Sansan Builders Blog

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コミュニケーションコスト削減につながる!オンラインホワイトボード「Miro」の活用例と魅力

こんにちは。
Sansan Engineering Unit データエンジニアの出相(デアイ)です。
本記事は Sansan Advent Calendar 2021 9日目の記事です。
adventar.org

私の所属する「データ分析基盤チーム」にはデータアナリストとデータエンジニアが在籍しており、アナリストはプロダクトマネージャー等意思決定者が今後の施策・開発方針を決定するための指標を分析・レポートし、データエンジニアはアナリストが分析するためのデータを収集・加工・集計できる環境を提供しています。
分析に用いるデータは主にプロダクトのユーザ行動ログ(ログインした、〇〇ボタンを押した等)で、これらの分析ログを設計し、リリース直後からアナリストが分析できる状態を作ることがデータエンジニアの仕事の1つとなっています。(以後、分析ログ設計と記載します。)


この仕事では、
1. アナリストとデータエンジニアで基本となる分析ログ設計する
2. 分析ログ設計をプロダクト開発エンジニアに共有し実装可否をヒアリングし、再設計する
と、データエンジニアを中心に異なる職種間で認識を合わせる必要が出てくるのですが、そこをストレスなく実施可能にしているのがオンラインコラボレーション用ホワイトボード「Miro」です。

今回はデータ分析基盤チームでどのようにMiroを活用しているかをご覧いただきながら、Miroの魅力について紹介していきます。

直感的に使える

分析ログ設計では、まずはじめにMiroで画面遷移図を用意します。Sansanプロダクトでは1つの画面への遷移ルートが複数存在するケースがそこそこあり、全体像を正しく把握する必要があるためです。
そしてその画面遷移図へ、分析要件に基づきどの画面・どのタイミングでどういった内容のログを発火するかを載せていくことで分析ログ設計図を作成します。
この分析ログ設計図をMTGにて共有しながら分析ログ設計を完成させていくのですが、Miroは直感的に図の挿入・付箋の貼り付け・編集が行える上、メンバー間での同時編集でもサクサクと動くためホワイトボードを使う感覚でストレスなく作業することができます。

Miro_分析ログ設計図サンプル
分析ログ設計図のサンプル。左メニューから付箋や矢印のパーツを選び自由に配置できる。

画面遷移図ベースの資料にすることで、分析ログの発火タイミングや内容の認識齟齬や漏れがないかの確認がしやすくなり、設計ミスを防ぎながら職種間でのコミュニケーションコストを下げることができています。
さらには「ここって実はこういうパターンもありますよ」とプロダクト開発エンジニアが気づいてくれる事で分析ログを追加するケースもあり、最終的に集計結果の精度向上にも繋がっています。

オンラインミーティングで同時編集できる

前項目でも軽く触れましたが、Miroはメンバー間での同時編集も可能です。
同時編集って重くならないの?という疑問が聞こえてきそうですが、これまで3,4人で同時編集した際は全く問題なく動作しサクサクと編集作業ができました。
また、他のメンバーが今どのあたりを見ているのかがポインタとなって表示されるため、ミーティング中に「ここに書いてある〇〇なんだけど・・」と曖昧な表現で発言されたとしても、おおよそ図のどの辺りの事を言っているのか察することが可能です。

4人で同時編集。他メンバーの編集している箇所がカラーポインタで分かる。

広がりの無限感が楽しい

Miroを使用していてよかった!と思える最大のポイントがこちらです。
「左上から書き始めたら、後からもっと左に書きたい事があったことに気づいた・・」
物理ホワイトボードや他ツール利用時はよくある悩みでした。

Miroではホワイトボードスペースの端(ツールの基準点)が存在しないため、書出し位置から上下左右どこでも自由に追記できます。
もうスペースが足りなくなって潰れた文字でごまかしたり、泣く泣く図を書き直したりしなくていいんだ!と思うと明るい気持ちになれますし、何と言ってもスペースが無限に広がる感覚が作業していてとても楽しいです!

左側への追記もストレスなく実施。全方向無限に広げられる感覚が楽しい!

アーキテクチャ図やタスク管理もMiroで

Miroには沢山のテンプレートやアプリが用意されており、単なるホワイトボードとしてだけでなく製図が関係するありとあらゆる業務で活躍してくれます。
私のチームでは、AWSのアーキテクチャ図や日々のタスク管理にも使用しています。

Miro_チームメンバーが作成したAWSアーキテクチャ図サンプル
チームメンバーが作成したAWSアーキテクチャ図。AWSアイコンが使えるため作業が楽。
チーム朝会で利用しているタスク管理図。急な差込作業も付箋に書いて貼ることで対応漏れを防ぐ。
Miro_豊富なテンプレートの選択モーダル
豊富なテンプレート。マインドマップやワイヤフレーム、簡単なグラフも作成可能。

まとめ

図を用いて意思疎通を図ることで、コミュニケーションコストを下げることができます。
Miroは

  • 直感でホワイトボードを使う感覚で利用できる
  • 同時編集や書出し位置を気にせず利用する事が可能であるため、大勢で認識を共有しながら資料を完成させることができる
  • テンプレートやアプリが豊富で、製図が楽にできる

等の特徴があり、大変使いやすいツールです。無料版もあるので気になる方はぜひお試し下さい。
無限の広がりの楽しさを共有できる仲間が増えることを楽しみにしています!

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