Sansan Builders Box

Sansanのものづくりを支える技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

プロダクト戦略開発室の業務について

初めまして。プロダクト戦略開発室でデータアナリストをしています、白石です。
今回はプロダクト戦略開発室での私の業務について書いてみようと思います。

プロダクト戦略開発室とは

そもそもプロダクト戦略開発室は今年1月に出来たばかりの組織で、CPO室とCTO室という組織が合体して出来た新しいチームです。
CPOの大津とCTOの藤倉を中心にプロダクトの戦略から採用ブランディングまで色々やっている守備範囲の広い組織です。笑

なぜこのタイミングで2つの組織が一つになったのかということですが、一言で言うとプロダクトの成長速度を加速するためだと理解しています。
Sansanでは日々、プロダクトの改善、新機能開発、新プロダクトの開発が進められており、その裏側は新しい技術や多くのエンジニアによって支えられています。どんなに良いプロダクトであっても、高い技術を持ったエンジニアがいなければプロダクトは作れませんし、その逆も然りです。
そのような状況で技術(やエンジニア組織の)戦略を司るCTOとプロダクト戦略を司るCPOがより密に連携していくフェーズになっているのだろうなと感じます。

プロダクト戦略開発室の業務

ようやく本題の業務についてですが、上で書いたように2つの異なる組織が合体して出来た組織であり、必要に応じて情報連携しながら各自専門性を発揮してプロジェクトを遂行するスタイルのため、画一的に業務を定義することができません。そのため、今回は旧CPO室が担っていたプロダクト戦略の策定にフォーカスして書いてみようと思います。

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【ML Tech RPT. 】第0回 本連載を書くことについて

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DSOC研究員の吉村です.

私の好きな歌の歌詞の中に、「案外第0話って後から書かれるよね」みたいなことが書いてあります。(具体的に書くと、どの曲なのかがわかるので雰囲気で書いてます。)

さて, 本連載もそれなりに回数を重ねてきたので, その歌詞のごとく第0話的にこの連載について書きたいと思います. そのため, 今回はあまり技術色は強くないので, 気軽に読んでもらえると良いかと思います.

この連載を書く目的

理由の一つ目:自らのモチベーション維持

この連載をはじめにもらったときから今に到るまで, ずっと同じ目的があってこの連載を続けています. 個人の中での一番大きな目的は単純なもので, 「自らが忙しいという理由にかまけて広く分野の知見を取り込むことを怠らない理由を作るため」です. 冒頭の一言目に毎回テンプレで書いているように, 私の職業は研究員なので現在取り組んでいる業務に関わる技術や知識についての調査は, 当然行なっています. しかし, 弊社の研究員として働く上で「イノベーション」的な側面も求められていると考えていて, それに準ずるアイデアを生み出すためには特定の分野の知識だけを都度必要に駆られて集めるだけではダメだと思っています. アイデアは, あるドメインのものを別のドメインへと転用したり, 応用したりすることで生まれるからです.

先に述べたように「広く分野の知見を取り込むこと」が私個人として重要だと思いながらも, なかなかそういった時間を優先度高く取れないので, 「業務の一環として取り込んでしまう」ことでそれを行わざるを得ないものとしています. これにより, 現在まで継続することができています.

理由の二つ目:採用目的

二つ目の理由に採用目的があります. 弊社で働くことに興味がある方々が, 実際にどんな人間がそこで働いているかを知るのはなかなか困難なことだと思っています. そのような難しさがある中で, 読者にある程度の情報を気軽に得てもらうことも私はこの連載の目的の一つとして置いています. そのため, 毎回, 前置きとして, 多少プライベートな話も盛り込みながら, 自分がどんな人間なのかを表現したりしています. また, 記事の内容についても, 最低限書いている内容について私は理解できている (はず) なので, それらに関連のある人々に新たに弊社に対する興味を持ってもらうことも期待しています.

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多国籍なチームでプロジェクトを進める上で大事なこと

こんにちは。Sansan事業部プロダクト開発部の組織デザイングループに所属している平松です。
普段はプロダクト開発部で組織運営をやっているのですが、その傍らでSansanのグローバル展開におけるWebマーケティングのサポートも行っています。今回、グローバル向けのWebサイトをリニューアルするプロジェクトにプロジェクトマネジメント担当として入り、プロジェクトを進めた中での気付きを共有できればと思っています。

グローバル向けWebサイトのリニューアル

Sansanは日本だけではなくグローバル展開も行っており、今は特にシンガポールを中心にビジネスを展開しています。*1

現在のグローバル向けWebサイトは3年ほど前に大幅なリニューアルをしてからは、細かな改修がメインとなっていました。その間、プロダクトも進化し、海外でSansanを使ってくださるお客様も増えました。Sansanの価値をより伝えていくためには、このタイミングでもう一度リニューアルし、価値が伝わるより良いコンテンツを作ろう、そしてもう一段ビジネスを加速しようという思いからリニューアルプロジェクトが始まりました。

多様なメンバーが集まるプロジェクト

プロジェクトメンバーは、見て分かる通り多国籍なメンバー(カッコ内は国籍です)で構成されています。

  • 現地法人責任者(日本)
  • シニアマーケティングマネージャー(シンガポール)
  • マーケティングマネージャー(シンガポール)
  • デザイナー(イギリス)
  • コンテンツエディター(アメリカ)
  • プロジェクトマネジメント(日本/私)

そして、業務を行っている場所も、現地法人責任者・マーケティングメンバーはシンガポール、デザイナー・コンテンツエディター・私は日本と離れており、プロジェクトのやりとりは基本的にテキストかオンラインミーティングで行われます。国籍が違うメンバー間でのリモートによるプロジェクト進行は、普段のプロジェクトとは違った大変さがありました。

*1:日本以外に名刺交換の文化なんてあるの?とよく聞かれますが、結論から言うとあります!以前弊社でシンガポールビジネスマンにアンケートを取ったところ、回答者の内40%の人が月20枚交換するという回答がありました。アジア圏は人と人とのつながりを大切にしてビジネスを進める文化があるので、その中で名刺は大きな役割を果たしています。ただ、日本の「本人のように丁寧に扱う」という姿勢があるかというと、その点は考え方の違いがあるように思います。

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【Techの道も一歩から】第25回「できる限りわかりやすく規則による前処理・後処理を記述する」

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こんにちは。 DSOC R&D グループの高橋寛治です。

テキストに対して何かしらのアルゴリズムにより結果を得た際に、どうしても出力したくない項目や、少し前処理を書けば改善される、といったことがあります。 例えば機械学習の出力を調整するには、パラメータの調整や学習データの整備となかなか大変な作業が必要ですが、現場ではできる限り早く結果を提供するために、前処理や後処理を追加して対応することがよくあります。 その際に極端な話ですが、都度都度コードに if 文を追記すると、後から読むのが非常に大変になります。

今回は、わりとすっきり記述できたと感じ、運用している設計について紹介します。

設計方針

前処理、中心的な処理、後処理の3パートにわけます。 役割を挙げると次になります。

  • 前処理:テキストを入力とし、中心的な処理のためのテキストの整形を行う
  • 中心的な処理:前処理されたテキストを入力とし、機械学習モデルなどによる主目的の処理を行う
  • 後処理:中心的な処理の結果を入力とし、取捨選択などを行う

また、開発中には各処理工程でどのように変更が加わったかをログで確認できるようにします。

処理の流れを管理するクラスに対して、前処理や後処理を追加するという機構とします。 前処理や後処理は基とするクラスを作成し、それを継承することでインターフェイスを統一します。 ルールを一つ足すには、クラスとして命名する必要が出てくるため、わかりやすさを確保するための一つの項目となります。

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Sansan TVという動画版社内報

こんにちは。プロダクト戦略開発室でディレクターをやっている高橋です。
昨年の夏頃、Sansan TVという動画版社内報をスタートしました。

今回、それがどんなモノなのか、みなさまに共有したいと思います。




Sansanでは、広報/PRが社員向けにお知らせをするコミュニケーションは一定あるものの、定型の媒体はありませんでした。

そこで、社員がSansanの「今」を定期的に感じることができる媒体を作りたいと考え、まずは身近な社員のインタビュー動画を配信することにしました。

映像を選んだのは印刷や配布というコストが掛からないのと、当社が導入しているWorkplaceという、社内コミュニケーションツールを使うことでスピーディに配信できるからです。

配信ペースは当初、3日に1回と、ファンをつくるためにとにかくできるだけ配信回数マシマシ設定にしました。

内容としては先述のインタビューや人事部が企画する社員向けイベントの打ち合わせ風景、公式部活動の風景など、社内に転がってるあらゆる出来事を撮影し、iMovieで編集し、コツコツスタートしたのですが……

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NetSci-X2020に参加してきました

こんにちは!DSOCの西田です。

少しずつ春めいてきて、春夏物の服を買いに出かけましたが、気づいたら来年の秋冬物を予約しているということがありました。次回はしっかりと春夏物を見にいきたいと思います。

さて、本題に移ります!今回は1月20~23日に早稲田大学で開催された、ネットワーク科学の国際学会であるNetSci-X2020にDSOC R&D Group SocSci Teamのメンバーで参加してきましたので、そのダイジェストをお伝えしたいと思います!

過去にも参加しているNetSciのリージョナルカンファレンスに位置づけされるのがNetSci-Xです。東京では初の開催であり、約350名の方が参加する大きな学会でした。この学会では、弊社はスポンサーを務め、SocSci Teamから計4本の研究をポスター発表しました。
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「画像処理 × 深層学習 勉強会」を開催しました

こんにちは,DSOC R&Dグループ インターン生の内田です. 今回は,1/29(水)に弊社オフィスで開催いたしました「画像処理 × 深層学習 勉強会」 のレポートをお届けしたく思います. 本イベントはSansan DSOCの2名に加え,ZOZO Researchさんから1名ゲストをお招きしてご登壇いただいたイベントとなります.

sansan.connpass.com

実はSansan側から登壇する吉村と私のセットは,以前京都での勉強会にて登壇しておりまして,二人で「同じようなイベントやりたいですよね~」とポロッと言っていたのが本イベントの発端です. 割とゆるふわな感じではあったものの,多くの方にご尽力いただきまして,なんと定員50名のところ150名程の応募がありました!当日も大変盛況でありがたい限りでした.

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勉強会の様子

さて,以下では勉強会の内容について軽くさらっていきます.

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