はじめに
こんにちは。DSOC Data Direction Group でデータエンジニアをしている千葉祐大です。
本連載もかれこれ10回目となりました。
途中でネタが尽きるかなと懸念していましたが、日々魅力的なガジェットが発売され、社内の生産性向上への感度の高い方が購入してくれているので、当分はご紹介を続けていけそうです!
さて、この記事は弊社の社内制度である Geek Seek Tools *1で購入されたガジェットの中から、僕がイケてると感じたものを気の赴くままに紹介していく連載となっています。
今回は Geek Seek Tools for Power Apps というアプリ開発に携わるエンジニア・デザイナー向けの端末購入制度を利用して、Google Pixel 4 を購入した、DSOC Creative Group の藤川真衣さんにお話をお伺いしました。
はじめての Android
ー 事前に Android は初めてとお伺いしていましたが、今までは iPhone をお使いだったのですね。
そうですね。ずっと iPhone でしたが、同時に Android にずっと憧れをもっていて、良さそうな端末を探していました。
最近の iPhone は新モデルが出るたびに価格が高くなっていくにも関わらず、「すごい」と感じる新機能が個人的にはなくて、もっと驚きがほしいなと思っていました。
そんな中、Google Pixel 4 の発表を見て、良さそうだなと思って購入しました。
ー なるほど、どういったところに魅力を感じたのですか。
スペックも iPhone と見劣りしないですし、なにより Motion Sense*2 が「新しい!」と思いました。
もともと Google はハードウェアと言うよりはソフトウェアの改善を重ねていくイメージだったので、物理的に先進的な機能を出してくるのは驚きました。
また、英語だけですが文字起こし機能*3も良かったです。iPhone と比べて、画面がヌルヌル操作*4できるのも満足度が高いです。
ー 一昔前だと、iPhone の画面スクロールが非常にスムーズで、他のスマートフォンはみなカクカクしているような状況だったので、時代は変わりましたね。
カメラすごい・デザインかわいい
ー カメラの性能が良いという感想をレビュー記事等で見かけるのですが、どうですか。
とても満足しています、やはり暗所性能が優秀で、表参道のライトアップとかもきれいに手持ちで撮れます。
端末のデザインも気に入っていて、iPhone のデザインの方向性とは違う、ポップな感じがかわいくて気に入っています。
また、Google Drive をはじめとする Google のサービスをシームレスに利用できるので、Google Photo で写真をすぐに共有するなど、やりたいことがストレスなくできている感覚ですね。
ー 実際に購入してみて、期待どおりでなかったところはありましたか。
今まで音楽を聴くために Apple Music*5 を利用していたのですが、Android 端末からは利用できません。代わりとしてSpotify*6 等を検討しましたが、普段聴いている系統の曲がカバーされていなかったので現在は音楽難民です(笑)。
ー そう言えば、ご自宅を IoT 化されていると以前朝会*7で話されていましたね。そういうガジェットは結構お好きなイメージです。
そうです、同居人もガジェット好きで、一緒に家を IoT 化して楽しんでいるんです。
その時話したのは、家の照明を全て Hue*8 に置き換えて、色温度や明るさをアプリで変更できるようにしたことですね。
夜になると徐々に暗くなって、スムーズに眠くなるような設定にできたりして、すごく生活の質が上がりましたよ。
ガジェットで言うと、最近 Oculus Quest*9 を購入して、遊んでいます!
同居人と共に Hue とゲームを連動させて、装着者がゲーム中で見ているライトの色と室内のライト色を合わせることで、すごいパーリィな空間*10を作ってみたこともあります(笑)。
さいごに
今回は Google Pixel 4 について、お話を伺いました。
僕も藤川さん同様、iPhone 3GS*11 からずっと iPhone ユーザーでメイン機を Android にしたことがないので、iPhone 以外のスマートフォンへの憧れに共感しました。
最近ですと、米軍が採用しているヘビーデューティーなスマートフォンとなっている CAT S60*12 が非常に気になっていました。
この端末は熱赤外線カメラが内蔵されていて、単体で物体の熱分布を可視化できるところがすごい!です。
これはかなり変わり種ですが、スマートフォンはずっと iPhone という方も、一度 Android の世界を見てみてると新たな発見があるかもしれませんね。
過去記事リンク
- 第9回「Apple AirPods Pro (無線イヤホン)」
- 第8回「Lepow 15.6インチ フル HD ディスプレイ (モバイルディスプレイ) 」
- 第7回「SONY SBH82D (無線オープンエアーイヤホン) 」
- 第6回「SONY WH-1000XM3 (無線ノイズキャンセリングヘッドホン) 」
- 第5回「Marantz Professional MPM-2000U (USBコンデンサーマイク) 」
- 第4回「TerraMat (スタンディングデスクマット)」
- 第3回「THE NORTH FACE Shuttle Daypack Slim (PCバックパック)」
- 第2回「Apple Watch Series 4」
- 第1回「ErgoDox EZ (左右分離キーボード)」
*1:生産性向上に資するガジェット・デバイスその他が購入しやすくなる制度。Geek Seek Tools の詳しい説明については第1回をご覧ください。
*2:レーダー技術を用いて、画面に触れずに操作をすることができる機能。日本では2020年春頃に公開予定。
*3:ボイスレコーダー機能にリアルタイムで音声から文字を認識して表示する機能。
*4:Pixel 4 の内蔵ディスプレイ書き換え頻度が 90Hz なので、60Hz の書き換え頻度である iPhone よりも画面移動などの描画がスムーズに見える
*5:サブスクリプション型の音楽聴き放題サービスの一つ。利用は Apple 製品に限られる。
*6:サブスクリプション型の音楽聴き放題サービスの一つ。
*7:DSOC で毎日朝会が全員参加で開かれており、持ち回りの司会が小話をする習慣がある。
*8:Philips 社製のスマート LED 電球。スマートフォンのアプリやスマートスピーカーから操作ができる。
*9:Oculus 社製の VR ヘッドセット。内蔵センサーのみで空間認識ができるので、単体で VR 空間を歩き回れるのが特徴。
*11:2009年発売の第三世代の iPhone 。
*12:Caterpillar 社製のスマートフォン。1.8m からの落下に耐え、5m 防水防塵かつサーマルカメラを内蔵しているユニークな端末。