Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【つながりに効く、ネットワーク研究小話】vol.8 「信頼」か、「しがらみ」か?――社会関係資本のダークサイド

Sansan DSOC研究員の前嶋です。「つながりに効く、ネットワーク研究小話」の第8回です。 4月も終わりに差し掛かり、新しく出会った人たちとの「よそよそしさ」も抜けてきて、代わりに「親しみ」が顔を覗かせる頃ではないでしょうか。 はじめに:社会関係資本…

【Intern CV Report】超解像の歴史探訪 -SRGAN編-

こんにちは,DSOC R&D インターン生の内田です. 時が流れるのは早いものでもう4月末,連載も2回目を迎えました. もう少しで平成も終わってしまうので,平成生まれの僕は少し寂しさを感じています. さて,前回の記事では2016年に発表された超解像モデルに…

行ってきました re:Invent 2018 (Day 4 Keynote 2は開発者歓喜、からのre:Play Party編)

またまたお久しぶりです、 id:matetsu です。JAWS DAYSのレポートを間に挟んだので、やった気になったのと、多忙を言い訳に後ろ倒しにしてしまっていたのとが重なって、こんなに遅くなってしまいました。もうすぐre:Invent 2018の開催から半年が経とうとして…

「【Sansan×エムスリー】自然言語処理勉強会」を開催しました

こんにちは、DSOC R&Dグループ研究員の奥田です。前回は名古屋でブログを書いてましたが、今回は京都のSansan Innovation Labからお送りしております。 今回は4/24(水)に開催された「【Sansan×エムスリー】自然言語処理勉強会」の様子を紹介したいと思います…

状態を扱うモナド(前編)

はじめに どうも、プロダクト開発部の自称社内関数型担当の福田です。社内でのHaskellの本を読む勉強会を運営しています。 今回は一風変わったモナド、逆状態(反転状態)モナドが面白かったのでHaskellにおける状態モナドと合わせて2部構成で紹介したいと思い…

RubyKaigi2019にLanyard Sponsorとして参加してきました

初めまして、DSOC Development Groupの村田です。4/18(木)〜20(土)の3日間、福岡国際会議場で開催されたRubyKaigi2019にLanyard Sponsorとして参加させていただきました。私は普段はデータ統括部門であるDSOCで、サーバサイドをRuby on Railsで開発していま…

Google Cloud Next 2019 @San Francisco に行ってきました!(前編)

DSOC Infrastructure Group の 大澤 です。 先週開催された、Google Cloud Next 2019 に参加してきました。 参加者はCTOの藤倉とR&D島、大澤の3名です。旅行記やイベントそのものについては島の記事を読んでいただくとして、今回は Next 中に発表があった内…

行ってきました Google Cloud Next '19 San Francisco [旅行記その1]

DSOC R&Dの島です。こちらで記事を書くのは2回目です。 Google Cloudの一大イベント Google Cloud Next '19 のためサンフランシスコに行って参りました。参加者はCTOの藤倉と大澤・島の3人です。セッションなど技術的な内容は大澤の記事にゆずり、私はこちら…

レイヤードアーキテクチャを振り返る

こんにちは、Sansanプロダクト開発部の清水です。 ある程度のアプリケーションの大きさだと当たり前に使われる事が多い「レイヤードアーキテクチャ」の自分が考える設計のポイントや、実際に運用する際のポイントについて書いてみようかと思います。 基本的…

DSOCブース:SIP2019

DSOC Creative Groupの山脇です。3/14.15に開催された「Sansan Innovation Project 2019」にクラウド名刺管理サービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」を支えるデータ統括部門であるDSOCが展示ブースを出展しました。今年はDSOCが担う大きな二つの役…

名刺データ化コストを改善する

はじめまして、DSOC Development Group で開発をしている石畑です。 現在は名寄せチームで、データ統合の機能開発をしています。関連のある名刺データを統合することで、顧客情報を一元管理できるようにしたり、世の中の様々なビジネスデータを収集し、名刺…

RubyKaigi 2019に参加します

こんにちは。VPoEの宍倉です。本日よりRubyKaigi 2019が始まります。そして、今回もRubyKaigiの協賛をしています。数年前より社内にて参加希望者を募るようになりました。毎年参加者が増え、今年は約20名のエンジニアが参加します。 多様なセッションで学び…

Ruby on Lambdaで実現する、Eightの大規模画像処理基盤

Eight事業部 Platform Unit / Engineering Manager の 藤井洋太郎(yotaro) です。 私のチームはいわゆる技術基盤を担当するチームで、パフォーマンス改善、アーキテクチャ刷新、セキュリティ対応といった課題と日々向き合っています。 今回の記事では、昨年1…

「クラスはオブジェクトである」に辿り着くまで

始めに 初めまして、DSOC エンジニアの冨田です。突然ですが、明後日は何の日でしょうか? そう、明後日は待ちに待った RubyKaigi です! 楽しみですね、実は今まで RubyKaigi に参加したことがなく初参加になるので、個人的には Rubyist として一歩前に進め…

【Geek Seek Toolsで買われた、気になるモノ達】第4回「TerraMat (スタンディングデスクマット)」

はじめに こんにちは。DSOC Data Direction Groupでデータエンジニアをしている、千葉祐大です。最近は、発表された新AirPodsではなく、前モデルから正当進化したBeatsのPowerbeats Proが気になりすぎている毎日です。さて、弊社の社内制度であるGeek Seek T…

Sansanプロダクトが生まれ変わります

SansanでChief Product Officerをやっている大津です。 先月のSansan Innovation Project 2019で発表しましたが、この度、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のコンセプトが新しくなりました。 新しいコンセプトは「Sansan, Where Business Starts …

Doc2Vecによる文書ベクトル推論の安定化について

はじめまして,Sansan DSOC R&Dグループ インターンの小林といいます。 2月下旬から3月末までの間,主に自然言語処理 (NLP) に関連した研究開発に挑戦させて頂きました。大学でNLPを専攻している訳では無いですが,他の研究員の方やインターンの先輩とのディ…

【Techの道も一歩から】第18回「アルゴリズムをコンテナ化しWebAPIとして利用可能に」

こんにちは。 DSOC R&D グループの高橋寛治です。 最近はスマブラSPの研究活動に熱心に取り組んでおり、少しずつ成果が出始めておりホッとしているところです。 さて、研究開発活動では何かしらのモデルやアルゴリズムを開発し、それを共有します。 共有する…

壁を登るエンジニアたちについての考察

Sansan事業部マーケティング部フロントエンドエンジニアの吉田です。弊社には「よいこ」*1という社内の部活動制度があり、筆者はボルダリング部に所属しています。 ボルダリング部は部長である弊社CTOの藤倉を筆頭に、プログラミング等を生業にしているITエ…

【ML Tech RPT. 】第5回 不均衡データ学習 (Learning from Imbalanced Data) を学ぶ (2)

Sansan DSOC 研究員の吉村です. 気づけば入社から一年が経ち, 社会人二年目に突入しました. 今年もコツコツとブログを継続していこうと思っております. さて, 本題に入っていきましょう. 今回は不均衡データ学習のアプローチの一つである Cost-Sensitive Lea…

try!Swiftで次の世代の開発者やプロダクトのことを考えた - Diversity in Developer -

こんにちは。Eight事業部でiOSエンジニアをしています アマゾネス です。 東京で開催された try!Swift というカンファレンスに参加して、すごく大事な話を聞いたので共有します。 try!Swiftとは? try! SwiftはSwift言語での開発における最新の応用事例につ…

チームにE2Eテストの文化を広めた話

こんにちは。Sansan 事業部プロダクト開発部の奥野です。 私は中途採用で昨年11月に入社して4ヶ月ほどになる、関西支店で勤務するエンジニアです。MAIDO という開発チーム*1 に所属しています。 今回の記事では、1月に私が主催した Selenium のチーム内勉強…

© Sansan, Inc.