Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Sansan Tech Internship Triggerに参加した話

こんにちは。大阪大学基礎工学部4年の髙城 頌太と申します。普段は、かの有名な(そんなに有名でもないかもですが...)石黒研究室に所属しており、ロボットの行動生成の研究しています。

今回は、昨年10月に開催された "Sansan Tech Internship Trigger" に参加したので、その体験記をつづります。
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文章力がないので、多々おかしなところがあるかもしれませんが気軽に読んでいただけると助かりますm(_ _)m。

Sansan Tech Internship Triggerとは

Triggerは、「世界に通用するエンジニアを日本の学生から育成・輩出したい」というSansan株式会社のCTOである藤倉成太の思いから生まれたインターンシッププログラムです。

エンジニアとしての成長に必要不可欠な「ビジネスと技術を結び付ける方法論」をインプットし、「ハッカソン」でアウトプットする。プロダクト開発を体験できる10日間のプログラムです。

上記は、インターン参加中に説明していただいたものを引用しています。
簡単に要約すると、ビジネスと技術の二つの観点からプロダクトを開発するハッカソン形式のインターンとなっています。

今まで、いくつかのハッカソンやインターンに参加してきましたが、今回のインターンはビジネス面に重きを置いており、今まで体験したことのない形式だったので新鮮でした。

世界に通用するエンジニアに僕もなりたいです!

参加したきっかけ

当時、僕は何かを開発したい欲に溢れていて、何か良いアイディアが無いかと考えている状態でした。そんな時に、athleticsというプログラミングのチャレンジプラットフォームでインターンの募集を見かけたので気軽な気持ちでエントリーしました。

プログラム概要には、ビジネスとソフトウエア開発、UI/UXデザイン、 アーキテクチャー概論等の知識が学べると記述されていたので、自分にとって学んだことのない新しい知識を吸収できると感じたのも参加した大きな理由の一つです。

また、技術課題を解く形式の選考だったので、自分とって性に合うというのもあるかもしれません。(エントリーシートの文章を書くのが苦手なので)

プログラム内容

前半
ビジネスとソフトウエア開発、UI/UXデザイン、 アーキテクチャー概論、モバイルのアーキテクチャー論、サーバーサイドアーキテクチャー論、チーム開発、プロジェクトマネジメントなど、組織のエンジニアとして必要な知識を学びます。


後半
参加者の中でチームを組み、課題解決のためのプロダクト開発に取り組みます。ビジネスの観点からの企画や要件定義から、技術選定、デザイン、実装まで、リアルなものづくりを体験できます。


最終日
各チームが作り上げたアウトプットをプレゼンテーションします。着眼点、ビジネスとしての実現可能性、プロダクトとしての完成度、そしてプレゼンテーション力なども含め、総合的な評価やフィードバックが得られます。

詳しくは書けませんが、ざっくりと上で記述した通りです。

10日間の内、最初の4日間は講義を受けて、その間に作成するプロダクトの構想を行います。そして、次の5日間は開発を行い、最終日にプレゼンを行うという流れです。
新型コロナウイルスの影響で、最終日以外は全てリモートでのインターンでした。

チーム編成

今回インターンに参加が決定した時に、事前にエニアグラムとストレングスファインダーと呼ばれる自身の性格や資質を表す指標を計測して報告していました。
これらの指標をもとに運営側でチーム編成が行われました。

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左: エニアグラム 右: ストレングスファインダー

全部でA、 B、 C、 Dチームの4チームがあり、1チーム4~5名程度でした。そして、そのうち僕はDチームに振り分けられました。

各メンバーと顔合わせを行った後、各メンバーのエニアグラムとストレングスファインダーが共有されるのですが、正直それを見て最初はかなり不安でした。

以下に実際の各メンバーのエニアグラムとストレングスファインダーを載せているのですが、ストレングスファインダーは被っている項目がかなり多く、エニアグラムに関しては、ほぼ同じでかなり偏ったチームでした。

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事前の説明で、エニアグラム、ストレングスファインダーはメンバーで多種多様な性格、資質があるほうが互いの利点・欠点を生かせる良いチームになると聞いていたので、偏ったチームでうまくやっていけるのか不安でした。
しかし、その不安は結果的には杞憂に終わりました(理由は後述)。

開発したプロダクト

プロダクトの構想段階では、チーム全員で意見を出し合って作成するプロダクトを考えました。
講義では、「自分が一番のユーザーとなれるようなプロダクト」を考えるとアイディアが浮かびやすいとのことだったので、それぞれのメンバーがその考えに従って案を出していきました。

最終的な案としては、観光施設や商業施設に向かう際に、駐車場探しに苦労して時間を無駄にしただけでなく、ストレスが募ることで同行していた家族間の不和も起こしたという経験から、テクノロジーを使ってこの問題を解決できないかということで、効率よく駐車場を探してくれるシステムを考えました。

システム

具体的なシステムとしては、事前に駐車場の料金所の情報を収集して、駐車場の空き台数をリアルタイムに計測します。そして、ユーザーが目的地を設定すると、周辺の駐車場の空き台数を表示して、自動的に一番入りやすい駐車場まで案内してくれるアプリとなっています。
(作成したアプリの動画があればよかったのですが、残念ながら残っておりませんでした…)

提供する価値

ビジネスの本質は、顧客に価値を提供することとも言われます。
つまり、価値をきちんと定義しておかないと、そもそもこのプロダクトは何の意味のあるのかが不明瞭になってしまいます。

今回は、次のように価値を定義しました。

車移動でのストレスを軽減し、車で外出することの
楽しさを最大化する。

ビジネスモデル & 収益構造

プロダクトを構想する段階では、技術的に可能なのかという問題だけでなく、ビジネスモデルや収益構造を考えなければなりません。あくまでも利益を得られなければビジネスとして成り立たないからです。

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ビジネスモデル

ビジネスモデルとしては、駐車場、観光地、運転手の3つのステークホルダーの利害関係が一致することによって成り立っています。
効率よく駐車場を探索してくれると、運転手側はストレスフリーな駐車ができ駐車場側は稼働率が増加します。一方駐車のために並んでいた無駄な時間が減ることによって観光する時間が増加し、観光収入の増大が見込めます。

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収益構造

収益構造としては、駐車場運営者からIoTデバイス等の設備固定費と誘導した車の台数によって収益の数%を頂きます。そして、観光地側からは月額利用料を頂き、ユーザーは無料で利用できる形となります。

プレゼン発表

最終日のプレゼン発表では、絶対優勝するつもりで挑みました。というのも、優勝すると30万円の賞金がもらえるとのことだったからです(笑)。

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発表している様子

そして結果はなんと.......!!

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Dチーム優勝しました!!やったー!!
皆さん本当にありがとうございます!!


最後に実際に発表した資料を載せておきます。
チーム開発やクラウドアーキテクチャなど本ブログに載せきれなかった部分も載っています。

さいごに

今回のインターンシップを通して、ビジネスとソフトウエア開発、UI/UXデザイン、 アーキテクチャー概論、モバイルのアーキテクチャー論、サーバーサイドアーキテクチャー論、チーム開発、プロジェクトマネジメントの講義を受けることで、それらすべてを完全に理解したとは言えないものの一部でも理解して実際のプロダクト開発に活かすことができたのではないかと思います。

また、チーム編成でエニアグラム、ストレングスファインダー等の偏りがあり不安でしたが、結果的にはある意味似たもの同士が集まったことでチーム内の衝突が少なく、順調に事が運んで行ったので良かったと思います。

優勝の最大の決め手は、賞金がもらえるというモチベーションもありましたが、やはりチーム内でみんながこのプロダクトは実用的に使える良いプロダクトだと本気で信じながら開発できたのが大きかったと思います。

講義をしてくださった方々、運営をしてくださった方々、チームメンバーの方々、皆さん本当にありがとうございました。

ここで得た知識や経験を自分の糧にして、他に活かしていけるように頑張っていきたいと思います。



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