Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Microsoft Teams ビデオ会議アプリの作り方の紹介

こんにちは。技術本部 Sansan Engineering Unit 所属の八藤丸です。

私は中途採用で昨年9月に入社して11ヶ月ほどになる、関西支店で勤務するエンジニアです。

今回の記事では、6月末にリリース*1した Microsoft Teams ビデオ会議連携機能の概要とビデオ会議のアプリの作り方をご紹介します。

*1:Microsoft Teams のストア公開対応が完了していないため、まだストアからアプリを追加することはできません。。。

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【ネットワークの統計解析】第8回 事例紹介「Uber における GNN の活用」

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こんにちは. DSOC 研究開発部の黒木裕鷹です. 夏の訪れを感じつつある最近ですが,ランニングをはじめました. 形から入ろうと思い,かっちょいいシューズとウェアを揃えたのですが,なんとか1週間は続いており気分が良いです. まだまだ2, 30分走るだけでバテバテになってしまいますが,いずれは健康大魔神になろうと思っています.

さて,この連載では,自分の勉強・復習も兼ねて,ネットワークデータにまつわる(統計)解析を気の向くままに紹介しています. 前回の記事では,グラフラプラシアン・グラフフーリエ変換について簡単におさらいしました. あまり理論やモデルの紹介ばかりが続いても面白くないので,今回の記事ではビジネス応用の事例紹介をしたいと思います.

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【ML Tech RPT.】第25回 k-center クラスタリングを学ぶ

f:id:sansan_yoshimura:20210222095528p:plain DSOC 研究員の吉村です。あまり外出できない日々が続いているので、読書に勤しんでおります。直接業務に関係の無いようなものでも、蓄積しておくことでどこかで役に立つだろうという気持ちで幅広いジャンルの本に手を出しては、本の山が部屋を埋め尽くしています。

さて、今回は k-center クラスタリングについて見ていきます。普段は教師なし学習のことを調べることがあまりなかったので、個人的には新鮮でした。それでは本題に入っていきましょう!

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【Dive into the Economics of Networks】vol.4 ネットワーク形成ゲームが Exponential Random Graph Model (ERGM) に収束することを示す

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Sansan DSOC R&D 研究員の小松です。前回の記事では、ネットワーク形成ゲームがポテンシャルゲームとして表せることをみました。本稿では、ポテンシャルゲームとして表せるネットワーク形成過程が Exponential Random Graph Model (ERGM) に収束することを確認します。ERGM とは、観察されたネットワークがどのようなメカニズムで形成されたかを描写するための統計モデルです。ネットワーク分析において非常に重要なモデルの1つといって差し支えないでしょう。その ERGM にミクロ的基礎付けができることを示した Mele (2017) の内容を、引き続き見ていきましょう*1

*1:Mele (2017) が対象としているネットワークは directed ですが、本稿では前回に引き続き undirected network を考えます。本質的な議論は大きくは変わりませんが、undirected network のケースに関しては Mele and Zhu (forthcoming) を参照ください。

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SocSci Radio #2 社会ネットワークはデザインできるか

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こんにちは、Sansan DSOC R&D研究員の前嶋です。 SocSci Radio powerd by DSOCの第2回を配信しました。

SocSciラジオとは

SocSciラジオとは、Sansan DSOCの社会科学系データサイエンティストチームのM研究員が、 社会ネットワークの話題を中心に、社会科学の知識や知見をゆるっと紹介していくポッドキャストプログラムです。

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歴史をたどってディープラーニングを学ぶ 第十八回 GPGPUを学ぶCUDA入門編

こんにちは、ニューラルネット老人こと糟谷勇児です。

最近はメルカリでアンモナイトが入っている(かもしれない)北海道の石を買って化石発掘を子どもと一緒にやっています。
売っているアンモナイト化石はどれも立派なんですが、実際自分で掘ってみると1mmぐらいのアンモナイトとかもあったり、きれいに掘れなくてぶっ壊れたりしてリアル感があります。
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化石もGPGPUも自分でやってみるとリアル感が分かっていいですね。

そんなわけで今回もGPGPUをやっていきます。

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【Techの道も一歩から】第40回「Texthero で日本語を解析する」

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こんにちは。 DSOC R&D グループの高橋寛治です。

社内の研究開発部勉強会にて、Texthero が便利だという話を聞きかじりました。

Texthero は、テキストの前処理から変換、可視化までを pandas 上でうまく扱える Python パッケージです。 現状では、英語のみ対応しているパッケージです。

本記事では、日本語を解析できるように追加でコードを書いて使ってみたので紹介します。

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