Sansan Tech Blog

Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信

Rubyコミュニティを企業の中の一人として盛り上げる

Eight事業部 Engineering Group 兼 CTO室の南谷です。

私は普段から様々な Rubyコミュニティに顔を出したり運営に携わったりして巷の Rubyist たちと交流しているのですが、その楽しい時間はスポンサー企業に支えられていたりします。

私はコミュニティ支援にとても意義を感じており、自分自身でも様々なコミュニティをお手伝いするほか、所属する Sansan でもその幅を増やせるよう活動してきました*1。そのことがCTO室での役割でもあります。
この記事ではそういった背景の中で、今年 Sansan が行った Rubyコミュニティへのサポートをまとめたいと思います。


Omotesando.rb

omotesandorb.connpass.com

Omotesando.rb は表参道周辺のエンジニアが集まって Ruby の周辺技術に関する何かを行う地域 Rubyist コミュニティです。毎月第一木曜日に開催しています。

Sansan と grooves さんのエンジニアたちが立ち上げて、私は33回から運営に入っています。

発起人の「気軽に立ち寄れる場所」にしたいという想いを受け継ぎ、私もそんな気持ちで運営しています。

今年はSansan は 43, 45, 47, 49, 51, 53 回のスポンサーをしたほか、Business Bank Group さんとカカクコムさんにも会場及びフード・ドリンクスポンサーをしていただきました。ありがとうございました。

2020年も続けていきますので気軽に遊びに来てくれると嬉しいです。

毎度面白い LT が聞けて楽しいのですが、もう少しコードを書く成分が増えるといいのかなぁなんてちょっと悩み中だったりします。もっとみんなが来たくなるような一捻りを加えたいと思いつつ、もやもやしています。

是非遊びに来てご意見いただけると嬉しいです。

Rails Girls Japan

railsgirls.jp

Rails Girlsはより多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティです。

今年 Sponsor 要項が見直されて、とてもわかり易くお得感のあるものになりました。

Sansan は2019年の6月から年間 Sponsor になりました。

今見るとまた年間 Sponsor の会社さんが増えてて盛り上がりを感じます。

私自身 Coach として各地の Event に参加させていただきました。

感想を私の Blog にまとめたので、よろしければ読んでやってください。
www.yuki3738.net


Rails Developers MeetUp 2019

railsdm.github.io

Ruby on Railsの作者である、DHHがオンラインで参加者の質問に答える特別講演も実施!また、Rails Core Teamの、Jeremy Daer氏も来日する、3トラック並行で全69セッションが行われる、過去最大規模の Ruby on Rails のカンファレンスとなります。

Ruby界の2019年目玉イベントのひとつでした。外苑前のOracleさんのオフィスで行われました。

このイベントで Sansan は Day1 のビールスポンサーとして Eight オリジナルビールを提供させていただきました。

ビールの写真

こちらも私の Blog に感想を書いているので良かったら見てやってください。
www.yuki3738.net


RubyKaigi 2019

世界中の Rubyist のお祭りRubyKaigi。今年は福岡で開催でしたね。

私もご多分に漏れず多くの Rubyist との交流と、福岡グルメを思い切り楽しみました。

Sansan は Lanyard Sponsor として参加者の Lanyard (ネックストラップ)と Name Card を提供しました。
jp.corp-sansan.com

RubyKaigi のネームカード
Name Card 中に Ruby 付箋を仕込んでました。

この Ruby 型の付箋にメッセージを書いて、Sansan ブースでパネルに貼るとノベルティプレゼント! という企画をやりました。

好評いただいて多くの皆さんからメッセージ入りの付箋をいただきました。

慌てて4枚目のボードを発注、設置したときの写真です。

沢山の付箋がボードに貼られている写真

2020年は何をしようかとクリエイティブメンバーと今から相談を始めています。来年の企画にもご期待ください!

RubyKaigiには約20名ほどの Sansan の Rubyist たちが参加しました。

Sansan の Ruby エンジニアの集合写真

会社としてもこのイベントにかける想いは強く、VPoEをはじめとした社内のメンバーが良い記事を残してくれています。まだ読んでない方は是非読んでみてください。
buildersbox.corp-sansan.com

buildersbox.corp-sansan.com

buildersbox.corp-sansan.com


RubyKaigi 5K 2019

RubyKaigi 終了後の翌朝(つまりRubyKaigi 4日目の朝)に 5km ランニングするイベントです。
rubykaigi5k.connpass.com
ロゴと説明文は Ruby Committer の Zzak が作ってくれましたw

今年で4回目のイベントでした。
www.yuki3738.net

ありがたいことに毎年参加者数が増えて今年は19名の方に参加いただきました。

Sansan はTシャツスポンサーとして参加者の皆さんにTシャツを提供しました。

RubyKaigi 5K 参加者の集合写真

来年はスタッフを増やしてもう少し大きなイベントにしてみようかと企んでおります。乞うご期待!

AFTER RubyKaigi

このブログでもちょこちょこ登場している CTO室 鈴木由香 が企画し、ZOZOテクノロジーズさんとラクスルさんと合同で開催しました。
raksul.connpass.com

LT とパネルディスカッション、そして懇親会というイベント内容でした。

私は僭越ながらパネルディスカッションで登壇させていただきました。あんまりトークは得意じゃないし特にディスカッション形式となるとアドリブ力が必要なので戦々恐々としていましたが、結果的には一緒に登壇した皆さんと楽しくお喋りした感じで終わりましたw

エンジンがかかってきた頃に時間切れとなってしまい実はもうちょっと喋りたかったのですが、そのエネルギーは懇親会で放出しましたw

終始和気あいあいとした雰囲気で、参加者からも楽しかったと感想をもらいました。楽しんでもらえる企画となりよかったです。

こちらのイベントは仕掛け人自らまとめてくれています。
buildersbox.corp-sansan.com


Tama Ruby会議01

tama-rb.github.io

Ruby コミュニティの新星 Tama.rb による 地域Ruby会議です。テーマは「Rubyistとしての成長」。

Sansan は Food Sponsor としてこのイベントに協賛しました。

Tama.rb のオーガナイザーの fuqda さんがスポンサーの打診をしてきてくれたのがきっかけとなりました。

スポンサー要員として、私が LT をさせていただきました。キーノートで登壇されたお二人とのエピソードと「成長」を絡めたつもりです。100人以上を前に会社PRをしたのは初めてだったので良い経験値を得られたと思っています。

Tama.rb のメンバーは真面目でしっかりしていて、でも雰囲気の柔らかい人たちが多い印象です。

このイベントもなんだかほんわかした空気が流れていたなぁと思うイベントでした。(登壇者は鬼気迫っていたと思いますがw)

コミュニティメンバーもキーノートのお二人もメンバーも登壇する方も知っている方が多かったので自然と応援に力が入りました。

こちらのイベントもオーガナイザーの @fuqda さん自らがまとめてくれています。
fuqda.hatenablog.com

楽しい会を開いてくださり、ありがとうございました。お疲れ様でした!


Tama.rb

tamarb.connpass.com

Tama.rb の定期イベントで『Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門』をモブプロする会があります。

Sansan はこの会の会場提供をしています。


エディタ毎にチーム分けして、みんなで議論しながらよりよい RSpec の書き方を探求しています。

RSpec を学びたい方は参加してみてはいかがでしょうか。


RubyWorld Conference 2019

2019.rubyworld-conf.org

Rubyist の聖地、島根県は松江市で毎年行われる Ruby の祭典です。

参加者数のべ1000人以上、RubyKaigi に次ぐ規模の国際カンファレンスで、自治体の方々も一緒になって盛り上げているのが印象的なイベントです。

Sansan はここ数年このイベントに協賛していて、今年は Platinumスポンサーとして参加しました。

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井上浩 実行委員会副委員長によるスポンサー企業の読み上げ

このイベントもしっかり感想文を書きました!松江のグルメブログ要素も含まれていますw
www.yuki3738.net


まとめ

Sansan が今年協賛させていただいた Ruby 関連のイベントは以上になります。

Ruby だけではなく、Sansan はこの他にも沢山のエンジニアイベントに協賛しています。

引き続き、Rubyコミュニティをはじめ Tech業界の盛り上げに貢献していきたいと思っています。

どこかのイベントやカンファレンスでお会いしたら仲良くしてやってください。

*1:会社と方針が合うことが前提ですが

© Sansan, Inc.