こんにちは、Eight事業部で Eight Career Design(ECD)のフロントエンド開発をしている藤野です。新卒で入ったと思えばもう半年も経っており驚いている今日この頃です。
本記事は Sansan Advent Calendar 2020 8日目の記事です。
今回はEightのエンジニア限定でLT会を主催した話と開催にあたってのノウハウをお話できればと思います。
背景
まず今回のLTを開催しようと思い立った理由として以下の3つがあります。
1. Eight内での交流イベントが特になく、知らない人が多い
2. 地方にいるメンバーとの交流が少ない(コロナも関係している)
3. Eightのエンジニア同士の繋がりを増やしたい!
1つ目に関してですが、私はエンジニアとして新卒入社しチーム内のエンジニアや、他のEight内のフロントエンドを中心に触っている事業部内のエンジニアとはPR(Pull Request)、Slack等でよく会話をしています。ただ、他の領域や、部署の方とはあまり交流がありませんでした。また、それといったイベントもEightには今のところありません。
なので顔と名前はなんとなく知っているけど、この人がどんな人なのか、何をしているのかを知らないという問題がありました。
次に地方にいるメンバーとの交流がないことです。いまEightには名古屋と神山オフィスがあり、そこに勤務しているエンジニアとはオフィスで顔を合わせることも滅多にありません。
コロナ前にはEightのエンジニアでの合宿などで顔を合わせる機会もあったのですが、それも今では難しくなってしまいました。
そのため、今回のLTを通して普段関わりのないEightのエンジニア同士の親睦を深められればと思い開催に至りました。
開催するにあたり大切にしたこと
LT会を開催するにあたって、今回の目的であるEightのエンジニア同士の親睦が深められるような会にするよう、以下のことを大切にしていました。
必ず何かしゃべること
LT会をやる、となると参加してくれる人は多くいると思いますが、同時に聞くだけになってしまう人が多くでてきてしまう問題があります。
これは今回の目的である参加者の繋がりを強くすることにはならないと感じたので、LTに参加する人には必ず何か1テーマを喋ってもらうことを参加条件としました。
ハードルを上げすぎない
大体のエンジニアのLTのイメージは
- 業務での話
- 好き・ハマっている技術
- LT感のある面白いエンジニアリング
あたりだと思います。ただ、このレベルのスライドを考えるとなるとそれなりに時間も必要ですし、業務と並行するとなるとなかなかハードルが高くなります。LTに参加してくれる人が少なくなってしまうのは本末転倒なので、それを避けるため、参加するハードルを下げることを意識しました。
具体的な例だとまず一つはトーク内容をフリーにしました。技術の話、業務の話、趣味の話、ポエム等いろいろなトークテーマを許容することで参加ハードルを下げました。これに関しては賛否両論あると思いますが、今回の「Eightのエンジニア同士の親睦を深める」という目的に対しては適していたと思います。
次に発表時間を厳密に決めることはせず、大体5〜10分くらいという緩い制約としました。今回のLTは本気の発表というわけではないので、このくらいの緩さが適度でした。
slackでの告知
LT会当日
当日は東京8人、名古屋3人、神山1人の計12人が集まりました!
コロナ禍であるので、大きい会議室を予約しソーシャルディスタンスに配慮しながらの開催となりました。
神山、名古屋とはGoogle Meetで中継を繋ぎ、スクリーンに映し出して互いの顔を確認できるようにしました。
また、オフラインとオンラインのメンバーで交互に発表を行ったり、ガヤが聞こえるようにマイクを増やしたり等、オンライン参加しているメンバーが疎外感をなるべく感じない様に配慮しました。
今回のLTで発表されたテーマを一部抜粋して紹介すると
- ゲーム理論で見るPRODUCE 48
- Webアプリケーションのアーキテクチャパターンから読み解くNext.js
- 人生で初めて財布を落とした話
など、好きなテーマを皆話してくれたのでとても盛り上がりました。
技術系の話が一切なくなるんじゃないか?と最初は思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
LTを振り返って
今回のLTを通してよかったと感じたのは以下の点です。
- 全員発表なので参加者全員とコミュニケーションができた
- テーマに縛られていないのでその人の性格がなんとなくわかった
今までに話をしたことがない人との交流ができたことはとても良い経験でした。
後日談にはなりますが、参加した他部署のエンジニアの方々とも日常的に会話をする機会ができたので、今回のLT会は成功だったなと感じています。
対して難しかった点もありました。
- 業務時間後なので時間が限られている
- 全員発表だと時間がタイトで、各発表に対する質問・感想の時間がない
ただ、感想に関してはガヤやSlackチャンネルなどで言い合っていたのでそこまでデメリットには感じませんでした。
次回以降の開催時には、人数に応じて開始時間を決定しようと思います。
まとめ
今回は社内のLT開催についての話をしました。
継続的で、無理なくLTを開催していくには参加ハードルを下げることがとても重要だと感じました。
開催するにあたっていろいろなアドバイスをしてくださった皆様、忙しいにも関わらず参加してくださった皆様ありがとうございました!
業務とは直接関わりがなくても、このように同じEightのエンジニア同士で交流するのはとても大切だなと思いました。
buildersbox.corp-sansan.com
buildersbox.corp-sansan.com
buildersbox.corp-sansan.com