Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Sansanエンジニアのリアルな日常 Vol.1

こんにちは、技術本部 VPoE室の島津です。

当社は、2024年9月にJR渋谷駅直結の「渋谷サクラステージ」に本社を移転しました。
移転した新しいオフィスでの日々の働き方や、オフィスの活用について、Sansanエンジニアのリアルな日常を連載形式でお届けしていきます!
それぞれがどのように働き方を選び、オフィスをどのように活用しているのか。
第1回目の今回は、3名のエンジニアのリアルな日常をお届けします。

朝7:30、Parkから始まる一日。出社が働き方のリズムをつくる

1人目:Sansan Engineering Unit 兼 研究開発部 笹川

2023年4月に入社し、現在はSansan Engineering Unit 及び 研究開発部 部長としてサービス開発の強化を担っている笹川の一日は「Park」から始まります。

普段の働き方について教えてください

笹川:出社頻度は週4-5日くらいです。早起きなので7:30頃に出社し、2時間ほど28Fの「Park」というオープンエリアで仕事をしてから、ミーティングなど通常の業務に入っていく、というのをルーティンにしています。

朝早い時間は人も少なく、集中して仕事ができます

「出社してよかった!」と感じたエピソードはありますか?

笹川:Parkは多くの社員が出社時に通るので、特に部署外の人とのコミュニケーションをとるよい機会となっています。
例えば笹川に相談したいことがある人が来て雑談や、もう少しシリアスな1on1が始まったり、その日の夜の飲み会が決まったりすることもあります。


仕事をする中で、リモートでは難しかったなと感じる瞬間はありますか?

笹川:複雑な設計を複数名で議論するときに、個人的にはホワイトボードやイーゼルパッドを超える道具はまだ無いなと思っています。miroやfigmaなどのツールはありますが、最初期のまだ柔らかいアイデアを固めていく作業はリモートだけだと効率よく進めることは難しいなと思います。

実際にオフィスを有効活用しているエピソードはありますか?

笹川:技術系の職種全部門の採用面接を担当しているのですが、日々の実際の仕事の様子や、そのプロダクトが置かれている状況を物理的に見られたり、必要であれば質問をできることは、面接の内容や、その後のアトラクトなどに非常に有効につかえています。

所属する部署 / チームでは出社日を揃えるなどの工夫はされていますか?

笹川:しています。特定の曜日を出社推奨日にするほか、プロジェクトのキックオフなどで関係者全員が合わせて出社し、メンバーの顔合わせ、ホワイトボードを囲んで設計の議論、オンサイトの1on1など、同期的なコミュニケーションが向いている作業をしています。

家庭との両立。ワークライフバランスを取り入れた働き方

2人目:Bill One Engineering Unit 川原

2025年3月に入社した川原は、前職ではフルリモートの環境からの転職ということで、前職とはまた違ったオフィスとリモートのハイブリッドな働き方を実践されています。

普段の働き方について教えてください

川原:普段の働き方は、基本的に週3回の出社を心がけています。家庭との両立も考慮しており、妻の仕事が忙しい日は育児のために在宅勤務を選択しています。このようにワークライフバランスを取りながら、オフィスと在宅のハイブリッドな働き方を実践しています。

実際に前職はフルリモートだったとお聞きしましたが、リモートでは難しかったなと思う瞬間はありましたか?

川原:前職でのフルリモート経験から、オンラインだけのコミュニケーションには限界があると感じました。特にプロジェクトが困難な局面を迎えた際、気軽な雑談や悩みの共有がしづらく、メンバー間の心理的な距離が開いてしまうことがありました。対面でのコミュニケーションであれば自然と生まれる何気ない会話や、表情やジェスチャーを通じた感情の共有が難しかったです。

「出社してよかった!」と感じたエピソードはありますか?

川原:Bill Oneプロジェクトに参画して間もない頃、ジュニアメンバーが設計に苦労している場面がありました。その際、出社日を合わせて対面でコミュニケーションを取り、一緒に設計を進めることで、スムーズに問題を解決することができました。直接対話することで、細かなニュアンスやアイデアの共有がスムーズになり、オンラインでは得られない効果的な協働が実現できました。この経験から、特に複雑な設計作業や新しいメンバーのサポートには、対面でのコミュニケーションが非常に有効だと実感しています。

所属する部署 / チームでは出社日を揃えるなどの工夫はされていますか?

川原:特に意図的な出社日の調整は行っていませんが、全社会議などの予定があることで、自然と出社日が重なることが多いです。これにより、必要なコミュニケーションは十分に取れている状況です。また、チームメンバーそれぞれが家庭の事情や業務の都合に合わせて柔軟に出社日を決められる自由度を保っています。

オフィスで好きな場所・設備はありますか?

Parkが一番のお気に入りです。Parkは気分転換や仕事の効率化に活用しています。洗練された美しい空間で、ミーハーな気持ちもありますが、そこにいるだけで気分が上がります。仕事の合間のリフレッシュや、同僚との交流の場として、Parkはとても気に入っています。

ある日のParkの様子

バーチャルオフィスとリアルオフィス。ハイブリッドな働き方の工夫

3人目:Bill One Engineering Unit 松原

Bill One Engineering Unitのエンジニアリングマネジャーとして品質改善や組織強化を担っている松原は、バーチャルオフィスツールを活用しながら、ハイブリッドな働き方を実践しています。

普段の働き方について教えてください

松原:現在は週に複数回出社しています。出社するのは、対面でのイベントや合宿、飲み会など、対面でのコミュニケーションが重要な場面があるときが中心です。Teamflowというバーチャルオフィスを活用しているため、リモートと出社の切り替えにも違和感がなく、柔軟に働けています。

Bill Oneルーム

「出社してよかった!」と感じたエピソードはありますか?

松原:イベントストーミングなど複数部署が関わる議論や、評価タイミングなどは、出社して対面で行うことで大きな効果を感じました。オンラインだとどうしても会話にラグがあり、相手の表情も読み取りにくいため、伝わり方や理解にズレが生じがちですが、対面ではそのようなストレスがなく、意思疎通がスムーズで、議論や評価の場として非常に充実した体験が得られました。

先日行われたBill Oneの様子。過去最大規模の合宿でした

仕事をする中で、リモートでは難しかったなと感じる瞬間はありますか?

松原:ちょっとした相談や雑談を通じて得られる気づきや情報が得にくいときです。例えば、業務の進め方に悩んでいたとき、出社していた同僚との何気ない会話の中でヒントを得られたことがありました。リモートでは目的がはっきりした会話が中心になるため、そういった偶発的なコミュニケーションの価値を改めて実感しました。

実際にオフィスを有効活用しているエピソードはありますか?

松原:オフィスには大小さまざまな会議室が揃っており、打ち合わせの内容やコンディションに合わせて柔軟に場所を選べるのが便利です。特に1on1のような対話が中心となる場面では、静かな環境で落ち着いて話ができるため、オンラインよりも効果的だと感じています。また、事業部のメンバーともすぐに顔を合わせられる距離感なので、PdMやデザイナー、カスタマーサクセスのメンバーとの連携もしやすいことも特徴です。

オフィスで好きな場所・設備はありますか?

松原:オフィスの下にある商業施設と充実したドリンク・軽食の設備です。気軽に同僚とランチに行ける環境はリフレッシュになりますし、オフィスにはコーヒーの自動販売機や、無人決済店舗なども揃っていて、忙しい日には本当に助かっています。


最後に

いかがだったでしょうか?今後もSansanエンジニアのリアルをお届けしていきますので、お楽しみに!

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