Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Microsoft Build Japan に参加しました

こんにちは。 Data Hub Engineering Unit の北澤です。 6月27日 - 6月28日に東京で開催されていた技術カンファレンス「Microsoft Build Japan」において、 Table Topics カテゴリで登壇を行いました。

初の日本ローカル版 Microsoft Build ということもあり、多くの会場で席が埋まっているなど、大きな盛り上がりをみせていたように思います。

本記事はその参加報告となります。

Microsoft Build Japan とは

アメリカの Microsoft が年次で主催している Microsoft 社の製品に関する技術カンファレンス「 Microsoft Build 」の日本版です。

info.microsoft.com

Microsoft Build の内容の紹介に日本独自のコンテンツが加わった、とても大規模な技術カンファレンスでした。

Sansan Data Hub とは

Sansan 株式会社では Sansan のオプション機能として、 Sansan Data Hub を提供しています。

jp.sansan.com

Sansan Data Hub とは Salesforce、Marketo などといった多種多様なソースのデータを、人物、会社名、拠点で名寄せ、リッチ化等を行うサービスです。Sansan Data Hub はサービスとしてとてつもない量のデータを処理する必要があり、膨大なトランザクションを処理可能なアーキテクチャが求められます。

登壇内容

Table Topics カテゴリーで「BtoB SaaS でも .NET+ Azure ~ Azure Functions + .NET で作る大規模非同期並列分散アーキテクチャ~」と題して、ビジネスにアーキテクチャを落とし込む際に生じる課題と、その解決方法について発表を行いました。 詳細な内容については下記動画とスライドをご覧ください!

動画

youtu.be

スライド

speakerdeck.com

感想

大規模技術カンファレンスでの登壇は今まで経験がなく、また Table Topics で登壇されていた方のほとんどが Microsoft MVP*1 の受賞者の方々だったこともあり、とてつもなく緊張しました。緊張のしすぎて一言目から噛んでしまったりも…。

登壇のために色々と準備をしていると、こんなに多くのデータを扱っているのかと改めて認識したり、 チームの誰もが簡単にコードを書けるような工夫がプロダクトに取り入れられていることなど、今まで知らなかったことを知ることが出来ました。「新しくこれを取り入れればもっと良くなるのではないか?」という気づきも得られ、とても楽しく学びになる時間でした。

一言目で噛んでしまったり、デモをスムーズに進められなかったりなど失敗もありましたが、そういった失敗も含めて、思い切って手を挙げて、登壇したのは良かったなと思いました。


私が所属している Data Hub Engineering Unit ではともに .NET + Azure を推し進める仲間募集しています。 media.sansan-engineering.com

*1:Microsoft 社の製品などに対する専門知識を持ち、コミュニティへ貢献している方々への表彰制度 https://mvp.microsoft.com/ja-jp/

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