こんにちは。関西支店で Sansan Data Hub のPMOをしている光川です。
最近はSplatoon3の発売を待ちわびつつ、モンスターハンターライズとSplatoon2に勤しんでいます。
先日、プロダクト開発部で半期に一度メンバーの仕事ぶりを讃えあうイベント「決起集会*1」をオンラインで開催しました。
オンラインのイベントでは、参加者の大半が話を聞くだけになってしまいがちで、全員に主体的に参加してもらうのは難しく感じています。 今回実施した企画では、多くの人に主体的に参加してもらうことができたので、この企画についてご紹介します。
背景
COVID-19以降、在宅勤務が長期化しています。そんな中でも有難いことに弊社には新卒・中途入社してくれたメンバーが多数居ます。
企画を実施する時点で開発部に所属するメンバーは167人。 組織規模が大きくなっている中で、所属チーム以外のメンバーと気軽にコミュニケーションを取ることが難しいという課題を抱えています。
そこで、決起集会の中でオンラインでもチームを越えてメンバーの人となりを知れる企画を実施できないかと考え、以下を企画の要件として掲げました。
- フルリモートで参加ができる
- 社歴を問わず参加ができる
- 職種を問わず参加ができる
- 何かしら学びのある時間にする
考えた企画
「自宅環境を紹介する」という企画を考えました。
自宅の環境を紹介するだけなら、社歴・職種を問わず誰でも参加可能です。 お互いに在宅勤務の環境を紹介し合うことで、環境改善のヒントになる学びを得られると考えました。
たくさんの人に在宅勤務の環境を紹介してもらいたかったため、参加しやすいよう以下のスタイルにしました。
- 「作業環境」に限定せず、「自宅環境」という広めのスコープを設定
- 紹介スライドを1枚作成してもらうのみにする
- 本人に代わって、司会から紹介スライドを発表する
準備したもの
企画を実施するにあたり、準備したものは以下の通りです。
- 自宅環境を紹介してくれる有志のメンバー
- 楽しいコメントを添えてスライドを紹介してくれる司会者
- 紹介スライドをまとめた司会者用の発表資料
- 紹介スライドを一覧にした参加者用資料*2
- 投票用のGoogleフォーム
発表資料は、弊社デザイナーの力添えにより素敵に仕上がりました。
工夫したポイント :資料
発表を見る人を飽きさせない工夫として、発表資料は1ページに複数の環境をまとめて表示しました。 参加者用資料を共有しておき、司会が環境を紹介している最中に、より詳しく知りたい場合は手元の資料で閲覧してもらえるようにしました。
工夫したポイント :投票
なるべく多くの人に主体的に参加してもらうため、見ている人に投票で参加をしてもらいました。 以下の観点でベストオブ「快適な自宅環境」を選んでもらいました。
やってみた結果
自宅環境を紹介してくれた人は15名。投票は83人が参加してくれました。
企画検討時の狙い通り、色んな職種・社歴の人(CTO、入社2カ月目の人、業務委託の人など)が環境を紹介してしてくれました。
紹介してくれた内容としては、机周りの癒し系フィギュア、ネコと働く作業環境、在宅勤務期間中に購入した家・マンションの間取り図、自宅の運動環境(スラックラインとフィンガーボード)、無頓着といいつつ細部までこだわった作業環境など、色んな環境の工夫を知ることが出来ました。
また、Slackでも活発にコメントが飛び交っていました。
実況チャンネルがあることで実際に声に出さなくても自分の思いを伝えることができるので、立場関係なく色々な人が発言してくれていました。
まとめ
在宅勤務が続く中、部内でコミュニケーションを取るキッカケになれば良いなと思い企画をしました。 いつもモニタ越しで見ている人たちはこんな環境で働いているんだなと思いながら、色んな人の快適な環境を作っているガジェットや工夫を知ることが出来ました。
是非みなさんも、組織やチーム内でお互いの自宅環境を紹介しあってみてはどうでしょうか?