Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Economics Meets Data Science: Coding With Style


Hello, Juan here! It’s been a few months since my last post. We have been quite busy at DSOC releasing some sweet stuff for Sansan users, and I’m still working on the next part of the Structural Estimation Series. For now, I want to talk about coding style.

Coming from Economics, my programming education was limited to punching my keyboard until STATA gave me some results. I was rarely asked to share my code because I mostly did research on my own; when I had to, the fact that everyone’s code was all over the place was just something normal. In fact, there's this implicit belief that data analysis is not "coding" in the sense that web devs and Machine Learning engineers use it.

¯\_(ツ)_/¯

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NLP2020 言語処理学会にて3件の口頭/ポスター発表を行いました

こんにちは、DSOC研究開発部の奥田です。

今回は3/17から3/20にかけてオンラインで開催された言語処理学会第26回年次大会 (NLP2020)に同僚の真鍋と高橋とともに参加しましたので、その報告をしたいと思います。3月初旬のDEIM2020に引き続きオンライン開催となった学会参加でしたが、NLP2020もなんとか無事終えることができました。

言語処理学会とオンライン開催

今年の言語処理学会は本来であれば水戸の茨城大学で行われるはずでしたが、新型コロナウィルスCOVID-19の流行の影響により、オンラインでの開催となりました。口頭発表とポスター発表はZoomを利用したオンラインミーティング形式となり、講演者や聴講者はバーチャルな会議室に入って発表を聞くというスタイルになりました。

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開催スケジュールの様子。各部屋にZoomのリンクが記載されています

一方で、チュートリアルや招待講演が中止になったほか、スポンサーとしてはブース展示やスポンサーイブニングなどの参加者との交流の場がなくなりました。奈良先端大出身の私としては*1 、退官前の松本先生の講演をぜひ聞きたかったのですが、それもなくなってしまい少し残念でした。

*1:ちなみに私は松本研出身ではありません

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社内LTでの発表を振り返る

こんにちは。 DSOC 研究開発部の高橋寛治です。

LT(Lightning Talk) とは文字通り、さくっと数分で終わる話のことです。

Sansanでは気軽に参加できるエンジニアLT大会がしばしば自主的に行われています。 さらにLT大会は、Geek Seek Workshop*1 として費用補助がでるため、気軽に誘いやすいです。 定番メニューは、フライドチキンやハンバーガーといったファーストフードと、ジュースやビールなどの体に優しい飲料です。 まぁ、手がベトベトになるため、お手拭きが必須となります。

仲間内でとてもリラックスした雰囲気の中、各自趣向をこらしたLTを行っています。 その様子をお伝えするために、概略とスクリーンショットとなりますが、実際に自分が発表した内容について振り返ります。 少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

  • 社内LTでの発表
    • アレだったのでキーボードをアレにしたはなし(腱鞘炎軽減のためにキーボードを分離型に変えた話)
    • Emacsのススメ
    • スマブラ復帰勢がVIPを目指す話が気づくと画像処理になるLT
    • Arduino Unoで工作した話が気づくとスマブラの話になるLT
    • ゲームプログラミングで学ぶ黒歴史
  • 社内LTは楽しいよ

*1:社内のエンジニア同士でのイベントを実施する際、懇親費用の補助を受けられる制度

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AndroidのWorkManagerでDIする

こんにちは!Sansan事業部 プロダクト開発部のふるしんです。
私は大阪のオフィスでSansanプロダクトのAndroidアプリの開発に従事しています。
play.google.com


WorkManagerを使うと、アプリの起動状態が変化しても実行してくれるような、延期可能な非同期タスクのスケジューリングを簡単に設定できるようになります。
公式ドキュメントはこちらです。
developer.android.com


WorkManagerは非常に便利ですが、DI(Dependency Injection)するには少し工夫が必要です。
今回はDaggerを使った方法をご紹介します。

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Sansan DSOCでのインターンを卒業しました

こんにちは,DSOC 研究開発部 インターン生の内田です. タイトルにありますように,3/30でDSOCでの長期インターンシップを卒業し,4月から新卒として羽ばたきます. 本エントリはそんな私の 「公式退職エントリ」 となります.自分語りにお付き合いいただけると幸いです.

Sansanとの出会い

「それ,早く言ってよぉ〜」

お馴染みのCMのおかげでSansanの存在はかねてより認知しておりました*1. また,個人的にSIGNATE(当時はDataAnalytics)を利用する機会があり,そこでSansanもコンペティションを開催しているのを目にしていました*2. 当時「名刺データでの研究開発って面白そう」と思った記憶があります.

そんな折,修士1年次のサマーインターンシップを探す時期となり,就活サービスでDSOCのサマーインターンシップを見つけました. 動き出すのが遅かったため期限ギリギリでしたが,上述の興味からすぐ応募しました. 応募した側ではありますが,色々な形で外にアピールすることが 「出会い」 を生み出す上で大切と感じましたし,その考えは現在私の指針にもなっています.

*1:ご存じない方は一気にご覧ください - https://jp.sansan.com/special/

*2:Sansan 名刺の項目予測 - https://signate.jp/competitions/26

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Sansan AIくん時計を作ってみたよ [Arduino]

はじめまして、Sansan事業部 プロダクト開発部の古石です。
普段はWEBエンジニアとしてSansanの開発をしています。

タイトルからしてもう場違いな感じがするのですが、
今回は趣味でAruduino3Dプリンタを使ってSansanのマスコットキャラクター?AI(あい)くんの時計を作ったよ、という話です。

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手を振ったらウィンクしてくれます。かわいい!

参考: AIくんとは
jp.corp-sansan.com

最近3Dプリンタを買ったので、元々趣味で齧っていたArduinoと組み合わせておもちゃを作ってみたいなと思い、今回に至りました。
今回は製作しながら記事を書いていたので製作日誌・過程みたいなものになります。

1. 全体のイメージを決める

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書いているときはテンション高いのですが、後で見返すと小学校の自由研究かな?って気がしてきますね...

残り時間が土日しかないという制限もあったので、機能はこの程度にしておきます。
特にIoT的なこともしないので、レベル的にはちょうどArduino入門ぐらいですね。

  • 基本的には時計
  • 音を出すと時計から温度へ表示を切り替える
  • 手を振ると笑ってくれる(重要)
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▲The Prism of Creativity ▽ vol.7 機械と協働してクリエイティブに[機械学習編]

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こんにちは!Sansan DSOC 研究員の西田です。最近は密かに髪の色をブルーブラックにしましたが、自然光に当たらないと青くならないため、誰にも気づかれません。烏のような黒髪を目指していきたいと思います。


先日までMedia Ambition Tokyo 2020に出会いの本質を表現したビジュアライゼーションを展示をしておりました。開催期間後もオンラインで作品を鑑賞していただけるので、以下のリンクより作品をチェックしてみてください!
mediaambitiontokyo.jp


私たちの展示の隣には、UNLABELEDという監視カメラに人間として特定されないようにデザインされた服が展示されており、服好きの私にとってはとても興味深かったです。監視カメラが誤認識を引き起こしやすい特定の柄をAIが学習し、生成された画像を元に、迷彩服を提案しています。僕はコムデギャルソンの特殊なシルエットなら監視社会でも生きていけると思って挑戦しましたが、見事に認識されてしまいました!(いい勝負した日もありました!笑)


作品チームは、研究テーマとしてComputational Creativityを掲げている慶應義塾大学SFC徳井研究室のメンバーの方々です。
会期中にメンバーの方々と交流している時に、「そうだ、この連載でも機械学習編として、Computational Creativityに触れるんだった」と思い出したので今回はComputational Creativityに関する研究紹介です!

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