Sansan Tech Blog

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社内交流のために大規模OSTをやりました(3回目)

技術本部 Sansan Engineering Unit Data Hub グループの光川です。

先日、技術本部総会という、技術本部に所属するメンバーが一堂に集まるイベントの3回目が開催されました。その中のコンテンツとしてOST(オープンスペーステクノロジー)を実施しました。前回、前々回に引き続きOSTの運営に携わったので、レポートを書きます。


過去に実施した、OSTの記事はこちらです。
buildersbox.corp-sansan.com

buildersbox.corp-sansan.com

今回の技術本部総会は約250名が現地会場に集まり、任意参加のOSTには約100名が参加してくれました。

新しくやってみたこと

今回のOSTで新しくやってみたことは以下です。

  • セッションテーマの事前募集をやめて、当日に起票するという、初回のOSTのスタイルに戻した
  • OSTの全体テーマを決めた
  • OSTの運営サポート*1を辞めた
  • OSTの司会進行を自分以外の人におまかせした

セッションテーマの事前募集をやめて、当日に起票するという、初回のOSTのスタイルに戻した

前回は運営の都合でテーマを事前に集めましたが、当日起票してもらう方が高い熱量で議論できるのでは?と考えて、起票が集まらないリスクもありつつ当日その場で話したいことを起票してもらうスタイルにしました。

OST全体テーマを決めた

テーマがあったほうが起票を促しやすいのではという考えで「コラボレーション」という全体テーマを掲げました。全体テーマには部門を超えたコラボレーションが発生してほしいという想いを込めました。

OSTの運営サポートを辞めた

開催3回目ということもあり、参加者のみなさんがOSTへ参加することに慣れてきていることを期待して、運営から各セッションをフォローする動きは辞めました。

OSTの司会進行を自分以外の人におまかせした

1回目、2回目は自分が司会進行をしていました。今回はOST運営に手を上げてくれた山邉さんに司会進行をお任せしました。

やってみた結果

起票が集まった

今回は事前に28枠を用意していましたが、31テーマが起票されました。40テーマまで増枠できるように事前調整をしていたため、超過分もスムーズに受け付けました。
参加者の中にはOSTの常連になってくれている方もいて、今回も前回と同じテーマで議論をしにきましたという声もありました。

活発な議論が行われた

本組織でのOSTが3回目ということもあり、参加者の慣れを感じました。各テーブルがイーゼルパットと付箋を活用してくれていたので、ディスカッションへの途中参加もしやすかったです。

運営としてはパックマンルール*2を意識して、満席になっていそうなテーブルには椅子を追加して回りました。ディスカッションの最中はほとんど支援の必要のない状態でした。

全体テーマは機能しなかった

全体テーマを設定することにより、起票を促すという狙いは外れました。
起票のしやすさを狙って全体テーマを設定しましたが、「コラボレーション」という題目が難しかったという声もあり、逆効果になってしまいました。また全体テーマの存在に気づいていなかったというフィードバックももらいました*3

まとめ

今回もたくさんの人が参加してくれて、活気のあるディスカッションの場になりました。入社1年未満の人も社歴の長い人に交ざってディスカッションに参加してくれていました*4。イベントの事後アンケートでも新しい人脈につながったという声や、話が盛り上がり話したメンバーで後日会話をするためのSlackチャンネルを作ったという声も聞きました。

私はOST1回目を主催したときから「いち参加者として、技術本部のメンバーとOSTを楽しみたい」という野望を持っています。
OSTが文化として浸透してきた手応えを感じていますし、今回は司会進行も後任に引き継いだため、野望に一歩近づけたかなと思っています。

*1:各セッションテーブルに付いて、率先して付箋を書き始めたり、付箋を書くことを促す人。詳しくは前回ブログ参照

*2:https://kawaguti.hateblo.jp/entry/2020/01/09/063636

*3:OSTの説明時間にうまく説明の声が届いていなかったのが原因だと思っています

*4:名札の色で社歴が分かるようにしていました

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