はじめに
こんにちは。DSOC Data Direction Group でデータエンジニアをしている千葉祐大です。
前回の記事で心配していたコロナ禍で危ぶまれたネット回線の開通工事は、今月中に実施できると業者から連絡を受けたので安心している最近です。
さて、この連載は弊社の社内制度である Geek Seek Tools *1で購入されたガジェットの中から、僕がイケてると感じたものを気の赴くままに紹介していく連載となっています。
今回は在宅勤務前に買い揃えた、静電容量無接点キーボードである Niz Plum 84 をご紹介します。
メカニカルにはない、軽い打ち心地
今までのキーボード遍歴を軽くお話すると、学生時代〜前職まではデスクトップでお仕事をしていたのもあり、Cherry 茶軸のフルサイズキーボードを数年使っていました。
現職になってからは MacBook を貸与されたのもあり、MacBook 内蔵キーボードを使い続けていました。
外部のキーボードを接続するとどうしても机の周りが雑然としてしまうのと、個人的に MacBook 内臓のバタフライキーボードの打ち心地はそこそこ好きだったのが理由です。
しかし、往年の不具合から Enter キーや Shift キーの調子が悪くなり、1年くらい前から会社では自作キーボードや純正の Magic Keyboard を使っていました。
そんな中、コロナ影響で在宅勤務が本格化しそうなので自宅用のキーボードを模索しているときに、目に止まったのが本製品でした。
本製品で採用されている静電容量無接点スイッチを採用したキーボードは少し前までは Happy Hacking Keyboard や REALFORCE くらいしかなかったのですが、ここ数年で中国製でも静電容量無接点スイッチを採用しているものを見かけていたので、安価なのもあり購入してみました。
静電容量無接点スイッチの構造やメリットは割愛しますが、非常に頑丈で打ちやすいスイッチという感じです。
今までメカニカルキースイッチは Cherry の茶軸や黒軸、薄型赤軸を使っていたこともありましたが、どれとも違う軽く安定感のあるタイピングが可能です。
このキーボードは押下圧 35g なので、赤軸の 45g よりもさらに軽い押し心地となっており、テンポよくタイピングできるのが個人的にかなり気に入ったポイントです。
キー配列はほぼ標準的なものです。右シフトキーがやや短いのですが、違和感はそこまでありません。
カスタマイズできるキーキャップ
そしてこのキーボードは静電容量無接点スイッチにもかかわらず、Cherry スイッチ互換のキーキャップが装着できるので、カスタマイズの幅がものすごく広いです。
Happy Hacking Keyboard 等でも社外品で専用のキーキャップは販売されていますがそこまで種類も多くない印象なので、Cherry 互換キーキャップを使えるのは嬉しい仕様です。
さっそく自作キーボードにつけていたキーキャップに付け替えてみましたが、レトロ感が出て良い感じです。
コスパ最強
このキーボードは他にもいくつか独自機能があり、
- 3つのデバイスまで Bluetooth による無線接続設定が可能
- バッテリーを内蔵しており、USB Type-C での充電が可能
- キー配列がカスタマイズ可能
- マウス操作が可能
- 静音用のゴムが標準搭載
- 各キーの荷重を+10gできるバネが付属
というように全部入り!な製品となっています。
ここまで多機能な上に値段も1万円代前半で購入できるので、言うことなしです。
おわりに
今回は静電容量無接点スイッチ採用の高コスパキーボードを紹介しました。
キーボードやマウスは筆記具と同じで、いくらでもこだわりようのある領域です。
一歩間違えると沼にハマり抜けられなくなってしまう、危険な趣味とも言えます。
そんな中、コストも性能も美味しい本製品を選ぶのはキーボード沼から抜け出す選択肢の一つになりえる完成度だと思います。
ぜひ皆さんも、在宅勤務時の生産性向上として購入してみてください。
過去記事リンク
- 第11回「Logicool G304(無線ゲーミングマウス)」
- 番外編2「Sansanで人気のあったガジェットまとめ(2019年版)」
- 番外編「自費で購入した生産性向上グッズ」
- 第10回「Google Pixel 4 (スマートフォン)」
- 第9回「Apple AirPods Pro (無線イヤホン)」
- 第8回「Lepow 15.6インチ フル HD ディスプレイ (モバイルディスプレイ) 」
- 第7回「SONY SBH82D (無線オープンエアーイヤホン) 」
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- 第4回「TerraMat (スタンディングデスクマット)」
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- 第1回「ErgoDox EZ (左右分離キーボード)」