Sansan株式会社は、2026年に開催される「PyCon JP 2026」に、Silverスポンサーとして協賛します!
本記事では、協賛の背景や目的、取り組みについてご紹介します。

デザイン:Daksh Jain、提供:PyCon JP 2026/CC BY 4.0
PyCon JPとは
PyCon JPは、プログラミング言語Pythonの国内最大級のカンファレンスです。 国内外から多くのPythonエンジニア・研究者・学生が集まり、技術セッションやワークショップ、企業スポンサーによるブース出展などを通じて、Pythonコミュニティー全体の交流と発展を支える場となっています。
協賛の背景
Sansanでは、営業AXサービス「Sansan」や経理AXサービス「Bill One」をはじめとした各プロダクトの開発において、データ分析、機械学習、バックエンド開発など幅広い領域でPythonを活用しています。 特にR&D領域では、マルチモーダル生成AIで、文書画像から質問応答形式でデータ化項目を抽出するViola、Violaに矩形出力機能を追加した拡張モデルCelloをはじめ、生成AIの開発に利用しており、R&D系のレポジトリの50%超はPythonが主要言語となっています。
特に近年は、AI技術の急速な進化に合わせて、社内でのPython活用の幅も広がってきました。 営業向けに提供している社内MCPやAIエージェントの開発にもPythonが使われています。 詳しくは以下の資料をご覧ください。
AI時代においても、Pythonは主要な言語になっており Google, Microsoft, Meta などのBig TechもPythonのコミュニティーに貢献し、利用言語としても推奨しています。 また、Anthropicのような基盤モデルの会社においても公開レポジトリの30%以上は、Pythonが主要な言語です。 機械学習や生成AIのライブラリは長い間Pythonで書かれており、生成AIが書くコードの元となる主要な学習データとなっています。 そのため、Pythonは今後も重要なプログラミング言語の一つであり続けると考えています。
こうした事情をふまえ、今回大きく二つの目的のもとPyCon JP 2026への協賛を決定しました。
AI人材の採用強化 Sansanで働くエンジニアや、Sansanが取り組む技術的な課題を知ってもらい、採用につなげること。
社内のPython活用実績の発信 プロダクト開発におけるPythonの活用事例や、AIを活用した開発の取り組みを、社外に向けて発信すること。
CfPへの挑戦、そして裏側で得たもの
今回、協賛だけでなく、社内のエンジニアからPyCon JP 2026のProposalにも複数件応募しました。 結果としては、残念ながらすべて採択には至りませんでした。 とはいえ、応募のプロセス自体は決して無駄ではなかったと感じています。
日々の業務の中でのPython活用や技術的な取り組みを、あらためて「発表する」という形で言語化する機会になり、社内でも「来年はもっとこういう切り口で挑戦したい」という声が上がっています。 また、不採択になったProposalについても、Sansan Tech Blogでの発信を予定しています。 来年以降はCfP通過での登壇という形で、SansanにおけるPythonの取り組みを広く届けられるように、社内外でのアウトプットの機会を増やしていきたいと考えています。
おわりに
今回は社内のエンジニアが参加者として各セッションに足を運び、最新の技術トレンドやコミュニティーの雰囲気を吸収できればと思っています。 会場でSansanのメンバーを見かけましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
Sansanの開発組織では、Pythonを用いたデータ基盤や機械学習モデルの開発に加えて、生成AIを活用した開発プロセスの効率化 にも力を入れています。 コードレビューやドキュメント生成、社内ツールの開発などにAIを組み込むことで、エンジニアがより本質的な課題解決に時間を使えるような環境づくりを進めています。
こうしたAI活用の取り組みは、社内の各プロダクトチームで少しずつ形になってきており、今後は技術ブログやカンファレンスでの発表など、社外への発信も強化していきたいと考えています。 今回の協賛も、その第一歩と位置づけており、Sansanではこれからも、PythonやAI領域でのプロダクト開発や技術発信を通じて知見をお届けしていきます。
Pythonを活用した開発にご興味のある方は、下記のポジションもぜひご覧ください。