Sansan Builders Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

iOSDC Japan 2020 & After iOSDC Japan 2020 に登壇しました

こんにちは。 Sansan 事業部プロダクト開発部で iOS アプリエンジニアをしている中川です。
今回は iOS 関連技術をコアのテーマにした技術者向けのカンファレンスである iOSDC Japan 2020 と その振り返りイベントである After iOSDC Japan 2020 に登壇の機会をもらい、登壇をしてきたので、それぞれの登壇についての感想だったり、新たな発見だったりを共有できればと思い、筆を執ります。

iosdc.jp

zozotech-inc.connpass.com

オンライン開催にも関わらず、スピーカーと参加者がコミュニケーションできた

どちらのイベントもオンラインでの開催は初の試みでしたが、様々なサービスを活用して、オフラインで行われていたスピーカーと参加者のコミュニケーションをオンラインへ移行出来ていたように思います。

サービス名 利用目的
ニコニコ生放送 トークの配信 / リアルタイムに参加者のリアクションが見れる / コメントでのスピーカーと参加者や参加者同士のコミュニケーションが出来る
Discord 音声でのコミュニケーション (発声可能パブリックビューイング、 Ask the Speaker 、雑談)
Twitter ツイートでのスピーカーと参加者や参加者同士のコミュニケーションが出来る / コミュニケーション活性化のためにハッシュタグを利用した企画実施

iOSDC Japan 2020 でコミュニケーション用途で利用されたサービス一覧

サービス名 利用目的
YouTube イベントの配信 / リアルタイムに参加者のリアクションが見れる / コメントでのスピーカーと参加者や参加者同士のコミュニケーションが出来る
sli.do テキストベースの質疑応答。匿名での投稿も可能
Twitter ツイートでのスピーカーと参加者や参加者同士のコミュニケーションが出来る

After iOSDC Japan 2020 でコミュニケーション用途で利用されたサービス一覧

以下は iOSDC Japan 2020 のトーク配信時のコミュニケーションの一例です。
トーク開始時、終了時に「8888」コメントで盛り上げてくださったり、トークの内容に対しての質問や私の補足コメントに関する共感などオフラインでは味わえないようなトーク中のコミュニケーションがとても楽しかったです。 コメントをしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

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ニコニコ生放送でのコミュニケーション

以下は After iOSDC Japan 2020 の質疑応答時の一場面です。
この時はリアルタイムで LT を行った後で緊張もあり、分かりやすい回答が出来たか、自信はないですが、自分で適切な回答が出来なかったものは Twitter で別途、回答をしたりとフォローアップは出来たと思います。

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sli.do を使った質疑応答

フォローアップのためにつぶやいたツイート達

ツールを有効活用してトークや LT を乗り切った

マークダウンでスライドを作れる Marp

私はどちらのスライドも Marp というマークダウンでスライドを作れるツールを使いました。
マークダウンとスライドで主に利用される機能との対応付けが分かりやすく、マークダウンを理解している方は自然に Marp でスライドを作れるようになると思います。

marp.app

やりたいこと 記法 プレビュー
見出し テキストの前に # を並べる。 # の数が見出しのレベルに相当する。

# 見出し1
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順序無しリスト テキストの前に - または * を付ける。インデントで入れ子に出来る。

- 順序無しリスト
  - 入れ子
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順序付きリスト テキストの前に 1. を付ける。インデントで入れ子に出来る。

1. 順序付きリスト
  1. 入れ子
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改行・空行 改行、または HTML で <br/>。通常のマークダウンと違い、半角スペース 2 個では改行できない。 f:id:ynakagawa33:20201003161746p:plain
インライン表示 テキストを ` で挟む。

`テキスト`
f:id:ynakagawa33:20201003163432p:plain
コードの挿入・シンタックスハイライト コードを ``` で挟む。先頭の ``` の後に言語名を明記するとシンタックスハイライトされる。

f:id:ynakagawa33:20201003165400p:plain
リンク 次のフォーマットで書くとリンクとして機能する。
[リンクのテキスト](リンクのアドレス)
リンクのアドレスだけでもリンクとして機能する。
f:id:ynakagawa33:20201003170329p:plain
引用 テキストの前に > を付ける。

> 引用文字列
f:id:ynakagawa33:20201003170859p:plain
画像 次のフォーマットで書くと画像として機能する。
![代替テキスト](画像へのアドレス)
画像へのアドレスにはファイルパスや相対パスも利用可能。
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テキストの強調 テキストを * または _ で囲む。
一つの場合は斜体で表現され、二つの場合は太字で表現される。
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打ち消し線 テキストを ~~ で囲む。 f:id:ynakagawa33:20201003173825p:plain
スライド区切り マークダウンの水平線は Marp ではスライドの区切りとして機能します。
1行の中に、3つ以上のハイフンやアスタリスク・アンダースコアだけを並べるとスライドが区切られる。
ハイフンやアスタリスクのあいだには空白を入れてもよい。
マークダウンのエスケープ マークダウンの使う各種記号のエスケープは \ を使う。 f:id:ynakagawa33:20201003175216p:plain
テーブル 文章で説明しづらいので、プレビューを見ていただけると。 f:id:ynakagawa33:20201003181340p:plain
絵文字 : で囲まれた絵文字のショートコードや Unicode の絵文字を利用可能
f:id:ynakagawa33:20201003183040p:plain
おじさん構文は greymd/ojichat で生成
数式 $ で囲んだ場合、インラインでの数式表示、 $$ で囲んだ場合、ブロックでの数式表示が可能。
KaTex または MathJax どちらかの記法を選択できる。
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さらに Marp は画像の記法の拡張がされており、簡単にリサイズやスライドの背景に設定したり、フィルター処理をかけたりと色々できます。
詳細は公式のドキュメントに詳しくまとまってますので、見てみてください。

marpit.marp.app

それ以外のツール

ツール名 利用目的
Monosnap
  • スクリーンショットを撮る
  • 画面収録する
  • 動画を GIF に変換する
  • 強調のために枠線で囲んだり、下線を引く
  • 文字を入れる
draw.io
  • フローチャートの作図
  • アーキテクチャダイアグラムの作図
わびタイム After iOSDC Japan 2020 でスライドタイマーとして利用。メニューバーに時間が出るので、プレゼンターノートの邪魔にもならず、便利。

感想

私にとって iOSDC Japan は 2018 年にサーバーサイドエンジニアから iOS アプリエンジニアに転向して、すぐに参加したカンファレンスでとても多くの刺激をもらい、わくわくしたのを覚えています。
iOSDC Japan でキャッチアップした技術のいくつかは Sansan アプリやチームに導入して、メンバーが 2 名だった状態から 10 名へ拡大した今でもスピードを落とさず、開発ができてます。
iOSDC Japan 2019 でははじめてプロポーザルを提出することにもチャレンジしました。

fortee.jp

残念ながら、このときは採択されず、スポンサーとしてブース運営や iOSDC トークンのブログ企画に参加してカンファレンスの盛り上げに微力ながら、関与しました。

buildersbox.corp-sansan.com

また、 After iOSDC Japan 2019 にも LT で参加させていただき、トップバッターとして、場をあたためました。

speakerdeck.com

そして、今年、はじめてプロポーザルが採択され、スピーカーとして iOSDC Japan に参加することが出来ました。
はじめてのスピーカー参加でカンファレンスとしても、はじめてのオンライン開催ということで自分の出番が終わるまでは気が気でなかったのですが、パブリックビューイングで気軽に質問してくださったり、 Twitter のトラックごとのハッシュタグやニコニコ生放送のコメントで見てくださった方の反応があたたかく、緊張が解け、 Ask the Speaker では楽しいコミュニケーションの時間を過ごせました。

最後に After iOSDC Japan 2020 で再び LT で参加し、 Sansan アプリで採用できなかった Firebase In-App Messaging の供養が出来てよかったです。

speakerdeck.com

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