Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

イベント週1開催をとにかくみんなで頑張った話

こんにちは、人事本部 HRコミュニケーション室の馬場 (@tokyo_887) です。本記事は技術広報 Advent Calendar 2023 22日目の記事です。
qiita.com

Sansanにジョインしてからこの12月で丸3年が経ち、現在はSansan Tech Blog技術イベントの運営サポートに携わっています。
こちらの記事では、2023年6月からの半年間で向き合ってきた技術イベントについてお話しします。

イベント定期開催の決定

6月に入るタイミングで、当社のエンジニア組織である技術本部の方針としてイベントを定期開催することになりました。
技術本部メンバーのアウトプットの場、そして日々の取り組みや知見の言語化を通して知識を補完できる場を創出することを目的としています。

また、情報発信を通して、Sansanという会社にさまざまなプロダクトがあることや、多様なキャリアを積んだメンバーが集まっていることを認知してもらえる良い機会になるなと思いました。

技術本部として、まずは可能な限り量をこなしたかったため、週1回以上の開催を目標としました。
その結果、6月から11月末までで27件*1のイベントを開催できたため、定量的な目標はクリアしました。

前期と比較しても6件*2から27件と4倍以上になっていることから、プレゼンスの向上につながったのではと感じています。

準備、準備、準備!

久しぶりの自主開催イベント。新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行されたこともあり、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催することになりました。
初めて外部向けのイベントの運営をすることになった私ですが、これまでは先輩方がリードするオンラインイベントのサポートがほとんどだったため、自分の記憶にある先輩方の背中と過去のドキュメント、Slackの履歴が頼りでした。また、社内勉強会であるTech道場にて、オンラインとオフライン合同で開催した経験があったため、なんとか運営のイメージができました。

当社のイベントは技術者が企画を検討していくスタイルで進みます。運営側はひたすら必要な物を確認して揃えていくだけで、イベントをやりたいと手を挙げたグループの技術者たちが企画から発表の準備まですべて行うため、かなり大変だったのではないかと申し訳なく思うこともしばしばありました。

イベントを振り返る

実際にどんなイベントを開催したのか、いくつかピックアップしてご紹介します。
当社のデザイナーが制作してくれた一つひとつのアイキャッチも素敵なので、ぜひconnpassページからも閲覧してみてください!

【Sansan Tech Meetup】インフラエンジニアが考えるプロダクトと組織

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インフラエンジニアたちがどのようにプロダクトや組織に向き合っているのか、どのような取り組みや改善をしているのかを発表しました。登壇が初めてのメンバーもおり、Q&Aで回答に詰まってしまった際に先輩社員が応援していたシーンは、関係性の良さが垣間見えて私もほっこりとした気持ちになりました。
👉 イベントレポート
アーカイブ動画も公開していますので、ぜひ映像でもお楽しみください!

【Sansan Tech Meetup】急成長する SaaS を支えるエンジニア成長支援の取り組み

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2020年のサービス開始時からエンジニアの数が4倍になったインボイス管理サービス「Bill One」の開発組織で、エンジニアの成長支援のために取り組んでいることを発表しました。Globalグループに所属する木村の「エンジニアの成長に向き合う評価と目標設定」は多くの反響をいただきました。
👉 木村の発表資料

【Sansan Tech Meetup】TypeScriptを活用した型安全なチーム開発

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どのようにすれば型安全なチーム開発を実現し、複雑性の増加を止められるか。TypeScriptをベースとした施策を通して知見を共有しました。合計で225名もの方にお申し込みいただき、当日の現地会場では23名の方とお会いできました。中心となって動いていた秋山の発信力の高さに感心しました。
👉 秋山のブログ記事

若手エンジニア寿司パ <若手が活躍できる環境について>

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第二新卒をはじめとする20代の若手エンジニアを対象に、お寿司とお酒を楽しみながら交流するイベントを開催しました。これまではLT形式での発表が多かったのですが、パネルディスカッション形式でお送りする新しいスタイルでした。第1弾の寿司パが好評だったため、12月には第2弾として肉パを開催しました。また、2024年1月下旬には関西支店でも寿司パを開催する予定ですので、ぜひご参加いただけたらと思います。

Sansan R&D TECH SHOWCASE -ビジネスをドライブするR&Dのウラガワ大公開-

sansan.connpass.com
6月に開催したSansan R&D TECH SHOWCASE 2023。2回目となった今回は6つのLTを通じて、どのように高速に仮説検証をすすめ、リリースを実現しているのか発表をしました。研究開発部の西田が執筆した、登壇メンバーへの愛情が伝わるイベントレポートも必見です!
👉 イベントレポート

6月から11月にかけての変化

6月から8月にかけての3カ月間は自主開催イベントがほとんどでしたが、9月からは他社さんとご一緒させてもらう機会が増えてきました。当社のイベントやカンファレンスなどでつながることができた皆さんのおかげです。技術者たちにとって外部の方との交流の機会が増えることは良いことですし、私自身も多くの学びを得ることができました。

社外から社内へ、社内から社外へ

6月以降、とにかくみんなでイベントに向き合ってきましたが、社外に向けた発信が社内にも届いているなと実感しています。イベントの内容そのものについてはもちろん、"発信することの重要性"の認知も少しずつ向上してきていると思います。その結果として、アウトプットの機会を増やすべく技術本部で社内LT会を定期開催しようという動きも出てきており、有志のメンバーを募って11月には1回目の社内LT会を開催しました。*3これは比較的発信のハードルが低く挑戦しやすい社内でのLTを経験し、ゆくゆくは社外向けにアウトプットしていこうという取り組みです。社外から社内へ、社内から社外へ、好循環を生み出せるよう私も支えていきたいです。

さいごに

どのイベントにも思い入れがあり、社内外の方を問わず関わってくださった皆さんにはとても感謝しています。
私自身、イベントを通じて当社の技術者たちとの交友の幅がかなり広がり、一人ひとりの仕事に対する熱意や気さくでオープンな人柄など、技術力の高さだけではない魅力を改めて感じることができました。
(私の立場でこれを言ってしまうと胡散臭く聞こえてしまって悔しいのですが…笑)
これからも一人でも多くの方とつながれるように、引き続きイベントにも向き合っていきますのでイベントへのご参加、登壇・共催のお声がけなど心よりお待ちしております。
sansan.connpass.com

来年も引き続きよろしくお願いいたします🙇‍♀️



私が所属するHRコミュニケーション室 採用ブランディンググループでは、デザイナーを募集しています。
先述したconnpassのアイキャッチ制作をはじめとするイベントクリエイティブの開発など、Sansanの新卒および中途採用力の向上を目指した取り組みに携わるポジションです。
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open.talentio.com

*1:Sansanアカウントのconnpassにてイベントページを公開したもので、他社さんとの共催イベントなども含めてカウントしています。

*2:お声がけいただいた共催イベントも含みます。

*3:個別のグループやコミュニティでは一部開催していることもありました。

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