こんにちは。CTO室の相場です。今月後半にCTO室メンバーでランニングイベントに出ることになり、ランニングが苦手な私はとても焦っています。
普段は技術系カンファレンスのスポンサーシップや勉強会などオフラインのイベントを中心に担当しており、先日開催したものづくりカンファレンス「Sansan Builders Box 2019」も4ヶ月かけて、企画から運営までを行いました。本イベントは2回目の開催となり、0から企画する苦労はないものの、同じではつまらないので、どう工夫できるか考えて企画してきたので、今回はそんなイベントの裏側をご紹介したいと思います。
開催日
まず最初のポイントは、いつ開催するか、です。初回はエンジニアが参加しやすい休日に開催しました。しかし今回は、開催する曜日に関わらず参加する価値があるイベントにすることを目指し、平日開催に決めました。参加者が集まるか不安な毎日でしたが、多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。そしてこちらの記事でも触れましたが、ちょうど「33」の日にもなるという偶然もありました。
デザイン
イベントのイメージを左右する重要な役目を担うキービジュアル。昨年のものから変更するかとても悩みましたが、初開催だった前年のイメージを踏襲し、さらにスマートにマイナーチェンジすることにしました。
ちなみにキービジュアルやイベントのLP、会場内の装飾や配布物、Tシャツはもちろん、クラフトビールや今回のイベントで初お披露目となったやビーフジャーキーも社内のクリエイティブメンバーが企画からデザインまで担当しています。
セッションのスライドも社内デザイナーが体裁を整えています。Speaker DeckのSansan公式アカウントで公開していますので、ぜひご覧ください。
speakerdeck.com
今回制作した中でこだわったのは「バーカウンター」です。Sansanオリジナルのクラフトビールは絶対に提供したいと、開催が決定してから早々にビールを手配しました。
クラフトビールは提供時の温度が重要なので、直前まで冷蔵庫で冷やして提供しなければなりません。「会場のバックヤードから運びやすい場所に置きたい」「ビールがおいしく飲める温度(冷やした状態)で提供したい」「何より目立たせたい!」ということで、ディスプレイとしての役割も担う冷蔵庫を備えたバーカウンターを設置することにしました。
セッション
セッションは運営側の企画とは別に、社内公募枠を作りました。予想を上回る応募があり、結果的には半数以上が公募から生まれたセッションとなりました。
セッション(オープニングとクロージング除く)は昨年同様サイレントセッション形式で実施しました。昨年は3セッション同時に別の場所にあるステージでやっていたのですが、立ち見となるセッションもあったので、今年は同じステージ上で2セッションとし、参加者の方は移動しなくてもレシーバーのチャンネルを切り替えれば好きなセッションを聞くことができるようにしました。
セッションの最後にslidoで集まった質問にその場で答える時間を設けていたのですが、そこで皆様からの質問を読み上げていたメンバーは今年の新卒です。来年はこの中からスピーカーが出てくれれば良いな、と思ってアサインしました。今から来年が楽しみです。
ブース
セッションの合間などに訪れてもらうよう、今年は部門ごとにブースを展開しました。法人向け名刺管理サービスSansanは、利用には会社ごとの契約が必要となるため実際に見たことがない方も多いかと思います。今回は、そういった方にどんなプロダクトなのか知ってもらいたく、展示を行いました。一方、個人向け名刺アプリEightは、企業プレミアムやEight Career Designなどのサービス紹介を行いました。参加者のEight利用率が高く、実際のユーザーとしての声を聞かせていただくことができ、Eight事業部のメンバーはとても参考になったと喜んでいました。
懇親会
「Sansan Builders Box」はイベントと本ブログを同名で行なっているので、懇親会で何か連動した企画を行いたいと考えていました。そんな時、ちょうどブログでDSOC千葉の連載記事「Geek Seek Toolsで買われた、気になるモノ達」の新作が公開されました。これだ!とブログで紹介したモノの中からPCバックパック、USBコンデンサーマイク、モバイルディスプレイをプレゼントする企画を行いました。当選された方に喜んでいただけて良かったです。
最後に
皆様お楽しみいただけましたでしょうか?
次回の開催に向けてこれから1年また悩みますが、来年もパワーアップしたSansanをお見せできるようイベントを企画していきますので、ぜひ楽しみにしててください。
本ブログ共々よろしくお願いします。
Photo:山平敦史