こんにちは、技術本部研究開発部の高橋寛治です。
2025年6月11日(水)、Sansanの中部支店にて初のエンジニア向けイベント「本社じゃなくても挑戦できる —— 名古屋拠点研究開発部オープンセッション」を開催しました。
本記事では、イベントの様子を振り返りながら、名古屋で活躍するエンジニアの挑戦と働き方をご紹介します。
イベント開催の背景
Sansanは東京本社を中心としながらも、名古屋・大阪・福岡など全国に拠点を展開しています。
中でも名古屋にある中部支店は研究開発部のメンバーが数多く在籍し、プロダクトを技術面から支える重要な拠点の1つです。
今回のイベントは、「地方拠点=挑戦機会が少ない」という先入観を打ち破るべく開催されました。
イベントページ: https://sansan.connpass.com/event/351995/
登壇内容ダイジェスト
1. 地方移住のリアルと新しいキャリアの形
登壇者:山本 亮太(研究開発部 Architectグループ)
山本は、東京から名古屋への移住経験とともに、地方での働き方や評価、成長機会について等身大の視点で語りました。
- 名古屋移住を決断した背景(住環境・好奇心)
- 実際の生活コスト・住み心地の違い
- 評価やキャリア形成における「場所」の関係なさ
人間関係に関する不安の解消や名古屋の住み心地の良さについて力強く語られていました。
2. Bill Oneを支える名古屋発の技術開発
登壇者:成田 泰基(研究開発部 Data Analysisグループ)
成田からは、地元・愛知で挑む最前線の研究開発業務について発表がありました。
- 中部拠点における研究員の日常
- 経理DXサービス「Bill One」における請求書自動データ化
- 内製Vision Language Model「Viola」の紹介と応用
現場の研究者ならではのディープな視点が会場を惹きつけていました。
3. 名古屋発のMLOps基盤チームの挑戦
登壇者:宮地 宏一(研究開発部 Architectグループ Platformチーム)
宮地は、2025年6月に立ち上がった中部支店メンバーのみで構成されるPlatformチームの事例を紹介しました。
- 同一拠点での密なコミュニケーション(出社・朝会・プランニング)
- Kubernetes基盤「Circuit」の運用・移行プロジェクト
- 拠点横断の情報距離を埋める工夫
中部支店での「チームの再始動」というチャレンジの取り組みに対する熱意がこもった発表でした。
中部支店は“挑戦の拠点”
イベントを通じて感じられたのは、中部支店ならではの"密なチーム連携"と"自由なチャレンジ精神"です。 物理的な距離に縛られることなく、リモートや非同期を活用しながら本社と同様に価値を創出する文化が根づいています。
参加者からは、「挑戦が楽しそうで、興味が湧いた」 といった声が寄せられました。
最後に
Sansan中部支店では、現在エンジニアを募集中です。
「拠点にとらわれず挑戦したい」「開発と組織作りの両方に関わってみたい」という方は、ぜひ一度お話しましょう。
Sansan技術本部ではカジュアル面談を実施しています
Sansan技術本部では中途の方向けにカジュアル面談を実施しています。Sansan技術本部での働き方、仕事の魅力について、現役エンジニアの視点からお話しします。「実際に働く人の話を直接聞きたい」「どんな人が働いているのかを事前に知っておきたい」とお考えの方は、ぜひエントリーをご検討ください。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
次回の名古屋発イベントも、ぜひご期待ください。