Sansan Tech Blog

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社内で自作キーボードもくもく会を開催しました

Sansan事業部 プロダクト開発部の吉田です。

最近キーボードにハマってしまい、SNSなどでよく見かけるようになった"自作キーボード"にも手を出し始めました。

もともとキーボード自体好きだったのですが「キーキャップは交換できる」ということを知ってから余計にのめりこんでしまいました。 (好きな色の組み合わせで着飾れるというのはもはやファッションですよ、これは。)
今となっては服や靴を買う感覚でキーキャップを買ってしまいます。

社内でも自作キーボードが気になる or 使っているエンジニアが増えつつあり、こんなグループも出来ました。

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社内SNSの自作キーボードグループ

キーボードを自作するとは

そもそもキーボードを自作するとはどういうことなのでしょうか。

キーボードは多くの場合下記のような構成でできています。

  • キーキャップ
  • キースイッチ
  • 基板と電子部品
  • ケース

よってこれらを買い集め、組み立ててキーボードを作ることを「自作する」と言います*1。 最近はさまざまなキーボードキットが販売されているため、それさえ買えば簡単に自作キーボードを始めることができるようになりました。

自作キーボードもくもく会をやろう

社内SNSグループができたように興味がある人はいるものの、中には「一人で作るのが不安」「退屈な作業を一人でやるのが辛い」という人もいます。

そこで数名で集まってもくもく会をやったので、その様子をご紹介します。

(自作キーボードもくもく会という名前ですが、今回はキーボードに関係すれば何でもありの会としました。)

当日の様子

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もくもく会の様子

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Kinesisのキースイッチ交換する人
KinesisのキースイッチをCherry MX Brown*2からKailh Speed Silver*3に交換している様子。

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Colosseum60のキーマップを考える人
3Dプリントされたケースにキースイッチの数だけ小さな基板をはめ込んで作るColosseum60というキーボード*4。 こだわりは自作ケーブル。

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キースイッチに潤滑剤を塗る人
キースイッチ内部の接点に潤滑剤*5を塗る作業。これをするとキースイッチの押し心地がなめらかになる。

今回私は近々作る予定のキーボードに備えて、延々とキースイッチのLube*6をして過ごしました。 機会があれば今回用意したスイッチで作ったキーボードについても紹介したいと思います。

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同人誌を読む人

さいごに

参加者全員がもくもくと作業しつつも助言し合ったりキーキャップ談義をしたりして、非常に楽しいもくもく(わいわい?)会となりました。 社内にはまだまだ自作キーボードに興味のある人がいそうなので、また開催したいと思います。

自作キーボードの良さは自分にあった形状や配列、押し心地を追求できるところだと思います。 はんだ付けなどしなくても、キーキャップを交換して見た目を変えるだけでも普段使っているキーボードに愛着がわいてきます。 ぜひキーボードという身近なツールを自分用にカスタマイズしていく楽しさを味わいませんか。

*1:私見です。基板を設計するところからやって初めて自作と言える、という意見の方もいるかもしれません。

*2:よく茶軸と表現されるキースイッチ。

*3:通常のキースイッチと比較して接点までの距離が短いのが特徴。日本国内では遊舎工房で購入できる。

*4:https://make.dmm.com/item/982721/

*5:ここで塗っているのはKrytox GPL 105。

*6:キースイッチの内部に潤滑剤を塗ることをそう表現する

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