Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

iOSDC Japan 2018 でLT登壇しました!

こんにちは。Sansan事業部で法人向け名刺管理サービスSansanのiOS / Androidアプリの開発を担当する栗山です。

去る 8月30日(Opening Party含めると8月29日!) から 9月2日の期間で、日本最大級のiOS開発者の祭典である iOSDC Japan 2018 が開催されました!

私もSansanエンジニアとして参加してきました。

さらに今回はただの参加ではなく、なんと最終日にLT登壇させていただきました!

まさに お祭り という言葉が似合うような、とても楽しい時間を過ごすことができました。

今回は、そんなiOSDC 2018の模様と私自身のLT発表についてレポートします!

会場・ブースの様子

Sansanも含む、入口付近にあるスポンサーブース周辺は静かな時間が一切なく、終日活気が溢れていました。私もブースに来ていただいた方や他のブースの方と楽しく談笑していました。

Twitter上に写真付きのツイートあったので、ツイートを交えながら当日の様子を紹介します。

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iOSDC Japan 2018 にて Eight の海外展開の話をしてきました。

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Eight 事業部の辰濱です。

私は現在、Eight 事業部の Global Team にて Eight のアプリの海外展開に携わっています。

先日開催された iOSDC Japan 2018 にて LT が採択され、Eight の海外展開の話を紹介しました。

 

当日の発表資料がこちらです。

www.slideshare.net(※レギュラーセッションではなく LT だったので、LT の温度感に合わせた資料になっています)

 

本記事は iOSDC Japan 2018 では紹介しきれなかった内容や、Android での海外展開対応も合わせて紹介します。

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Eightの裏側を支える技術(後編)

CTOの藤倉です。
Eightのリードエンジニアに聞くサービスの成長を支える技術の話、後編です。
前編はこちら)

インタビュアー

藤倉成太:CTO。(シリコンバレーでの開発などを経験したのち、Sansanに入社し、法人向けサービスSansanの開発に携わる。2013年より開発部長。2016年からはプロダクトマネジメント全般を担当。2018年6月より現職。)

インタビュイー

藤井洋太郎:2014年入社。(2014年4月にSansan株式会社に新卒として入社し、サービス全体を支える基盤チームに所属。継続的なパフォーマンス改善や新技術・アーキテクチャの導入に取り組んでいる。社内外での活動も広く、北海道から沖縄まで多くのエンジニアイベントに参加、登壇している。)

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藤倉(左)と藤井(右)

チャレンジングなこともわくわくして取り組みたい

藤倉:ニュースフィード自体のアーキテクチャも変えたいって聞いたけど?

藤井:そうですね。Feed機能は3年前に初リリースしましたがベースのアーキテクチャは当時から大きく変わっていません。しかし、ここ最近パフォーマンス劣化や新規機能開発に難しさを感じており、現状の構成に限界があるのではと感じるようになりました。
例えば、現状のFeedではAWS DynamoDBを使ってフィード配信と閲覧制御を実現しています。DynamoDBはスループットの変更などを簡単にできますが、Eightの全250万ユーザに対して投稿の一括配信をしたいと考えた場合には、現在のアーキテクチャではDynamoDBに対してO(n)のRead/Writeコストが発生してしまいます。これではリアルタイムな配信は難しく、システム負荷の調整など運用していく上で大きなボトルネックとなっていました。

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Eightの裏側を支える技術(前編)

CTOの藤倉です。Sansanが提供する名刺アプリ「Eight」は、200万人を超えるユーザーに利用されています。今回はEightのリードエンジニアにサービスの成長を支える技術の話を聞きました。
前後編の2回に分けて紹介します。

インタビュアー

藤倉成太:CTO。(シリコンバレーでの開発などを経験したのち、Sansanに入社し、法人向けサービスSansanの開発に携わる。2013年より開発部長。2016年からはプロダクトマネジメント全般を担当。2018年6月より現職。)

インタビュイー

藤井洋太郎:2014年入社。(2014年4月にSansan株式会社に新卒として入社し、サービス全体を支える基盤チームに所属。継続的なパフォーマンス改善や新技術・アーキテクチャの導入に取り組んでいる。社内外での活動も広く、北海道から沖縄まで多くのエンジニアイベントに参加、登壇している。)

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藤倉(左)と藤井(右)


Eightの基盤チーム


藤倉:まず自己紹介から聞こうかな。

藤井:私は新卒でSansanに入社して、現在5年目になります。入社当初からずっとEightに関わっています。現在はEightのインフラ、サーバサイド合わせて6名のチームのスクラムマスターをしています。

また、6月からはEightの各部署に横断してエンジニアを助けるエンジニアリングマネージャになりました。Sansanにおけるエンジニアリングマネージャの役割は自分のチームに限らず、エンジニアが働きやすい環境を整えたり、彼らの生産性を引き上げるのが主な職務になります。

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Kotlin Fest 2018に行ってきた

Eight事業部でEightのAndroid版の開発を担当している山本です。

2018年8月25日に行われた。Kotlin Fest 2018に行ってきました。

Sansan株式会社ではKotlin勉強会を2016年から行っており、私自身もKotlin入門までの助走読本の執筆に参加したり、Kotlin in Actionの翻訳に参加するなど、Kotlinとは深く関係してきたので、今回のイベントはとても楽しみにしていました。

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【つながりに効く、ネットワーク研究小話】vol.3 出会わせない、が、世界史を変えていた

Sansan DSOC研究員の前嶋です。「つながりに効く、ネットワーク研究小話」の第3回です。前回まではmimiブログで連載していましたが、今回からはSansan Builders Boxに移ります。本連載は直接的に技術を解説するものではないですが、「人と人とのつながりに対してテクノロジーはどう関われるか」を考える上で、有益な知識を提供できるのではないかと思っていますので、引き続きお付き合いいただけると幸いです。

第1回「切れやすいつながりの見つけ方」
第2回「つながりと性格の深イイ関係」

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出会いの「構造」が歴史を変える

 「出会う、が、世界を変えていく」。これがSansanのコーポレートメッセージです。

 しかし、このような壮大なメッセージとは裏腹に、実際の人と人との出会いというのは、往々にして「地味」なものです。大国の首脳会談でもない限り、初対面の人同士の出会いにあるのは、派手なドラマではなく、手短な自己紹介や他愛もない世間話でしょう。

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"Rails Developers Meetup 2018 Day 3 Extreme" 感想

DSOC Development Group エンジニアの木田です。

2018/07/14(土) に行われた Rails Developers Meetup 2018 Day 3 Extreme|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ] で弊社は寿司スポンサーをさせていただきました。
本記事では、セッションの中から、いくつかピックアップして感想を書かせていただこうと思います。

※ 本記事は、下記ブログの内容を一部修正したものになります。

blog.mokuo.me

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