はじめに
こんにちは。技術本部 CTO室の中村です。
先日、3/19にオフラインイベント「データマネジメント戦略Night - 4社のリアルを語る会」をSansan本社にて開催しました。
本記事では、イベントの様子を簡単に振り返ります。
イベントレポート
本イベントでは、Sansan、GA technologies、kubell、レバレジーズの4社の方によるLTとクロストークセッション、そして懇親会を行いました。
開催告知から想定を超える多数の参加登録を頂き、当日は50名を超える方にご参加いただき、大変盛況なイベントとなりました。
LT1. 不動産テックのデータマネジメント戦略
株式会社 GA technologies 是枝さん

是枝さんからは、不動産領域特有のデータの難しさと、それに向き合うためのデータマネジメント戦略について発表いただきました。
「データ基盤をコストセンターからプロフィットセンターにする」という方向性を掲げており、プロアクティブにデータの活用を促進するためのデータマネジメント組織のロール設計や具体的な業務まで踏み込んで紹介されていました。
現場に踏み込み地道に課題を解消していくことや、データを活用したプロダクトの開発まで幅広くなんでもやっていくというスタンスは、データマネジメントの本質を捉えたものであると感じました。
LT2. 「捨てる」を設計する
株式会社kubell 合田さん

合田さんからは、データエンジニアリングにおけるライフサイクル設計の観点での取り組みについて発表いただきました。
AIを活用することで、dbtモデルが作りやすくなった反面、捨てるという意思決定が難しく管理対象が増えていく・・・ というのは弊社でも起きている課題であり、とても共感できる内容でした。
それに対処するため、EDAのようなモデルであれば有効期限をちゃんと設定することや、exposureを明記して「捨てやすくする」工夫などは、実践的なアプローチで、非常に参考になりました。
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LT3. 中央集権型を脱却した話
Sansan株式会社 永井

弊社のデータチームに所属する永井からは、全社横断データ基盤のアーキテクチャ変遷についての発表でした。
データサイロを解消するために中央集権型のデータ基盤を構築、そこからデータエンジニアチームがデータ活用のボトルネックとなり、分散型を目指したものの、最終的にHub/Spokeの連邦型にたどり着いたという内容でした。
また、連邦型でデータマネジメントを進めるために、責任の境界の設計が重要であることや、実際にこの構成にしてから変わった社内のデータ活用の様子などの知見が共有されました。
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LT4. DMBOKを使ってレバレジーズのデータマネジメントを評価した
レバレジーズ株式会社 田代さん

レバレジーズは多数の事業を展開しており、データマネジメントに関するプロジェクトが都度発生、対応していたが、単発的であり、個別最適となってしまっていたという課題があったそうです。
そこでDMBOKの11領域をベースとしつつ、現実的に自社に適用可能なように評価項目を策定し、2024年と2025年に2つのサービスにおいて評価を実施し、浸透レベルの変化の要因分析を行ったという内容でした。
データマネジメントはすぐに変わるものではないですが、定期的にアセスメントを行い、解決するべき課題を特定し対処していくことは、是非弊社でも取り入れたいと感じました。
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クロストークセッション
クロストークでは、登壇者の方とモデレータにレバレジーズの原駿さんをお迎えし、様々なテーマでディスカッションを行いました。
「AI時代のデータの民主化」や「求められるケイパビリティ」など、異なる事業/規模の企業に所属する方々ならではの多様な視点からの意見を聞くことができ、とても刺激的でした。
懇親会
LT&クロストークの後には懇親会も行われました。
懇親会では、転職ドラフト様よりスポンサービールも提供いただきました。おいしいビールを飲みながら、データマネジメントやAIに関する意見交換や登壇者へのLT内容を深掘りした質問が活発に行われ、オフラインイベントならではの交流が生まれていました。
また、私自身は名古屋にある中部支店に勤務しているため、データ領域の話題を深く話せる機会が少なく、とても貴重な時間でした。
おわりに
改めて、ご登壇いただいた皆さま、会場にお越しいただいた参加者の皆さま、本当にありがとうございました!
当初の想定を超える多くの方にご参加頂けたこともあり、今後も継続して開催していく予定ですので、次回も是非ご参加いただければと思います。
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