Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

EightのエンジニアでKaigi on Rails 2025に参加してきました!

こんにちは!名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている平石です。9/26, 27日に開催された Kaigi on Rails 2025 に、Eightのエンジニアメンバーで参加してきました。今回はそれぞれのメンバーがKaigi on Railsの感想や印象に残ったセッションについてレポー…

Nagoya Tech Talk 〜AI x 〇〇〜【初陣】イベントレポート

中部支店に勤務しているData Intelligence Unit Master Data Groupのウチウゾウです。 名古屋のエンジニアコミュニティを、熱田神宮よりも熱くする。この熱意のもと、2025/10/24に、Sansanの中部支店で、「Nagoya Tech Talk 〜AI x 〇〇〜【初陣】」が開催さ…

「Sansanと考えるプラットフォームエンジニアリング」開催レポート

こんにちは、技術本部研究開発部の高橋寛治です。 2025年9月5日に「Sansanと考えるプラットフォームエンジニアリング」と題したイベントを株式会社ロバートハーフジャパンと共催しました。 プラットフォームエンジニアリングは、開発効率や組織スケーラビリ…

10年もののSansan Mobileアプリ開発において、適切に技術的負債・リスクに対処し続けるための取り組み

1. はじめに 技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Application Group でEM(エンジニアマネジャー)をしている赤城です。私たちのチームは、法人向け営業DXサービス「Sansan」のモバイルアプリ開発を主に担当しています。 今回は、Mobileチーム「技術負…

業務改善AIツールを半年で1万回利用まで育てるためにやったこと

こんにちは!Digitization部 & Corps兼務の荻野悠一です。 この半年間、社内の営業業務を効率化するためのAIツール開発をしていたので、その経験を共有します。 忙しい人向けの要点 1. やったこと全体像 要素技術 2. ツールが使われない・定着しない理由 1. …

2025年11月技術イベント予定

Sansan株式会社では、技術イベントや勉強会の主催・協賛・登壇を行っています。 各イベントの詳細については、以下のリンクからご確認ください。 ※開催状況により、すでに受付を終了している場合がございます。あらかじめご了承ください。

SansanはKotlin Fest 2025にゴールドスポンサーとして協賛します!

こんにちは、技術本部Contract One Engineering UnitでAI契約データベース「Contract One」の開発をしている中川泰夫です。 Sansanは、2025年11月1日(土)に東京コンファレンスセンター品川で開催されるKotlin Fest 2025にゴールドスポンサーとして協賛しま…

【勉強会開催レポート】渋谷 Biz × AI: ビジネスにおける AI 利活用 事例勉強会 第3回

この夏、初めてオクラを育ててみたところ、思いのほかたくさん実がなり、毎朝の収穫に追われていました。研究開発部の吉村です。今回は、2025年10月7日に株式会社サイバーエージェントで開催された、株式会社サイバーエージェント・株式会社ビズリーチ・Sans…

第20回言語処理若手シンポジウム(YANS2025)に参加しました!

こんにちは。研究開発部の25卒新卒、根本です。2025年9月17日(水)から19日(金)の3日間、静岡県浜松市のアクトシティ浜松にて第20回言語処理若手シンポジウム(YANS2025)が開催されました。弊社からは私が現地参加し、ポスター発表をしました。本ブログ…

Playwright AgentsでE2Eテストの民主化を実現する - SEED構想の提案

QA

はじめに 技術本部Quality Assurance Engineering Unitの杉本です。 QAでPlaywrightを使ったE2Eテストを推進している者です。以前、SETチーム始動 Playwrightで実現した最初の成果 - Sansan Tech Blogという記事で、立ち上げと導入について書きました。この…

Highlighting PO–Invoice Matches with OCR in Bill One

Introduction Hi, I’m Armin from SGDC, Sansan’s Cebu office, and I work in the Purchasing Area of Bill One. Almost a year ago, our team developed the highlighting feature for Bill One’s invoice matching. This feature has since become one of…

6GHz SSID導入への挑戦:高密度オフィスWi-Fiの混雑をどう解消したか

はじめに こんにちは、Sansan株式会社 コーポレートシステム部の正木です。 前回の記事「本社移転に伴うネットワークの再設計と内製構築の舞台裏」では、渋谷サクラステージへの本社移転に伴う大規模ネットワーク刷新についてお話ししました。今回は、その続…

テスト設計の属人化からの脱却─AIで工数半減と品質標準化を実現したQAチームの挑戦

はじめに:QAの未来を創造するための試み こんにちは。Bill OneでQAエンジニアをしている林 樹坤です。 私たちのチームは「AIを活用した新しいテストプロセス」を目指して、品質保証のあり方を変えようとチャレンジしています。 今回は、AIを活用してテスト…

福岡からリモートで働く ─ 地方拠点での働き方とこれから

はじめに こんにちは、技術本部 Bill One Engineering Unitの姉川です。2025年2月、私は東京から福岡へ移住しました。きっかけは家族のライフステージの変化です。子供が生まれ、夫婦それぞれの実家に近い場所で子育てをしたいと考えました。大学時代を過ご…

EightのWeb開発組織の体制の今

名刺アプリ「Eight」のWeb開発組織でマネジャーをしている篠原です。最近は2歳の娘に翻弄される日々を過ごしています。長く続くプロダクトを進化させる中で、日々の新機能開発と中長期の技術的取り組みをどう両立するかは、多くの開発組織が直面する課題です…

From Zero to One: Building the First Global Team in Data Hub

The Global Team in Data Hub Hi, I'm the leader Masanori Ikeda and one of the founders of the Data Hub’s first Global Team. As of September 1, 2025, our team has eight members, with two more planning to join later this year. I believe we ar…

Bill One開発マネージャーと挑む! AI駆動開発合宿で掴んだ、AIを"思考の相棒"にする3つの勘所

はじめに こんにちは!技術本部 Bill One Engineering Unitの市川です。 突然ですが、皆さんのチームでは、AIをどう活用していますか? 「CursorやClaude Codeを導入してAgent機能を活用している」「プロンプトエンジニアリングの勉強会を開いた」など、様々…

Vertex AIを利用してVision Language Modelをリリースするまでの意思決定

はじめに こんにちは、技術本部 研究開発部Automationグループの石井です。 本記事では、内製のVision Language Model “Viola”をGoogle CloudのVertex AIにデプロイするまでに行った意思決定を振り返ります。 比較的大きなVision Language Modelを本番環境に…

Amazon Athena で json、Parquet、Iceberg のデータを検索し、性能比較してみた

Sansan Engineering Unit Infrastructureグループの織田 繁です。 2025 年 6 月 25 日~ 26 日に開催された AWS Summit Japan 2025 での Community Stage にて「Amazon S3 標準/S3 Tables/S3 Express One Zone を使ったログ分析」というタイトルで登壇させて…

AIファーストを掲げるSansanのQA組織変革への取り組み

生成AI技術の飛躍的な進歩により、ソフトウェア開発にAIツールを活用することが一般的になりつつあります。そして、Sansan株式会社は社員一人ひとりがAIを武器として活用できる状態を目指す「AIファースト」を、2025年の全社方針として掲げています。 この変…

My Journey Back Into Development with AI

At Sansan Global Development Center (SGDC), the team I manage, Haraya, closes every stand-up meeting with a phrase that guides our work: *'change lives.'* It’s more than just words; it’s a reminder of why we do what we do.For nearly three …

SansanはiOSDC Japan 2025にゴールドスポンサーとして協賛します!

こんにちは!技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Applicationグループの松山(@akidon0000)です。 2025年9月19日(金)から3日間、「iOSDC Japan 2025」が開催されますね。 iosdc.jp Sansan株式会社は昨年に引き続き、ゴールドスポンサーとして協賛し、…

SansanはDroidKaigi 2025にゴールドスポンサーとして協賛します!

こんにちは!技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Applicationグループの堀(@horitamon)です。今年もこの時期がやってまいりました。「DroidKaigi 2025」が2025年9月10日(水)から3日間開催されますね…!2025.droidkaigi.jpSansanは今年もゴールドスポ…

【LLM Weekの全貌】 開発をAIに任せた1週間で見えた、生産性向上のリアルな成果と課題

1. はじめに 2. LLM Week とは 2.1 概要 2.2 目的 2.3 ルール 3. AI導入効果の定量分析 3.1 リリースノート数で見るユーザ価値のデリバリ 3.2 主要開発メトリクス(コミット比率・コード量 / PR 件数 / レビューリードタイム) 3.3 分析と考察 4. LLM Week …

React Virtualizedとお別れした話

こんにちは、名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている藤野です。最近はタコスの肉(カルニタス)作りに挑戦しようと考えています。 さて、今回はReact 18移行時に発生したReact Virtualizedで起こった問題と、その解決のためにReact Virtuosoへ移行した技…

YAML Anchorsを活用したGitHub Actionsの効率化とその限界

技術本部 研究開発部 Architectグループの島です。 GitHub ActionsでYAML Anchorsがサポートされました。 github.com これにより、ワークフローの記述において冗長な繰り返し(ボイラープレート)コードをいくらか改善できます。この記事では、YAML Anchors…

3つのシンプルな改善策で実現!elasticsearch-modelを使ったインポート処理を2倍高速化した話

こんにちは、技術本部 Sansan Engineering Unit Nayoseグループでエンジニアをしている冨田です。 私たちのグループでは、当社のほぼすべてのプロダクトが利用する共通基盤である「組織データの名寄せサービス」の開発に取り組んでいます。名寄せサービスに…

CursorとPlaywright MCP Serverを活用したJMeterの負荷シナリオ生成

導入 こんにちは!名刺アプリ「Eight」のSREエンジニアの藤原です。SREは日々プロダクトの信頼性向上に向き合っています。私は2024年の8月に入社し、すでに入社から1年経ったことに驚きを隠せない今日この頃です。遅ればせながらドラゴンクエストIIIリメイク…

契約書を“意思決定のインフラ”に──Contract Oneで挑む、新たな価値創造

こんにちは、Contract One Engineering Unitの大島です。 このたび、Contract One Engineering Unitの立ち上げに伴い、部長としてジョインしました。これまで私は研究開発部の部長として、また時にはSansan Engineering Unitの副部長として非構造化データを…

諦めかけた技術負債返済を3カ月で完遂させた2つの決断 - Epoxy48個削除の軌跡

はじめに こんにちは!技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Applicationグループの桑原です。 このたび、Mobileチームでは「技術負債返済」をテーマとしたTech Blogリレー企画を開始することになりました。 本記事はその第一弾として、Epoxy削除プロジ…

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