はじめに
こんにちは。DSOC Data Direction Groupでデータエンジニアをしている、千葉祐大です。
最近は、発表された新AirPodsではなく、前モデルから正当進化したBeatsのPowerbeats Proが気になりすぎている毎日です。
さて、弊社の社内制度であるGeek Seek Tools*1で購入されたガジェットの中から、僕がイケてると感じたものを気の赴くままに紹介していく連載なのですが、今回は過去に僕がGeek Seek Toolsで購入したスタンディングデスク用のマットTerraMatとスタンディングデスクの関係について紹介したいと思います。
腰痛対策とスタンディングデスクへの淡い期待
僕は高校生のときにバレーボールで腰を痛めてから、ずっと腰痛持ちです。年1くらいでぎっくり腰にもなっており、腰の負担をいかに減らすかに、かなり神経を削っていました。
特に仕事中はコーディングや資料作成に夢中になると同じ姿勢になりがちなので、2015年に初代Apple Watchを買ってからは1時間ごとに「立ちましょう」というメンションに従い姿勢を変えたり、ストレッチをしたりするようにしていました。
そんな形でデスクに座ることをベースに腰をいたわり続けていた中、Sansanにジョインして初めてスタンディングデスクと出会いました。
ご存知のとおり、スタンディングデスクは机の高さを自由に変えることのできる机で、通常の座る位置から立ってPCを置いて作業ができる高さまで、任意の高さに変化させることができます。
これは座る生活から脱却できる!と思いすぐに要望を出しました。*2
そして、念願のスタンディングデスクを手に入れ、意気揚々とスタンディング生活をはじめました。
はじめから座るつもりはなかったので、貸与されている椅子をオフィスの端に追いやり、座って仕事をするなどという、前時代的なスタイルとは永遠に決別しようと心に決めて、机に向かいました。
足の裏の痛みと高まらない集中力
直感に従った楽観的な考えが不幸な結果を呼ぶことはよくあります。少なくとも今回はその良い例になると思います。
気持ちよくスタンディングしたまま仕事を数時間するうちに、足が徐々に痛くなりました。しかし、単に慣れていないからまだ環境に慣れていないんだろうと思い、気にせず業務をこなしました。
そうして、数日過ぎていきましたが一向に足が慣れて痛みが消えることはありませんでした。それどころか、足の(正確には足の裏)痛みが気になりすぎて集中力が損なわれ、次第に自分のアイデアが間違っていたと感じるようになりました。
そうして、僕は再び椅子を机に戻しました。そして、足を休めてweb上でスタンディングデスクでの作業をサポートするガジェットを探すことにしました。
TerraMatとの出会い
前置きが長くなってしまったのですが、前述の経緯からスタンディングデスクマットであるTerraMatを見つけて、購入することとなりました。
マット自体が対角線で1m弱はあるのでかなり大きい箱で届いたのですが、機能は期待通りでした。
立っているとバランスは崩さない程度に沈み込むような、全体が柔らか素材で作られており、使い始めてからは足の裏の痛みはなくなり、より集中できるようになりました。
また、前後左右に足をストレッチしたり、裏を刺激するためのオブジェクトが配置されており、適度にいつでもリラックスできるのがとても良いです。
このおかげで、椅子は不要になり、現在は自分のデスクに椅子を持っていません。*3そのかわり、椅子がある場所には、常にTerraMatがあります。
自分的働き方改革
TerraMatを使った快適なスタンディングベースの働き方をするようになって、集中する時間と発散する時間をより明確に分けることができるようになりました。
集中したいときはデスクで立って仕事をし、何かの検討やアイデアを練りたいときは社内のオープンスペースのゆったりとしたソファで考える。というように、それぞれの場所に異なる種類の働き方を対応付けることができるようになりました。
そうすることで、複数の仕事にアテンションを張りつつグリップして進めなければならない状況でも、クイックに思考を切り替えてうまく仕事を進められるようになった気がしています。
これはある意味、働き方改革だと思っています。
このような個人レベルの変革のきっかけを得られたのも、Geek Seek Toolsを始めとする、様々な働き方を想像/実践できるような環境のある弊社ならではなんだと思います。