Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

iOS

SansanアプリにおけるKotlin Multiplatform導入の効果とアーキテクチャ紹介

こんにちは! 技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Applicationグループの桑原です。この度、Sansanモバイルアプリでは開発スピードを加速させるため、実プロダクトにKotlin Multiplatform(以下、KMP)を導入しました! まずは1画面の導入から始めまし…

SansanはiOSDC Japan 2024に2名が登壇し、ゴールドスポンサーとして協賛します!

こんにちは。Sansan 技術本部の中川です。 2024年8月22日から3日間、iOSDC Japan 2024が開催となります。 iosdc.jp Sansanは昨年に引き続き、スポンサーとして協賛します。 今年はゴールドスポンサーとしての協賛となるため、会場で展示ブースも用意する予定…

Sansan Mobile iOS/Androidエンジニア全13名でKotlin Multiplatform導入に向けた開発演習を実施しました

技術本部Mobile Application Groupの赤城です。最近は、Sansan Mobileアプリの開発チームのエンジニアマネジャーとして活動しています。 この度、Sansanのモバイルアプリ開発を加速させるためKotlin Multiplatformの導入を決定しました! それに際して、普段…

【Sansan Tech Talk】モバイル開発の技術的挑戦 〜KMP導入で目指す開発生産性の向上〜

こんにちは、Sansan Engineering Unitの部長を務める、笹川 裕人です。今回で5回目となる「Sansan Tech Talk」。この企画はSansanのテックリードたちが直面している技術的な課題や取り組みについて深掘りする連載企画です。 今回はMobile Applicationグルー…

iOS/macOSオンデバイスで爆速で動作する音声認識モデルWhisperKit

iOSエンジニアの堤です。先日3月28日に開催された弊社主催のLTイベントで、「WhisperKitがだいぶ良いので紹介する」というタイトルで発表しました。 スライドはこちら: www.docswell.com 本記事は、同発表をベースとしつつ、(LTでは時間が足りないので)発…

Sansan iOSアプリにおけるPrivacy Manifests対応の詳細と詰まったこと

こんにちは、技術本部 Mobile Applicationグループで iOSアプリケーション開発しています。武田です。2月29日にAppleから発表がありました。それは5月1日からPrivacy Manifestsに対応していないアプリはアップデートができなくなる、という内容です。これに…

Metalシェーダーで形状のアニメーション

技術本部の堤です。弊社には「Geek Seek Workshop」という社内勉強会を支援する制度がありまして、かなり活発に利用されています。私もその制度を利用して、もう1名の同僚と「リアルタイムグラフィックスの数学 - GLSLではじめるシェーダプログラミング」と…

Swift Macrosの作り方

こんにちは!技術本部 Mobile ApplicationグループでiOSエンジニアをしている長﨑です。Sansanアプリでは自分たちで定義したSwift Macrosを開発に導入し始めています。Swift Macrosについての勉強会も社内で実施しており、せっかくなので勉強会のコンテンツ…

Eight iOSアプリにおけるNFCを利用したタッチ入場機能の開発

技術本部Mobile Applicationグループの藤門です。 23卒としてSansan株式会社に入社し、iOS版のEightの開発に従事しています。今回の記事の目次は以下の通りです。 本記事の概要 BIS 2024について タッチ入場受付機能について タッチ入場受付機能でNFCを利用…

アプリ開発者が Privacy Manifests 対応でやることについて調べてみた

はじめに こんにちは。技術本部 Mobile Application グループで iOS アプリエンジニアをやっている多鹿です。 さて、 WWDC 2023 にて Privacy Manifests が発表されましたね。そして、2024年春にはこの対応がされていないアプリはリジェクト対象になるという…

Core BluetoothにおけるL2CAP実装 - 基礎編

研究開発部の堤と申します。先日Eightのモバイルアプリで「タッチ名刺交換」という機能をリリースしました。 この機能では BLE (Bluetooth Low Energy) を利用するのですが、コアライブラリも含めて開発メンバーの誰でもメンテできるよう、6月頃にEight iOS…

try! Swift NYCに参加してきました! #tryswiftnyc

研究開発部の堤と申します。今年9月にニューヨークで開催されたtry! Swift NYCというカンファレンスに参加してきました。 www.tryswift.co try! Swiftは2016年から東京・インド・ニューヨーク等で開催されている、Swiftのデベロッパーカンファレンスです。東…

iOSではじめるフォトグラメトリ #iOSDC

研究開発部の堤と申します。国内最大級のiOSカンファレンスであるiOSDC Japan 2023にて「iOSではじめるフォトグラメトリ」というタイトル [^prop] で登壇しました。 いろいろ忙しく開催から2ヶ月近く経ってしまいましたが、発表について資料をあらためて「記…

【iOS】Core Bluetooth が出力する WARNING のエラーコードの意味

はじめに こんにちは、 Mobile Application Group で iOS アプリエンジニアをやっている多鹿です。 最近癒しを求めてベタという熱帯魚を飼い始めました。ゆらゆら漂う姿についつい見惚れてしまいますね。。 さて、去る 9/26(火) に弊社サービスの Eight がリ…

iOSDC Japan 2023 のスポンサーセッションに登壇しました! & スポンサーブースのご紹介 #iosdc

引用元: https://twitter.com/huin/status/1699397565220061488?s=12こんにちは!技術本部Mobile Applicationグループの谷口です。2023年9月1日(金)から3日(日)までiOSDC Japan 2023が開催されました。 Sansanはゴールドスポンサーとして協賛し、3名がセッシ…

SansanはiOSDC Japan 2023に3名が登壇し、ゴールドスポンサーとして協賛します!

こんにちは!Sansan 技術本部 Mobile Applicationグループのふるしんです。2023年9月1日から3日間、iOSDC Japan 2023が開催となります。 iosdc.jpSansanは昨年に引き続き、スポンサーとして協賛します。今年はゴールドスポンサーとしての協賛となるため、会…

Core Bluetoothで距離推定

研究開発部の堤と申します。6月からマネージャーからエンジニアに戻り、今は毎日コードを書いております。 現在弊社では「タッチ名刺交換」の開発を行っています。この機能では BLE (Bluetooth Low Energy) を利用するのですが、コアライブラリも含めて開発…

社内ライブラリを Swift Package Manager に対応させた話 その2 ~OpenCV に依存したライブラリ編~

はじめに こんにちは、 Mobile Application Group で iOS アプリエンジニアをやっている多鹿です。 前回は Sansan / Eight の iOS アプリにて共通で使っている社内ライブラリを Swift Package Manager (以降 SwiftPM) に対応させた話の「その1」を公開しまし…

社内ライブラリを Swift Package Manager に対応させた話 その1 ~Swift, Cベースの言語, MLModel が混在するプロジェクト編~

はじめに こんにちは、 Mobile Application Group で iOS アプリエンジニアをやっている多鹿です。 過去にもいくつかこのブログに投稿してきましたが、 iOS アプリエンジニアらしい記事を書くのは初めてかもしれません。 今回は、 Sansan / Eight の iOS ア…

学びを仕事に繋げる / 外貨を稼ぐ / 継続的に成長する

「公立はこだて未来大学」にお招きいただき、学生さん向けに講義をさせていただきました。 講義で用いたスライドは公開済みで、既にTwitterやはてブでも反響をいただいております。 スライド内には埋め込み動画やリンク等、Speaker Deckでは再現されないもの…

Sansan iOS アプリにおけるエラー表示周りのソースコード解説

こんにちは、技術本部 Mobile Application グループの山名です。 普段は Sansan iOS チームで iPhone / iPad アプリを開発しています。 今回は Sansan iOS アプリ(以下、弊アプリ)におけるエラー表示周りのソースコードを解説します。

第26回 MLOps 勉強会で発表しました

研究開発部 Architectグループの堤(@shu223)と申します。2022年12月7日に開催された 第26回 MLOps 勉強会 - connpass で登壇の機会をいただき、「SansanにおけるエッジAIの実用例とMLOps」というタイトルで発表させていただきました。

【研究開発部の技術】第4回 coremltoolsを用いたCore MLモデルへの変換

研究開発部Architectグループの堤です。最近は研究開発部の技術や成果物について紹介する記事をいくつか書いてきたのですが、 今回は、下記記事で紹介した"Smart Captured"(略してスマキャプ)の開発の中で行った「Core ML化」について深堀りしたいと思いま…

【研究開発部の技術】第2回 SansanにおけるエッジAIの活用事例

研究開発部Architectグループの堤と申します。新任マネージャーとして自身のキャッチアップも兼ねて、研究開発部の技術や成果物について紹介する記事を書いています。 buildersbox.corp-sansan.com 第二弾となる今回は、「スマキャプ」と社内で呼んでいる技…

iOSDC Japan 2022 After Talkに登壇しました

こんにちは、はじめまして。Sansan 技術本部 Mobile Application グループの22新卒でiOSエンジニアをしている平山です。 先日開催されたiOSDC Japan 2022 After Talkに私自身初めてのLT登壇をしたので、その内容や感想についてお話しします。 sansan.connpas…

Sansan における iOS 16 SDK (Xcode 14) への対応調査

こんにちは。 Sansan 株式会社 技術本部 Mobile Application グループのアプリ横断チームにて iOS アプリケーションエンジニアをしている多鹿です。 今年もやってきましたね。新しい iOS SDK のリリース。 本記事では、 iOS 16 SDK への対応について、必要に…

いちエンジニア視点で見る、Sansan iOS アプリの新機能をリリースするまでの道のり

こんにちは、技術本部 Mobile Application グループの山名です。 早いもので今年も残すところ僅かになってきました。 そういえば大学時代のこの時期は、新卒採用が本格的に始まってそわそわしていたなあと懐かしい気持ちになっている今日この頃です。 そんな…

#iOSDC Japan 2022 に登壇しました!

はじめまして、本ブログでは初めて記事を書かせていただく堤と申します。12年ほどずっとiOSエンジニアをやっていたのですが、ひょんなことからSansanの研究開発部のマネージャーをやることになり、今年の4月からSansanで働いています。というわけで今はiOSか…

iOSDC Japan 2022 参加レポート

こんにちは。技術本部 Mobile Application グループで キャリアプロフィール「Eight」 iOS 版の開発を行っている石田です。 さる 09/10(土)から 09/12(月)にかけて開催された iOSDC Japan 2022 に参加しましたので、遅ればせながらレポートをお届けしま…

iOSDC Japan 2022にシルバースポンサーとして協賛します #iosdc

こんにちは。技術本部 Mobile Applicationグループの谷口です。日々Sansan iOSアプリの開発を行っています。 さて、今週末からiOSDC Japan 2022が開催となります。 iOSDC Japan 2022は9月10日(土)から9月12日(月)までオンラインとオフラインで開催される…

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