering Unit でエンジニアをしている平石です。今回は、Eight で提供している採用サービス Eight Career Design (ECD)の候補者検索機能における、検索ヒット件数改善の取り組みについて紹介していきます。materials.8card.net

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