Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Sansanメンバーが2020年に読んだ本は?

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はじめまして!データ統括部門 DSOCでブランディングを担当している藤川です。

本記事は Sansan Advent Calendar 2020 14日目の記事です。

「デザイナー」という肩書きですが、ブランディングに関わることは何でもする雑食デザイナーです。
一見、デザイナーの仕事?と思われそうなこともやっていますが、必要に応じて挑戦できるのは事業会社デザイナーのおもしろいところだと思っています。*1

さて、今回はアドベントカレンダーということで、今年一年を「Sansanメンバーがどんな本を読んでいたのか?」という観点から振り返ってみたいと思います!

なぜ、本で振り返るのか?

まず、なぜ本で振り返るのか…?という背景です。

弊社には、ものづくりに関わるメンバーの技術的成長を支援するさまざまな制度があります。
そんな制度の一つ「Geek Seek Skills」では、専門的知識・技術を必要とするエンジニアやデザイナーといったクリエイティブ職のメンバーの学習を支援するために書籍の購入を会社が補助してくれます。そのためSansanのメンバーは、気になった本は積極的に読むことができるのです。

そんなありがたい制度 Geek Seekについては、他のメンバーも書いていますので合わせてご覧ください!
buildersbox.corp-sansan.com
buildersbox.corp-sansan.com


Sansanメンバーが、今年一年どんな本を読んだのか…?
個人的にも気になっていましたので、集計結果をご紹介したいと思います。

人気だった本は…?

今年1年でよく読まれていたのはこちらの本たちです!
(クリックでAmazonのページに遷移します)

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 (アスキードワンゴ)

マイクロサービスパターン[実践的システムデザインのためのコード解説] impress top gearシリーズ

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで

その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」

INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント




話題になっていた本も多いので、すでに読まれている方も多いかもしれません。

弊社にはプロダクトの開発に関わるエンジニアが多い*2ため、大規模なシステムに関するものやプロダクトを成長させるための知識などが多い結果となりました!

今年らしいなと思ったのは、「働き方」に関する本が上位に来ていたこと。
上記にも入っている『チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで』や『その仕事、全部やめてみよう──1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」』、そのほかにも昨年から話題になっていた『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』などもメンバーがよく読んでいました。新しい働き方が求められる中で、どのようにチームで働いていくか?みんな探っていたのかもしれません。

個人的に気になった本

おまけとして、私が気になった本も…

行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する



『行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する』

デジタルサービスのプロダクト開発にたずさわっているエンジニア・プロダクトマネージャー・デザイナー・研究員など、全ての人向けに書かれた本。
ユーザーがやりたいと思っていたものの実行できなかった行動の実現を助けるプロダクト*3を作り出すための、実践的な視点や知識が書かれています。

人間の行動や心の動きを知るところから始まり、コンセプトデザイン→実際のインターフェースのデザインと実装→プロダクトの改善まで、それぞれのフェーズで考えるべきことや参考知識が書かれています。
私はプロダクトをつくっているデザイナーではありません。それでも、この本に書かれていることは「相手に行動をとってもらうための体験をつくる」時には、参考になりそうだと感じています。*4
464ページとなかなか重みのある本なので、年末年始にはいいかもしれません。



以上、Sansanメンバーが2020年に読んだ本をご紹介しました。
少しでも、みなさんの読書の参考になれば幸いです。


また、私が所属しているDSOCのメンバーが読んだ本もSansan DSOCのTwitterで紹介しています。また発信していきたい思っていますので、こちらもぜひチェックしてみてください!
twitter.com

*1:最近はSNSでの発信など、PR的な動き方もしています!いつかこの辺りのお話も書きたいと思います。

*2:全社員の24%がエンジニア。そのうち80%強がプロダクト開発に携わっています。(2020年7月時点)

*3:例で挙がっているのは「健康を管理するサービス」や「お金を管理するアプリ」など。

*4:この記事の段階ではまだ読んでいる途中です。記事までに読み切りたかったのですが、464ページは読み切れませんでした…

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