Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Vol.08 Bill One での操作ログのテーブル設計パターン

はじめに こんにちは。Bill One Engineering Unit の佐々木です。Bill One では主に請求書の発行機能の開発に取り組んでいます。 今回、表題の操作ログについての記事を書こうと思った動機としては、操作ログの記録はよくあるユースケースの割に都度都度、考…

【Tech 道場 参加レポート】ChatGPT の使い方と活かし方

こんにちは、技術本部情報セキュリティ部 CSIRT グループの吉山です。 普段は、全社統合のセキュリティログ基盤(SIEM)の開発や運用などを主に行っています。 今回は社内で開催している Tech 道場の参加レポートをお届けします。

Vol.07 エラー運用フローのための Error Reporting 活用術

はじめに こんにちは。技術本部Bill One Engineering Unitの柳浦です。 BIll One ではGoogle CloudのError Reportingサービスにより、アプリケーションで発生したエラーを検知し、運用に活用しています。この記事では、Bill OneにおけるError Reportingの活…

Vol.06 Connect によるスキーマ駆動開発のススメ - connect-web フロントエンド編

はじめに こんにちは、技術本部 Bill One Engineering Unit の江川です。 普段は、Bill OneでWebアプリケーション開発をやりつつ、フロントエンド周りの技術的な改善に向き合ったりしています。 今回は、バックエンド編の続きとして、フロントエンドにおける…

Vol.05 Connect によるスキーマ駆動開発のススメ - connect-go バックエンド編

はじめに こんにちは! 技術本部 Bill One Engineering Unit の市川です。 私の所属するチームでは Bill One の新規マイクロサービス開発に Go 言語と Connect を採用してスキーマ駆動開発を実践しています。 今回は Connect を導入して実感した良いところを…

【R&D DevOps通信】初めてのEKS Kubernetesバージョン更新を振り返る

研究開発部 Architectグループ ML PlatformチームのKAZYこと新井です。 名古屋にある中部支店に所属しています。 先日、研究開発部内のEKSクラスタのKubernetesのバージョン更新とその振り返りを行いました。 バージョン更新で起きた出来事と思い出を記しま…

ゼロタッチキッティングにおけるPC名の自動設定について

こんにちは。コーポレートシステム部の寺園です。 社内情報システムのインフラ構築や、業務改善の設計・開発を担当しています。 前回の記事 からだいぶ空いてしまいました。 サービスの進化は早いもので日進月歩で新しい技術が次々と出てきており当社でも色…

Vol. 04 Cloud RunでCloud Trace以外のAPMを使う場合の一工夫

はじめに こんにちは、技術本部Bill One Engineering UnitでBill Oneのアーキテクトを担当している加藤です。最近までSREチームの一員として、Webアプリケーションのオブザーバビリティ1 向上に取り組んできました。開発チームの規模が拡大するなか、誰でも…

Vol.03 Component 総数 1000 件を超える Bill One の React フロントエンドに Chromatic を用いた VRT を導入した話

はじめに こんにちは! 技術本部 Bill One Engineering Unit の市川です。 Bill One に Join してから早いもので 1 年が経ちました 今回は 2022 年 9 月ごろから 3 カ月かけて実施した、 Bill One の React フロントエンドにおける Visual Regression Testi…

「Sansan R&D TECH SHOWCASE 2023」を開催します <その2 画像処理技術編>

こんにちは、研究開発部の糟谷勇児です。 前回に引き続き、研究開発成果やそのプロセスについて発表するイベント「Sansan R&D TECH SHOWCASE2023」の紹介をさせてください。研究開発については、その「テーマ」も気になると思いますが、どうやってテーマを見…

Google App Engine の dispatch.yaml を使ってモノリシックなサービスを簡単に分割してパフォーマンスを改善した話

技術本部 Digitization 部 Bill One Entry グループの山﨑です。インボイス管理サービス「Bill One」のデータ化を行うサービス Bill One Entry を開発するチームでエンジニアをやっています。 media.sansan-engineering.com

「Sansan R&D TECH SHOWCASE 2023」を開催します <その1 自然言語処理と最適化技術編>

こんにちは、研究開発部の糟谷勇児です。研究開発部では研究開発成果やそのプロセスについて発表するイベント「Sansan R&D TECH SHOWCASE 2023」を開催いたします。 開催:2023年 6月2日(金)15:00〜20:00 場所:Sansan株式会社 表参道本社 イベントページ:h…

Vol.02 Bill One SRE チームのご紹介

こんにちは、Bill One SRE チームの上司陽平(@paper2)です。組織によって SRE のあり方は多種多様で、求められる役割も異なります。Bill One の SRE チームについて社外の方とお話しする中で、世間一般のイメージとの差異を感じることがありました。そこで…

Notion + GASでタスク一覧をSlackに通知してタスク管理をしやすくする

こんにちは!Sansan 技術本部 Mobile Applicationグループのふるしんです furusin (@furusin_oriver) / Twitter私はNotionのTask Listを使って日々のTODOを管理していますが、毎日うまくタスク管理ができている気があまりしません どうすればいいかな?とCha…

【R&D DevOps通信】チーム開発合宿 in 徳島県神山町

技術本部 研究開発部 Architectグループでチームリーダーをやっている鷹箸です。 3/29(水)〜3/31(金)に開発合宿へ行ってきました! チームとしては初めての開発合宿になります。なお、本記事は【R&D DevOps通信】という連載記事のひとつです。

実務に必要な統計学はすべてゲームのガチャが教えてくれる 第二回 認識精度が十分かはガチャが教えてくれる

こんにちは。研究開発部の糟谷勇児です。 今回は第二回ということで実務の場面を想定した話を書いてみようと思います。前回はこちらです。 buildersbox.corp-sansan.com前回は単発ガチャ(1連ガチャ)で出る当たりの数と確率の関係を表す1連ガチャ分布(ベル…

【R&D DevOps通信】Slack BoltとCloud Functionsでデータ基盤アクセス承認システムを開発

こんにちは。研究開発部 Architectグループにてデータエンジニアとしてデータ基盤の開発・運用を担当しているジャン(a.k.a jc)です。 直近の記事にてGoogleグループとIAMによるデータ基盤のアクセス制御方法を紹介しました。 buildersbox.corp-sansan.com 本…

Vol.01 Bill Oneで実施したSQLパフォーマンスチューニングの事例紹介

こんにちは。技術本部 Bill One Engineering Unit の前田です。前回のブログ から間が空いてしまいました。今回は、私の前回の記事とは趣向を変えて、Bill Oneでこれまで実施してきたSQLを変更することでのパフォーマンスチューニングについて触れてみます。…

Vol.00 Bill One 開発 Unit ブログリレーを開催します!!

Bill One エンジニアの上司陽平(paper2)です。この度、Bill One 開発 Unit で連載企画を実施いたします!!当社では OKR を採用しており、今期 Bill One 開発 Unit の「急成長を楽しむ」という O (Objective) に対して「Sansan Tech Blog を 7 本以上執筆…

【R&D DevOps通信】研究開発部の.NET基盤をご紹介

技術本部 研究開発部 Architectグループの島です。本連載を最初2回*1*2だけ書いてとんずらしていましたが復活です。 今回は、研究開発部にて .NET 技術がどのように使われているか・何に取り組んできたかをご紹介したいと思います。 当社にはSansanなど.NET…

EKSのクラスタに追加のセキュリティーグループを導入してクラスタバージョン更新に備える

研究開発部 Architectグループ ML PlatformチームのKAZYこと新井です。 名古屋にある中部支店に所属しています。 バージョン更新の負荷を減らすためにEKSにセキュリティーグループを追加した話を紹介します。 なお、本記事は【R&D DevOps通信】という連載記…

NLP2023に参加・発表しました

言語処理学会年次大会(NLP)とは テーマセッション「金融・経済ドメインのための言語処理」 研究発表 聴講内容 D9-2 連続時間フラクショナル・トピックモデル D10-5 監査上の主要な検討事項 (KAM) の前例踏襲の程度に関する業種別及び監査法人別の傾向分析 …

Eight Androidアプリにおける状態管理の見直し

こんにちは。技術本部 Mobile Application Groupの山本です。EightのAndroid版の開発を行なっています。Eightのアーキテクチャは何度か部分的な見直しを行なっているのですが、現在の主流からは古くなってしまった部分も存在します。そのため全面的に見直し…

【22新卒 1年間の振り返り】第2回 畑違いの研究分野から研究開発組織に入っての1年を振り返ってみた

はじめに こんにちは、技術本部 研究開発部 Data Analysisグループの金子です。ここ半年毎日コールドシャワーを浴びています。最近は覚悟を決めずとも浴びれるようになり、春を感じる今日この頃です。私がSansanに新卒入社してから一年が経ちました。本記事…

Argo Rolloutsでプログレッシブデリバリを実現する

こんにちは、研究開発部 Architectグループの辻田です。今回はKubernetesアプリケーション基盤にArgo Rolloutsを導入し、カナリアリリースからメトリクスの自動解析、ロールバックの自動化を実現したので紹介していきたいと思います。

実務に必要な統計学はすべてゲームのガチャが教えてくれる 第一回

こんにちは、研究開発部のDataAnalysisグループの糟谷勇児です。今回は、統計学について書いていこうと思います。ただし今回の対象は研究員の方ではなく、統計学初心者の方を想定しています。

【22新卒 1年間の振り返り】第1回 Bill Oneのデータ化に携わる22卒が入社時の決意を振り返ってみた

連載企画「22新卒 1年間の振り返り」では、2022年に入社した新卒がそれぞれの1年目の振り返りをまとめたブログをお届けします。 はじめに こんにちは、技術本部 Digitization部 Bill One Entryグループの大森です。2022年4月に新卒入社し、早いものでもうす…

【Turning Encounters into Innovation in Cebu】Vol. 1: Mabuhay, we are Sansan Cebu!

Hi, I am Jay from the Overseas Establishment Team of the Engineering Division. In November 2022, Sasan announced the establishment of a development center in the Philippines to strengthen Sansan's product functions for global markets. We b…

【神山通信vol.4】冬の神山とメール解析技術の論文調査

こんにちは。 技術本部研究開発部の高橋寛治です。 「神山通信」の連載は、私が表参道での勤務に戻るためにvol.4で最終回となります。 最終回は、神山の楽しいドライブルート・・・ではなく、神山の様子を紹介した後に、少し技術的な内容を含めて締めくくりたい…

自社OCRエンジン「NineOCR」の学習効率化のため SageMaker Training を導入した話

はじめに NineOCR とは NineOCR が抱える課題 Amazon SageMaker Training とは SageMaker Training の始め方 事前準備 AWS が提供しているコンテナイメージを拡張する方法 独自のコンテナイメージに SageMaker Training Toolkit をインストールする方法 スク…

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