Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

NineOCR の最近と今後

本記事は Sansan Advent Calendar 2023 第9日目の記事です。

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はじめに

こんにちは、研究開発部の内田です。

みなさん師走はどうお過ごしでしょうか。 私は先日Jリーグを見に行きまして、その試合で見事、東京ヴェルディが昇格を決めました。 16年ぶりにJ1復帰ということで、その間の苦しんでいた時期を思い返すと、未だにじーんと来るものがあります。 来年からは次のフェーズへと歩を進め、より強いクラブへと進化していって欲しいものです。

閑話休題、私は普段 NineOCR 開発チームのリーダーを務めております。 ここ1年の取り組みを振り返ると、こちらもフェーズの変わり目の年だったと感じます。 本エントリでは、 NineOCR としてここ1年取り組んでいきたいこと、今後取り組んでいくことをまとめたいと思います。

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全社横断データ基盤における部分的セルフサービス化への取り組み

研究開発部 Architect Groupの大澤秀一です。ブログ寄稿は約2年ぶりです。半年ぐらい前からランニングを始めて、先日フルマラソン完走してきました。おかげで足はボロボロです(笑)。

さて、私たちはBigQueryを中心とした、全社横断データ基盤(以下、データ基盤)の構築とデータ基盤をもとに社内のデータ利活用を推進しています。データ利活用の推進についてチームメンバーが最近登壇した資料をご参照ください。

speakerdeck.com

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データ基盤を拡大していくにあたって、社内の利用者から自部門のデータをアップロードしてデータ基盤上でアドホックに分析したいという要望がありました。また、利用者自身が自由にテーブルとビューを作りたいという声があがりました。

今回は、そうしたことができる環境を構築したので仕組みについてご紹介します。
なお、本記事はSansan Advent Calendar 2023の8日目の記事です。

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Elasticsearch(OpenSearch)を活用した採用候補者検索の同義語辞書整備の取り組み

技術本部 Eight Engineering Unit でエンジニアをしている平石です。今回は、Eight で提供している採用サービス Eight Career Design (ECD)の候補者検索機能における、検索ヒット件数改善の取り組みについて紹介していきます。

materials.8card.net

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ジョブ理論に則り、ユーザーフィードバックを整理する。

自己紹介

こんにちは、Sansan事業部プロダクト室の乙幡です。
新卒入社後、最初に配属されたのはビジネス部門で、Bill Oneというプロダクトのインサイドセールスを担当しました。その後、入社2年目の2023年にプロダクトマネージャーへのキャリアチェンジを行い、現在は日々新しいことを学びながら活動しています。

今回は、日々の業務でうまくいったTipsについて振り返りたいと思います。
なお本記事は、Sansan Advent Calendar 2023の7日目の記事です。

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CRFのパラメータ学習を数式的に理解する

はじめに

本記事は、Sansan Advent Calendar 2023の6日目の記事です。

こんにちは、研究開発部の齋藤です。

固有表現認識にCRFを試す場面が最近あり、CRFのパラメータ学習を少し勉強しました。折角なのでまとめておこうかと思います。

書籍『形態素解析の理論と実装(工藤拓 著)』を非常に参考にさせて頂きました。

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Advent Calendar: OpenTelemetryの計装をやってみた話

こんにちは。技術本部 Bill One Engineering Unit の前田です。現在はSREチームに所属しており、アプリケーションに強いSREといった立ち位置になっています。今回は、私がSREチームに異動してから少しずつ実施した、OpenTelemetryを用いた計装について説明します。

なお、本記事はSansan Advent Calendar 2023の5日目の記事です。

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Cloud Pub/Subにおけるペイロードラップ解除のローカル実行環境でハマったこと

はじめに

こんにちは、技術本部 Bill One Engineering Unitの石川です。

Bill OneのComplicated Sub Systemチーム(通称Kombu)に所属していて、システム全体の課題を解決しつつメインでは請求書検索の改善に取り組んでいます。

本記事は Sansan Advent Calendar 2023 の4日目の記事になります。

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