Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Tech 道場再始動しました!

こんにちは!Data Hub Engineering Group 兼 Tech 道場 道場主の秋田です!
今回は Tech 道場という社内での取り組みについてお話しします。

Tech 道場とは?

Tech 道場は 2015 年から不定期開催している社内プログラミング勉強会です。
主に初心者向けにエンジニアもそうでない方も垣根を越えて楽しめる学びの場として、過去17回実施されてきました。
コロナ禍でオフラインイベントが実施しづらくなったこともあり、しばらく開催できていなかったのですが、先日「Tech に触れよう」というコンセプトのもと再始動しました。


過去の Tech 道場の記事が以下にありますので、ご興味があれば是非読んでみてくださいね。
jp.corp-sansan.com

過去のTech道場で実施したLT会の風景 (mimiからの転載)
当時の参加者の集合写真 (mimiからの転載)

新しい Tech 道場に込めた想い

過去エンジニアの有志を中心に開催されてきた Tech 道場ですが、新しい道場主として場を引き継ぐに当たり、初心者向けプログラミング勉強会を開く意義を考えてみました。

Tech を通じた社内交流

もともとの Tech 道場の狙いは、エンジニアとそうでない方の Tech を通じた交流の促進と聞いています。エンジニアの仕事は黙々と PC と睨めっこしがちなので、エンジニアではない方から見ると、普段どんな仕事をしていて、どんなことを考えているのかは、なかなか見えづらいと思います。技術に触れたり交流したりしていく中で、互いの理解を深め日々の仕事に活かせるような気付きを得られるのではないでしょうか。

技術があるからプロダクトがある

Sansan はプロダクトの会社です。そしてプロダクトを支えるのは紛れもなく技術です。プロダクトを大切にするのであれば技術も大切にしたいですし、土台となる技術への理解があればこそ、プロダクトをより好きになり、より可能性を広げていけるようになるのではと思っています。Tech 道場を通じてプロダクトを支える技術について知識が深められればいいなと思っています。

身近なところから Tech を活かしていく

プログラミングに触れていくと、次第に日常のさまざまな場面でそれらを活かせそうだと気付くと思います。その気付きはとても大切なものですし、面倒な作業や繰り返し行う作業を自動化すれば空いた時間を有意義に使えます。そういった「身近なところから Tech を活かしていく」考え方が身に付くようなコンテンツを目指したいと考えました。

左が旧ロゴ、右が新ロゴ。新ロゴはより道場らしさが増したデザインに。

リスタート第1回 開催レポ
「Slack Bot を作ってみよう」

リスタート第1回ではディナーのマッチングをしてくれる Slack Bot を Google Apps Script で作成しました。スプレッドシートに記入されたメンバーから抽選で選ばれたメンバーを Slack にポストするというシンプルな作りになっています。あらかじめ用意しておいたサンプルコードを用いつつ、プログラミングから Bot による Slack 投稿までの一連の流れを体験しました。
もし分からないことがあっても、師範代 (≒ Teaching Assistant) に質問すれば丁寧に解説してくれるので、全くの初心者でも楽しめる会になりました。

Bot の動作イメージ

各々が作った Bot から、tech 道場チャンネルに投稿するようにしたのですが、文字のかわりに reacji をポストしてみたり、メンバーのマッチングをするかわりに旅の行き先を決めたりと、色んな応用例が参加者から上がってきてとてもクリエイティブな時間になりました!

リスタート第1回の様子
Yatai では飲み物やお菓子が貰えます
分からない部分は師範代が丁寧に解説してくれます

おわりに

Tech 道場では今後もさまざまな題材を扱っていこうと思っています。
このブログでも取り上げられればと思っていますので是非お楽しみに!

© Sansan, Inc.